理工・生命科学部教養科目KLAC Course
LNG100LC言語学概論Introduction to Linguistics
小屋 多恵子Taeko KOYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H3088 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category | 人文・社会・自然科学系 |
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Outline (in English)
This course introduces students to language corpora as a resource for linguistic analysis. Students will learn the central concepts of corpus linguistics and some basic skills necessary in conducting a corpus investigation, find out how corpora are influencing recent trends in linguistic research, and have opportunity to apply corpus-based methods in their own work.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
コーパスとは「電子化された言語資料」であり、コンピュータの発達により1960年代に世界初のコーパス(ブラウンコーパス)が登場して以来様々なコーパスが世界中で編纂されている。その結果、コーパスを用いて、英語の様々な特徴を極めて短時間で科学的・客観的に調査することが可能になった。
本授業では、コーパスに関する基本的知識(定義、歴史、種類)やコーパスの具体的な使用方法を学習した上で、各研究領域にどのようにコーパスを活用できるか議論し、実際に分析調査を行うことを目的とする。
到達目標Goal
1) コーパスに関する基礎知識(定義、歴史、種類、問題点)を理解できる。
2) コンコーダンサーを使用したコーパスの基本的な分析・処理方法を理解できる。
3) オリジナルパイロットスタディを実施できる。
4) ワードやエクセルの使い方・レポートの書き方を理解し、最終レポートを完成することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は講義形式ではなく、実際に各自で調査・実践する授業形式でをとる。1回の授業は次の手順で行う。
1) 復習クイズ
2) 前回の課題に対するフィードバック
3) 今日のポイント解説
4) 実践
2)のフィードバックは、学生が行った課題の良い例や修正すべき例、間違えやすい例を提示し、解説することによって、さらなる理解を深める。春学期の授業は,原則としてオンラインで行う。 詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:Introduction
言語を科学するとは?
2:コーパス言語学とは何か
コーパス言語学の歴史概観
コーパス言語学とは?
コーパスの種類とは?
コーパスの問題点とは?
1960年代からの4つの代表的なコーパスとは?1990年代以降からのコーパスとは?
3:コーパスに関する実践・研究例(1)
解析ソフトを使って実際に分析してみよう
4:コーパスに関する実践・研究例(2)
解析ソフトを使って実際に分析してみよう
5:コーパスに関する実践・研究例(3)
解析ソフトを使って実際に分析してみよう
6:コーパスに関する実践・研究例(4)
解析ソフトを使って実際に分析してみよう
7:コーパスに関する実践・研究例(5)
解析ソフトを使って実際に分析してみよう。レポートにまとめてみよう。
8:コーパスに関する実践・研究例(6)
解析ソフトを使って実際に分析してみよう。レポートにまとめてみよう。
9:コーパス作成(1)
自作のコーパスを作ってみよう
10:コーパス作成(2)
コーパスを利用したパイロットスタディ(1)
作成した自作のコーパスを使ってオリジナルな視点から分析してみよう
11:コーパスを利用したパイロットスタディ(2)
オリジナルな視点からコーパスを使って分析してみよう
12:コーパスを利用したパイロットスタディ(3)
オリジナルな視点からコーパスを使って分析してみよう
13:コーパスを利用したパイロットスタディ(4)
オリジナルな視点からコーパスを使って分析してみよう
14:まとめと評価
レポート作成
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】
前の授業でわからなかった個所を明確にしておく。
授業時間内に終わらなかったタスクを次の時間までに仕上げておく。
テキスト(教科書)Textbooks
授業時にプリント配布
参考書References
石川慎一郎 (2012)『ベーシックコーパス言語学』東京:ひつじ書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点・課題 40%
最終レポート 60%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
次の点に留意する。
1) 一つ一つの活動には明確な目的・意図があるが、学生がそれを十分に理解した上で実行できるように分かりやすく説明する。
2) 学生の興味や学習の理解度に応じて、シラバスに書いた計画を柔軟に修正し授業を行う。
3) コンピュータの使い方が苦手な受講者にサポートする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
マルチメディア教室のパソコンを使用しての授業