教職・資格(小金井)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei)
SEE300LC(科学教育・(教育工学) / Science education/ Educational technology 300)教育実習(事前指導)Guidance for Educational Practice
田神 仁Hitoshi TAGAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(小金井)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H1710 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students ○learn basic concepts to understand in mathematics education in teaching practice. :① Preparing before practical training ② Mental attitude during practical training ③ the way of teaching practical training etc. divided into how to summarize after practical training and how to reflect. ○ Simulate experiences related to students in various situations at school, including classes, and deepen their understanding of students' psychology and behavior. ○ Understand the morals and special activities, as well as the duties of teachers involved in class
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学生は,○教育実習で数学教育を行うに当たって理解しておくべき基本的な考え方を学ぶ。:①実習前に準備しておくこと②実習中の心構え③実習後のまとめと反省の仕方に分けて,教育実習の在り方等について学ぶ。○授業をはじめ,学校での様々な場面の生徒との関わりを模擬体験し,生徒の心理や行動について理解を深める。○生徒指導やキャリア教育,保護者対応など,演習を通して学級経営に関わる教員の職務を理解する。
到達目標Goal
○教員に求められている資質・能力の具体的な内容から教育実習の目的を理解する。○単元指導計画の立案,学習指導案の作成,学習指導の技術・課題等の整理に関する知見を身に付け,教育実習生としての資質向上を図る。○生徒指導や学習指導等に関する基本的な知識を身に付けるとともに,演習を通して教員としての意識高揚及び実践的指導力の向上を図る。○学級の意義と学級経営の在り方を知り,担任業務を学ぶ上での心構えと準備ができる。○4年生による教育実習体験報告会を通じて,自らの教育実習における課題を明確にする。〇今年度の教員採用試験合格体験発表会を通じて教員としての意識高揚を図る。〇教育委員会による教員採用選考説明会,先輩教員を囲む会を通して,これからの教員に求められる資質・能力や学校の実態,教員研修や働き方改革等の現状に関する知見を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
〇毎回zoomによるオンライン授業とする。〇PC,通信回線,Webカメラ,マイクを用意すること。〇授業では講義もあるが,ブレイクアウトルームの用いたグループ協議やロールプレイング等の演習を中心に進める。〇教職課程履修中の4年生と連携し,教育実習報告会や合格体験談発表会を通して,教育実習に当たっての留意点の確認,教員採用選考へ向けた意識高揚を図る。〇卒業生の現職教員を招き,教員の魅力や現状等について理解を図る予定。★課題の提出及び返却は,学習支援システムを用いて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:◎講義概要説明等のガイダンス,学習指導要領について
○講義概要の説明○年間授業計画提示○履修カルテの提出○学習指導要領に関する講義・演習
第2回:◎教育実習に向けた教職の理解
○教育実習に向けた意識等に関するグループワーク
第3回:◎学習指導案◎生徒指導
〇学習指導案に関する講義○授業外課題の提示(学習指導案)○生徒指導及び教員の在り方等に関する演習
第4回:◎4年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化(1)中学校
○中学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消
第5回:◎4年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化(2)高等学校
○高等学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消
第6回:◎4年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化(3)私立学校
○私立学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消○公立学校との違いの理解
第7回:◎4年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化(4)数学教育
○中学校・高等学校における数学の教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消
第8回:◎4年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化(5)中高一貫教育
○中高一貫教育校における数学の教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消○中高一貫教育校における教育実習の留意点の明確化
第9回:◎4年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化(6)学校運営
○中学校・高等学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消○校務分掌など教員の仕事の確認
第10回:◎教員採用選考合格者体験談発表会(理数合同)
○合格体験談を聞くことを通して,教育実習での心構えや教員採用選考への準備の仕方を学ぶ。
第11回:◎教育委員会による教員採用選考説明会・先輩教員を囲む会(理数合同)
○働き方改革,教員研修など学校教育の現状についての講義○教員採用選考に向けた準備内容・方法等の確認○各都県の教員採用選考や学校の現状等についての理解
第12回:◎教員の働き方改革
〇ジグソー学習による教員の働き方改革に関する理解
第13回:◎教育時事についての理解(キャリア教育)◎担任の業務の理解(保護者対応)
○ロールプレイングを通したキャリア教育に関する事例研究○履修カルテ返却※授業外課題の提出
第14回:◎教育実習等に関する再確認
○グループワークを通した教育実習等に関する再確認○教育実習における抱負と課題の明確化
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】○中学校及び高等学校の現行及び次期学習指導要領全体について理解を深めておく。○次期学習指導要領(中高数学科)に目を通し、特に学習指導案を作成する単元について調べておく。○日々の学校教育に関わるニュースや現場の課題等(教育時事)について関心をもち,考察する。○教員採用選考受験予定者は,志望自治体の教員採用選考に関する知見を深めておく。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
参考書References
○学習指導要領中学校数学(平成29年3月文部科学省)○学習指導要領高等学校数学(平成30年3月文部科学省)○中学校キャリア教育の手引き(平成23年5月文部科学省)○高等学校キャリア教育の手引き(平成24年2月文部科学省)○生徒指導提要(平成22年3月文部科学省)○授業中の配布資料
成績評価の方法と基準Grading criteria
○各回の授業で提出した課題の提出状況,記入状況,授業外課題の提出状況,記入状況(50%),授業中の取り組み姿勢(50%)により評価する。○期末試験は,実施しない。★この授業に合格しない者は,教育実習を行うことができない。★本授業の評価と実習校による評価とを併せて次年度の科目「教育実習」として評価される。したがって,3年次末には本授業の評価は通知されない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本授業は授業改善アンケートの対象ではないが,前年度の受講生からの聞き取りによれば,zoomを用いてアクティブ・ラーニングを意識した学生参加型の演習を行ったことが極めて好評であった。そのため,今年度の本授業においては,一層参加型の授業を目指す。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業に持参すべきものがあれば,事前に通知する。