理工学部Faculty of Science and Engineering
HUI300XG（人間情報学 / Human informatics 300）認知心理学Cognitive Psychology
押尾 恵吾Keigo OSHIO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H9070 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
創生科学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Cognitive psychology is a field that attempts to elucidate the information process in the brain.The purpose is to obtain knowledge about the structure and function of things called "human mind" from the process.In this lecture, we will learn the work of "human mind" as a cognitive system which is one of information processes.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
人間の活動における認知の構造および現象について，心理学的に幅広く捉え，理解することがこの授業の目的です。
到達目標Goal
以下の３つが皆さんのこの授業での目標です。
1.記憶や学習に関わる認知特性およびメカニズムを理解し，説明することができる。
2.授業や日常生活の中に応用できる形で理解する。
3.認知とは何か、どのようにして認知行動が喚起されるか、自分自身の言葉で説明できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
基本的に講義形式で授業を行います。各回のテーマについて代表的な理論、心理学実験を紹介、解説、検討します。また、講義内では体験を目的とした実験を実施する場合があります。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、授業の中で取りあげ，全体に対してフィードバックを行います。また，課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：イントロダクション
授業内容と目標の確認
2：記憶の働き①
記憶にまつわる諸モデル
3：記憶の働き②
長期記憶と短期記憶のメカニズム、作動記憶の役割
4：注意機能の働き①
情報処理メカニズムとしての注意
5：注意機能の働き②
注意に影響を与える要因
6：情動の働き①
情動（感情）の発生プロセス
7：情動の働き②
情動の発達が社会的感性に与える影響
8：言語理解①
言語理解プロセス
9：言語理解②
言語機能の成長から見る、心の発達
10：思考の働き①
問題解決プロセス
11：思考の働き②
推論機能に影響する要因
12：意思決定①
意思決定プロセスの働き
13：意思決定②
意思決定に影響する要因および意思決定の誤りについて
14：振り返りとまとめ
半期の講義内容を振り返り要点をまとめる
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間の復習を標準とします。復習として、毎授業の内容をA4用紙1枚程度でまとめます。
テキスト（教科書）Textbooks
学習支援システムより，各回の授業資料を配布します。
参考書References
『グラフィック 認知心理学』森・井上・松井共著（サイエンス社）
成績評価の方法と基準Grading criteria
・平常点（55％）…授業へ出席し，復習シートを作成して提出することを評価の対象とします。
・期末レポート（45%）…授業内容についての基本的な理解と，その授業内容を日常生活に応用できるレベルで理解できているかどうかの両者を主な評価対象とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度は，高い評価を得たので，授業内容について大きな変更をする予定はありませんが，オンライン授業の動画が再生できない，あるいは授業支援システム上で授業資料を確認・閲覧できない等のトラブルがありました。そのため，今年度は，授業開始時間の半日以上前に授業資料をアップロードする，授業担当者のホームページ上からも授業資料を閲覧できるようにする，などの対応をしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業で用いる資料は授業支援システムより各自ダウンロードしてください。また，課題の提出についても授業支援システムを用います。
その他の重要事項Others
初回の授業にて，授業の運営方針や授業計画について詳しく説明するので，受講希望者は初回時には必ず出席してください。