理工学部Faculty of Science and Engineering
SSS200XF（社会・安全システム科学 / Social/Safety system science 200）在庫システム論Theory of Inventory Systems Control
大久保 寛基Hiroki OKUBO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H6540 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The purpose of this class is to learn the basic methods of inventory management in manufacturing companies and the basics of building and operating an inventory management system. In order to learn this, we also learn about production management and sales distribution management related to inventory management. The goal is to learn how to solve basic problems in inventory systems through examples and exercises, and to acquire the ability to find and solve problems using the fundamental principles of inventory management.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、製造企業における在庫管理の基本手法および在庫管理システムを構築・運営するための基本を習得することを目的とする．その習得ために、在庫管理に関連する生産管理や販売流通管理も学習する。例題と演習を通じて，在庫システムの基本問題の解決方法を習得し，在庫管理の原理原則を活用した問題発見とその解決をする能力を身に付けることを目標とする．
到達目標Goal
（１）在庫管理の基本概念を理解し、問題を分析できる。
（２）最適在庫決定に必要な関連知識を習得する。
（３）在庫管理システムを理解し設計ができる。
（４）在庫システムを中心としたSCMの基本概念理解できる。
（５）SCMの手法を用いて問題を分析し、対策を考案できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
「在庫システム論」の授業では，在庫を効率よく管理する手法を講義する．具体的には在庫（部品や製品）を調達，製造，保管，輸送するシステムを対象に，コストを最小にする最適管理手法およびシステム構築の原理原則を解説する．これらを習得するために、例題や演習を通じて、より具体的に身に付けるようにする．実務を調査するようなレポート課題を課すことで、授業内容と実務との関連性を理解できるようにする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：イントロダクション
在庫管理の目的と歴史について解説し，授業のスケジュールや成績評価について説明する．
2：在庫の分類と発注方式
安全在庫やEOQ、さらに発注方式について理解する
3：工場や倉庫内の物の流れ
在庫の集中効果などを学習し、在庫の配置問題を考える
4：物流管理とセービング法
物流管理を学び、配送問題の解法としてセービング法を学ぶ
5：業種別の物流（３PLなど）
業種によって異なる在庫と物流の役割を理解し、倉庫と物流センターについて学ぶ
6：グローバル物流
グローバル生産と物流の重要性を説明する。
7：中間確認試験とその解説
これまでの授業内容の理解度を確認し、各回における内容の関連性を説明する
8：SCMの基礎
SCMのコンセプトや基本構造、さらに、CPFRやVMIについて説明する
9：SCMの応用
TOCの理論やサプライチェーンのリスクマネジメントについて説明する
10：部品在庫量決定法
BTO生産やCTO生産など生産方式の違いを理解し、部品調達に関するＭＲＰを説明する
11：目標創造法の基礎
在庫管理など実務における課題解決に用いることができる目標創造法を説明する
12：目標創造法の応用
在庫管理に関する実務を想定した課題解決の演習を行う
13：サービス業と物流の将来を考える
サービス産業の効率化と最適な在庫決定に向けた最新の取り組みを紹介する
14：期末試験とその解説
これまでの授業内容の理解度を確認し、各回における内容の関連性を説明する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業に出席し、演習をこなすこと。授業内に小テストを行うことがあるので、欠席しないようにしてください
テキスト（教科書）Textbooks
資料を配布します
参考書References
サプライチェーンマネジメント入門、曹徳弼他、朝倉書店
生産マネジメント、曹徳弼他、朝倉書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
１．授業内での演習や小テスト30％
２．中間試験 30％
３．期末試験 40％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理解度を向上するために、演習をもう少し増やしたいと思います。
質疑応答ができる機会をできるだけ増やしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし