理工学部Faculty of Science and Engineering
ECN200XF(経済学 / Economics 200)社会資本分析Analysis of Social Overhead Capital
渡邊 壽大Toshihiro WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H6532 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
We will learn about basic statistical analysis methods and economic theories for analysis of infrastructure investment decisions.The quantitative results derived from statistical analysis methods are objective and can be persuasive to others.By dealing with real-world infrastructure investment issues, teacher will help students understand how the analytical methods and economic theories they learn in class can be applied in the real world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では公共インフラ投資の意思決定に関する分析のため、基本的な統計分析手法と経済学の考え方について学びます。統計的な手法を用いて得られた結果は、一定の客観性を有し、説得力を持つことができます。実際のインフラ投資の問題を取り扱いながら、授業で学んだ分析手法や考え方が、実社会でどのように活用され得るのかが理解できるよう、授業を進めます。
到達目標Goal
公共投資の課題について自分で考えられるようにする。
投資の効果を把握するためのデータ処理ができるようにする。
得られた結果をレポートにしてまとめることができるようにする。
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回データを用いて分析をしますので、必ずマイクロソフトエクセルがインストールされたパソコンを持参してください。
授業は毎回前半に講義、後半にパソコンを使って各自が演習に取り組みます。また必要に応じて、グループをつくり作業と報告をしてもらう可能性があります。
授業への出席は不可欠ですが、やむを得なく欠席をする場合は、授業支援システムに講義資料をアップロードしますので、自習によるフォローアップをしてください。
成績評価は中間レポートと、期末試験により評価をします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:社会資本分析の考え方
イントロダクション
社会資本分析がなぜ必要なのかを考える
2:社会資本分析の基本的考え方
消費者余剰・生産者余剰を理解する
3:データの特性を表現する
分散と標準偏差を活用する
4:2つのデータを比較する
標準偏差を計算する、標準偏差を活用する
5:ヘドニックアプローチ法を理解する(1)
回帰分析を行う
6:ヘドニックアプローチ法を理解する(2)
都市計画の効果を計測する
7:中間テスト
ヘドニックアプローチ法に関する理解度を確認する
8:費用便益分析の流れをつかむ
非市場価値の評価方法について考える
9:費用便益分析
代替法
代替法を用いて社会資本投資の効果を算出する
10:費用便益分析
トラベルコスト法
個人トラベルコスト法
ゾーントラベルコスト法
を学ぶ
11:費用便益分析
その他の分析手法
仮想評価法とコンジョイント分析を学ぶ
12:投資の意思決定をする
内部収益率法、費用便益比率法、純現在価値法を理解する
13:社会資本をめぐる最近の動向
最近の民間資本の入札手法や、物事の決め方について考える
14:期末テスト
授業の総括を行ったうえで、テストを実施する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】次の授業までに前回の授業を復習し、理解度を高めてください。レポート課題については授業内で指示をするのでGoogle classroomにて提出してください。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません
参考書References
『土木・交通工学のための統計学―基礎と演習』(轟 朝幸 他)コロナ社
『費用・便益分析―公共プロジェクトの評価手法の理論と実践』アンソニー・E. ボードマン, アイダン・R. ヴァイニング, デヴィッド・L. ワイマー(岸本光永監訳)
『環境経済学をつかむ第3版』(栗山浩一)有斐閣
その他、授業中に適宜提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内課題:20%
中間レポート:20%
期末テスト:60%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の希望および理解度に応じて適宜修正します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義はスライドを投影して行います。講義ではパソコンを用いて分析をするので、必ずパソコンを持参してください。
その他の重要事項Others
授業開始日:4月27日(月)
法政大学の授業支援システムは同時接続制限等の影響でアクセスできなくなる可能性があることから、授業資料はGoogle classroomにアップロードします。
授業開始前にclassroomに参加してください。この授業のクラスコードは ribdntf です。
1回目、2回目の授業は授業時間(月曜日17時)までに授業スライドをアップロードしますので、それを見て各自が課題に取り組んでください。課題の提出期限は1週間程度余裕を設けます。
3回目以降はビデオ会議システムZoomを使って、同時双方向でエクセルを使った分析手法を学ぶことを検討しています。受講生の通信環境を考慮しながら、柔軟な対応をします。今のところ3回目以降は同時双方向の授業を検討していますので、受講生は授業時間通りに参加することを求めます。