理工学部Faculty of Science and Engineering
SSS200XF（社会・安全システム科学 / Social/Safety system science 200）プロジェクトマネジメントTheory of Production Management
入月 康晴Yasuharu IRIZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H6525 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
In order to make the job successful, not only the technology but also "human being power", preparations and tactics are necessary.
Project management could be a book of strategy in the modern business world. In this course, focusing on software-based systems, I will summarize the project management. You will learn the point of view to lead the project success and fundamental technique.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
仕事を成功させるためには、技術だけでなく人間力や戦略も必要になります。プロジェクトマネジメントは、現代ビジネス世界の兵法に匹敵します。本講座では、ソフトウェア主体システムのプロジェクトマネジメントに焦点を当てて、その概要と成功のための着眼点、基本要件等を解説します。
到達目標Goal
１．プロジェクトマネジメントの基本を理解する。
1.1.プロジェクトとは何か、組織とマネジメントを理解する。
1.2.プロジェクトに係わる基本知識、手法・技法を理解する。
1.3.プロジェクトに係わるステークホルダーの特性を理解する。
２．プロジェクト参加時の行動指針を習得する。
プロジェクトに参加した時に、周囲からの理解を得て自分がどの
ように行動したらよいのかという観察力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と演習による気づきと思考力の強化により、観察力、計画性などの基本的な能力を育成する。
状況によりオンライン学習支援システムでの授業を予定しています。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション
プロジェクト概要
本講義の狙い、進め方の解説。受講者の期待の把握。
プロジェクトとは何か、プロジェクトマネジメントとファンクショナルマネジメントの違いなど、組織やイベント管理について説明。プロジェクトの基本要件等を説明する。
第2回：プロジェクト事例
プロジェクトの典型事例や失敗プロジェクト事例を学習し、成功への鍵は何かを考察してもらう。
第3回：プロジェクトフレーム
プロジェクトの全体フレームを説明。製品開発や事業計画立案等、プロジェクトの種々の形態を例題に、プロジェクトの基本形態を学習する。
第4回：プロジェクトのリスク分析手法
プロジェクトのリスク分析技法、手法を概説する。FTA、ETA、FMEA、STAMP、SWOT分析、RPN、RMAP 等。
第5回：プロジェクト管理技法
プロジェクト管理に関する技法、手法を概説する。
ガントチャート、PART法、WSS、PMBOK、関連JIS、IPAの出版書等を概説する。
第6回：プロジェクト計画１ システムの把握
プロジェクト開始にあたり、マネージャーは、その対象とするシステムを理解する必要がある。システムとは何か、システムの表現方法について概観する。
第7回：プロジェクト計画２ 企画
プロジェクト開始にあたり、統制のとれた管理をするための準備について概説する。
ゴール設定、スコープ、スケジュール、コスト、品質、体制等についての立案を概観する。
第8回：プロジェクト計画３
進捗管理計画
プロジェクトに要する各種リソースの見積りと工程やコストの管理方法について概説する。
第9回：プロジェクト管理１ 進捗管理、要員管理
プロジェクトの進捗把握、計画からのズレの発見、要員どうしのコミュニケーション等について、その進め方の要点や課題を解説し、対処法を考察する。
第10回：プロジェクト管理２ 安全管理、品質管理、トラブル対応
プロジェクトが進むに従い発生しうる問題について、事例を解説しその対処法を考察する。
第11回：プロジェクト管理３ 開始前と終了に向けた管理
提案、受注活動、契約の概要とリスク要因を概説する。また、プロジェクトの検収と保守、次のプロジェクトに向けた布石について概説する。
第12回：プロジェクト管理４ 管理の要点
プロジェクトは、野球等の試合にも例えられる。上手な試合運びをするための要点をとりあげ、概説する。
第13回：プロジェクト要員の特性と運営ルール
異なった技術や経験を持った要員によって編成されるチームについて、その特性やプロジェクトの運営ルールについて概説する。
第14回：まとめと試験orレポート
プロジェクトマネージャーに求められる管理スキルについて概説する。特に、交渉術とファシリティマネジメント技術について概説する。
まとめの試験実施
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】準備学習は、特になし。
復習、宿題は、下記を予定。
１．自身または世間の失敗事例をとりあげ、その失敗要因を推定してみる。
２．プロジェクト管理を解説した最も薄い本を探して目を通す。
（第一回目の授業で、説明します。）
テキスト（教科書）Textbooks
市販テキストは使用しない。教材は都度配布する。
参考書References
・ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｶﾞｲﾄﾞ(未来へつなぐ ﾃﾞｼﾞﾀﾙｼﾘｰｽﾞ 6) 江崎和博他
共立出版
・いちばんやさしいＰＭＢＯＫの本 深沢隆司 技評ＳＥ新書
・孫子の兵法
・五輪書
・組込みｿﾌﾄｳｪｱ向けﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｶﾞｲﾄﾞ SEC BOOKS
独立行政法人情報処理推進機構
・｢つながる世界の開発指針｣の実践に向けた手引き SEC BOOKS
独立行政法人情報処理推進機構
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間時の試験orレポート 50%、 最終授業時の試験orレポート 50%：（平常点加味）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年のアンケート結果を入手次第、反映していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
アクティブラーニングは講義時間に入れておりませんが、課題に対するグループディスカッションやディベートも取り入れたいと思います。