理工学部Faculty of Science and Engineering
LAW200XF（法学 / law 200）企業法Company Law
神山 静香Shizuka KOYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H6523 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to give students a basic understanding of the theory and principles of business law (including commercial law, corporate law, and contract law). Globalization is rapidly ongoing in a business setting and companies are required to develop business, avoid conflicts and risks with leveraging knowledge of laws and regulations on business. In this course, students will study cases and legal issues related to commercial transactions, M&A, equity financing, etc. At the end of the course, students are expected to acquire the necessary knowledge of law needed in a competitive business environment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
グローバリゼーションが進み，急速に変化する現代のビジネス環境で企業が利益を生み出すためには，技術力だけでなく，ビジネスに関わる法律やルールを理解し，知識を使いこなしてビジネスを発展させる力が求められる。本講義では，民法（契約法），商法，会社法を中心に，契約・商取引，企業の組織・経営に関わる法律やルールについて基本的な知識を修得する。企業や企業の事業戦略を法的な側面から分析する力を養い，現代社会で求められる法的思考力や判断力を養うことを目的とする。
到達目標Goal
（１）民法（契約法）や商法，会社法の基本的な知識を修得することができる，（２）法律の条文を具体的事案に適用し，結論を導くことができる，（３）ビジネス（商取引や企業の組織・経営）に関わる問題について，法的側面から判断するための基礎的能力を養うことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業の初めに，前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ，全体に対してフィードバックを行う。なお，受講者の理解度に応じて授業を進めるため，授業計画で示したテーマや順序が変更されることがある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
講義の目的と概要，ビジネスの動向，商取引や企業を規律する法律やルール
第2回：企業取引と契約（１）
ビジネスにおける契約の重要性，契約の成立要件
第3回：企業取引と契約（２）
契約の有効要件
第4回：会社制度
会社制度の特色，会社の設立と会社の種類
第5回：株式会社の機関
株式会社の機関（株主総会，取締役、取締役会，代表取締役，監査役，会計監査人），機関設計
第6回：コーポレートガバナンス（１）
経営者（取締役）の監視・監督
第7回：コーポレートガバナンス（２）
取締役の義務と責任，株主代表訴訟
第8回：株式会社のファイナンス
（資金調達）
株式，新株予約権，社債
第9回：M&A（合併・買収）と組織再編等（１）
M&Aの手法（合併，株式取得等による買収，会社分割，株式交換・株式移転）と事例分析
第10回：M&A（合併・買収）と組織再編等（２）
敵対的買収と買収防衛策
第11回：ビジネスと法（１）企業の海外進出
国境を越えるM&A（合併・買収），事業提携，国際契約と法的リスク
第12回：ビジネスと法（２）企業の社会的責任（CSR)と情報開示
企業の社会的責任（CSR），SDGsとサステナビリティ経営，スチュワードシップ・コードとESG投資
第13回：ビジネスと法（３）
新興国ビジネスと法的リスク
新興国ビジネスと海外腐敗行為防止法
第14回：ビジネスと法（４）
企業取引と知的財産権
ライセンス契約，情報に関する規制
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業のテーマに関わる問題について新聞やインターネット等で情報を収集し，自分の意見や考えを持って授業に臨んでもらいたい。法律の条文を確認しながら講義レジュメ，資料，テキスト・参考書を復習すること。
テキスト（教科書）Textbooks
中村信男＝和田宗久＝新井剛『ビジネス法入門』（第3版）
（中央経済社 2020年 2,600円＋税）
補足レジュメも配布する予定である。
参考書References
授業開始後に適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業時の提出物や出席状況などの平常点（40％）と期末試験または期末レポート（60％）に基づいて総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
企業法入門の授業であるので，リアクションペーパー等から受講者の興味や関心を把握しながら，具体的事例を用いて，わかりやすい説明を心掛けていく。