理工学部Faculty of Science and Engineering
HUI200XE(人間情報学 / Human informatics 200)認知心理学Cognitive psychology
作田 由衣子Yuiko SAKUTA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H6027 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
応用情報工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Cognitive psychology aims to understand human as information processing system. I will introduce various fields in cognitive psychology. Especially I focus on the visual processing such as visual perception or Kansei cognition.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「認知心理学」は、人間を情報処理装置ととらえて理解しようとする学問である。この授業では、認知心理学の様々な研究分野について紹介する。特に、ここでは知覚や感性など、視覚的な情報処理に焦点を当てる。
到達目標Goal
認知心理学で研究され、得られた知見について学び、人間の情報処理の特性やその理論的説明について理解する。
また心理学的なデータの取得方法についてその基礎を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
認知心理学の主要な研究分野を講義形式で紹介する。また授業内で簡単な実験を体験する。授業の最後に質問やコメントをリアクションペーパーで提出させる。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。状況によってはオンデマンドで授業動画を視聴してもらう形式に変更する可能性がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:初回ガイダンス・認知心理学とは何か
認知心理学とは何かを簡単に紹介する。また授業の進め方を説明する。
2:感覚
情報処理の入口となる感覚について解説する。
3:知覚
入力された情報から意味を取り出す過程である知覚について解説する。
4:視覚的認知
感覚知覚より得られた情報にさらに高次の処理をおこなう過程について解説する。
5:注意
情報入力のコントロール過程である注意について解説する。
6:記憶(1)記憶のシステム
記憶のシステムについて解説する。
7:記憶(2)日常記憶
日常の中での記憶について解説する。
8:感情と認知
感情の過程について、解説する。
9:顔の認知
顔を見るしくみなどについて解説する。
10:感性と認知
感性と認知、デザインへの応用などを解説する。
11:障害と認知
様々な障害と認知の特性等について解説する。
12:測定法(1):実験の組み立て方
目に見えないこころを測定する方法について解説する。
13:測定法(2):印象の測定法
感性的処理についての基本的測定法を解説する。
14:測定法(3):データ集計とまとめ
行動的データの測定と分析についての解説を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業内容の復習を行う。認知心理学に関する測定法についてのレポートを作成、提出する。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
参考書References
行場次朗・箱田裕司「知覚と感性の心理」福村出版
服部雅史・小島治幸・北神慎司「基礎から学ぶ認知心理学―人間の認識の不思議」有斐閣
他、講義中に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート70%、平常点30%の配点とする。
平常点の主たる資料はアンケート用紙または学習支援システム上に用意される授業リアクションとなるので、毎回の授業後に忘れずにコメントを記入する。コメントの有無だけでなく内容も評価の対象とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
率直な意見を望みます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCを使用し、パワーポイントを提示しながら授業を行います。授業資料の配布や課題の提出に学習支援システムを使用することがあります。測定法の回ではPCを使用した簡単な実験を行う可能性があります。
その他の重要事項Others
オンラインでの開講となった場合、オンライン授業の方法や授業計画の変更などについては、学習支援システムでその都度提示する。担当教員から学習支援システムを通じた連絡がないか、日ごろからよく確認するようにしてください。