理工学部Faculty of Science and Engineering
ELC200XD(電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 200)電気電子工学基礎実験Basic electrical and electronics engineering laboratory
岡本 吉史、鳥飼 弘幸、笠原 崇史、柴山 純、中村 壮亮
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5621 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
電気電子工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The objective is focused on the understanding of fundamental electrical and electronic engineering and the learning of experimental devices.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
電気電子工学に関する基礎的な実験を行う.講義で学んだ知識を実験により確認し,理論と実験との結び付きについての認識を深めることがテーマである.
到達目標Goal
①実験の原理とその背景にある理論との関係を理解すること.②実験で使用する測定器・装置・器具類の操作,取扱い,および基本回路の製作法に関すること.③実験データを収集し,必要なデータ処理を行い,表や図などにより整理すること.④結果を検討し,考察を加え,自らレポートにまとめること.さらにグループ実験によって協調性を養うことや実験における安全管理を身につけることも目標とする.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義では,電気電子工学の分野における基礎的な実験を行う。
学習支援システムから,班分け表,実験予定表,教材をダウンロードすること.
実習日には,印刷した教材あるいは教材をダウンロードしたパソコンを持参し,指定された実験テーマに参加すること.実験テーマは授業計画の通りであるが実験は週2コマを1回とする.教員・TAの指導の下、グループ分けしたメンバーと協調し、実験を行うこと.
実験終了後にはレポートが課されるが,指定された期日と方法で提出すること.レポートに対するフィードバックは試問により行う.各テーマで実施方法が異なるので,教員・TAの指示に従うこと.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:ガイダンス
実験の進め方,グループと班分け,実施上の注意
2回:測定器の実習と電気要素の特性(実習1)
デジタルマルチメータ,オシロスコープ,発振器による回路素子の測定
3回:測定器の実習と電気要素の特性(座学1)
RC直列回路の解析
4回:測定器の実習と電気要素の特性(実習2)
RC直列回路の利得および位相差の周波数特性の測定
5回:測定器の実習と電気要素の特性(座学2)
RC直列回路の実測値と理論値の比較および考察
6回:アナログ・ディジタル回路の基礎(座学 1)
アナログ回路の基本
ディジタル回路の基本
7回:アナログ・ディジタル回路の基礎(実習 1)
アナログ回路・ディジタル回路の基礎実験
8回:アナログ・ディジタル回路の基礎(座学 2)
理科系の基礎作文技術
図表の書き方
回路図の作成法
9回:アナログ・ディジタル回路の基礎(実習 2)
アナログ回路・ディジタル回路の基礎実験
10回:LCフィルタ
LCによるスピーカーネットワークの設計と作成
スピーカーの周波数特性の測定と試聴
11回:光学実験
光の屈折と反射,光の干渉実験
12回:マイクロマウスを用いたロボット工学実験(1)
センサによる環境認識,モータ速度制御,直進移動のプログラム
13回:マイクロマウスを用いたロボット工学実験(2)
迷路探索プログラム,ロボット工学基礎(順/逆運動学,ヤコビアン)
14回:まとめ
総括実験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、1時間を標準とする】
実験で使用するテキスト・関連資料を学習支援システムからダウンロードし,毎回必ず予習をして実験に来てください.
テキスト(教科書)Textbooks
学習支援システムにより配布する.
参考書References
積極的に図書館へ行き,各実験の理解を促進する専門書を,自ら探してください.
成績評価の方法と基準Grading criteria
本実験は全テーマについて出席し,指定されたレポート全てを提出することを大原則とする.1テーマに対する評価は「平常点+レポート点」である.平常点は実験への取り組み態度や協調性などを含めて判断する.総合評価は「評価/テーマ」×テーマ数となる.
[評価基準] 本科目において設定した目標を60%以上達成している学生を合格とする.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当TAのフォローを当てにせず,自らの力で実験を遂行してください.TAの指導力を評価する以前に,自らの実験能力を見直してください.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回の実験において,貸与ノートPCを必ず持参してください.ノートPCを忘れた場合,実験進行に甚大な支障をきたします.
その他の重要事項Others
本科目を履修するためには,科学実験I・II・IIIを修得していることが強く望まれます.また,感染症等,大学が公欠として認める理由により,本講義を欠席した場合,実験担当教員が再実験等の対応を行います.