理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC100XB(機械工学 / Mechanical engineering 100)機械力学入門Introduction to Machine Dynamics
相原 建人Tatsuhito AIHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5127 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
It is a basic subject of dynamics to represent the motion of a machine. In addition, it is an important introduction subject to connect with subjects of mechanical dynamics system learned from the second year.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
機械の運動を表す力学の基礎科目である.また2年次から学ぶ機械力学系の科目へとつなぐ上での重要な入門科目であり,十分な勉学による根本的な理解が必要である.
到達目標Goal
1.質点の運動について適切に運動方程式を立て解くことができること.
2.仕事とエネルギについて理解すること.
3.剛体並進・回転運動について適切に運動方程式を立て解くことができること.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
質点系の力学,剛体の力学について,運動方程式の導出,その解法,エネルギーの概念について学習する.板書を中心に授業を進めるが課題による演習も交えて理解を深める. 適時,学習等の実施内容に対してフィードバックを行う.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
機械力学入門の位置づけと学ぶための予備知識を学ぶ.
第2回:並進座標系
質点の変位・速度・加速度について学ぶ.
第3回:回転運動の表現
角速度ベクトル・外積について学ぶ.
第4回:回転座標系
極座標系での変位・速度・加速度について学ぶ.
第5回:並進・回転座標系1
質点系の運動方程式について例題および演習問題を解く.
第6回:並進・回転座標系2
複数の質点から成る系の運動方程式について例題および演習問題を解く.
第7回:リンク機構の運動解析
ロボットアームの例題について解く.
第8回:剛体の平面運動
剛体の平面運動の解析について例題および演習問題を解く.
第9回:剛体の回転運動1
剛体の回転運動の解析について例題および演習問題を解く.
第10回:剛体の回転運動2
平行軸の定理について学ぶ.
第11回:仕事とエネルギー1
質点の運動における仕事とエネルギーについて学ぶ.
第12回:仕事とエネルギー2
質点系と剛体の運動における力学的エネルギーについて学ぶ.
第13回:運動量と力積
運動量の法則と力積について学ぶ.
第14回:角運動量
角運動量の法則とその保存則について学ぶ.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】すべての機械分野の基礎となる機械工学の根幹科目であり,次年度からの機械力学系科目の入門であるからしっかり学習することが必要である.特に復習は必須である.
テキスト(教科書)Textbooks
久曽神・矢鍋・金子・田辺・阿部著 「機械系のための力学」 朝倉書店
参考書References
指定しない
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価方法:期末試験(100%)で評価する。
評価基準:60点以上を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
板書において,丁寧かつ詳細な理論の説明と解説を行い,さらに例題を演習として解くことから,比較的学びやすい授業であることが見て取れる.しかし,授業内演習を真剣にやっていない者にとっては及第点が取れないであろうことが推察される.