経済学部Faculty of Economics
PHL200CA(哲学 / Philosophy 200)倫理学ⅠEthics I
齋藤 範Susumu SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K8011 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this lecture, students acquire basic knowledge about ethics and learn ethics concerning various problems of modern society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
受講生が主として教職に就くことを前提とし、「自己と他者」をめぐるテーマをケーススタディとして示しながら、倫理学の基礎となる考え方や諸問題について学ぶ。
到達目標Goal
この授業では、倫理学が扱う諸問題や基盤となる学説や具体的な考え方について正確に理解し、広い視野のもと、現代社会における倫理的諸課題について自ら主体的に考察し、そのうえで自分の考えを論理的かつ適切に表現する能力を養うことを目標とする。具体的には、生命、環境、家族、地域社会、情報社会、文化と宗教、国際平和と人類の福祉など、人間としての生き方に直接関係の深い倫理的諸課題を、他者と共に生きる自らの課題として考察を深めるということである。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は講義で、音声収録を行ったmp4ファイルの教材をGoogle Classroomにて視聴する「オンデマンド配信型」で実施する。Google Classroomへの案内や入室に必要な「クラスコード」は、Hoppiiのお知らせにて告知する。また、前回の授業で受講生から出た質問や考察や感想をいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行う。授業では、倫理学の基本的な構図と主要な学説を、基礎的概念の解説を通して概説し、倫理学が何を問題とし、またどのような方法を用いて議論と考察を展開するか、講義する。変化の激しい現代社会においては人々の倫理的判断も多様化し、人間としての在り方や生き方が日々問われている。そうしたなか、この授業では、自己、他者、文化、宗教、家族、地域社会、国際社会、自然環境にかかわる具体的な事例をとりあげながら、主権者として、また、良識ある公民として、めざすべき社会や民主政治の在り方について主体的に考察できるよう講義する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:倫理学とは
学問の紹介と中学社会・高校公民の教育における本授業の意味
2:倫理学の基本的構図①
課題と方法について
3:倫理学の基本的構図②
考察と実践について
4:倫理学の基本的構図③
事例と判断について
5:倫理学の基本的構図④
幸福や利益について
6:倫理学の主要な学説①
功利主義の基礎
7:倫理学の主要な学説②
功利主義の展開
8:倫理学の主要な学説③
義務論の基礎
9:倫理学の主要な学説④
義務論の展開
10:現代社会の倫理学①
社会と公共をめぐる諸問題について
11:現代社会の倫理学②
国際社会をめぐる諸問題について
12:現代社会の倫理学③
環境をめぐる諸問題について
13:現代社会の倫理学④
自己と他者をめぐる諸問題について
14:復習と試験
教育における倫理学の意味の再考と、理解度の確認テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業でとったノートを、内容を思い返しながら整理し、併せて疑問点や自分の考えや感想も記録する。また、授業で紹介する参考文献などを必要に応じて参照し、理解を深める。さらに、現代社会において具体的にどのような倫理問題がどのようなかたちで議論されているか、新聞等のメディアを通じて情報を収集し、考察する。特に「教育」に関する問題には敏感に反応すること。これらの授業時間外学習には4時間ほど要する。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に指定しない。
参考書References
参考書は特に指定しないが、授業で扱う資料や参考文献については講義のなかで適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、毎回実施する小テスト(40%)と、中間ないし学期末に予定している試験またはレポート(60%)にて総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で取り上げる具体的なテーマには、人によってはかなり重いと思われる問題(例えば犯罪や差別や貧困をめぐる諸問題)も含まれます。その点を十分考慮したうえで履修すること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業はオンライン(オンデマンド)によるGoogle Classroomでの実施となるため、PCとインターネット環境が必要である。