経済学部Faculty of Economics
HUG200CA(人文地理学 / Human geography 200)人文地理学ⅠHuman Geography I
濱田 博之Hiroyuki HAMADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K8005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this lecture, we learn about the history of map and knowled of the map. It is a basic part in learning geography at junior high school and senior high school. Map is the most basic field of geography and it is a field to be learned whenever teaching geography as faculty.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では中学社会および高校地歴の地理的分野を学ぶにあたって基本となる、地図に関する知識や技能の習得を目標とする。
到達目標Goal
中学校や高等学校における「地理」は地図の利用が前提とされており、指導にあたっては地図に関する深い造詣が求められる。本講義では読図など地図の利用に関する技能のみならず、地図利用の意義を歴史的な経緯を含め深く学んでいく。さらに統計資料などをもとに地図を作成し地域理解に利用する手法や、情報通信ネットワークやGIS(地理情報システム)等の活用が重視されている現状から、これらの技術的な概説と利用についても触れていく。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期の少なくとも前半はオンラインでの開講となる。本授業の開始日は5月8日(11:10~)とし、この日までに具体的なオンライン授業の方法などを、学習支援システムで提示する。
現在のところ授業はzoomなどによる映像配信を基本とし、毎回の授業の最後にはまとめとしてリアクションペーパーのオンラインでの提出を求める計画である。同時間に参加できなかった学生に対しては録画での視聴を求め不利益とはならないよう配慮したい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
中学校・高等学校における地理の指導と地図活用の現状
2:方向感覚と空間認知
人間や他の動物における原始的なナヴィゲーション
3:地図の原理Ⅰ
緯度経度や時差など地球上での位置決定における基礎事項
4:地図の原理Ⅱ
球体である地球を平面で表現するのに用いられる地図投影法
5:地図の歴史Ⅰ
古代ギリシア~ルネサンス期の主にヨーロッパにおける地球観と地図
6:地図の歴史Ⅱ
仏教の影響を強く受けた室町時代以前の日本における地球観と地図
7:地図の歴史Ⅲ
主に江戸幕府による地図作成事業と庶民の間に流布した地図
8:測量技術の発展Ⅰ
三角測量に代表される近現代の測量とそれにより作成された地図
9:測量技術の発展Ⅱ
航空機や人工衛星を用いることで正確さを増した現代の測量技術
10:地図とコンピュータⅠ
GISに関する技術的な概説と実生活における利用
11:地図とコンピュータⅡ
主に教育現場におけるGIS活用の利点と実践事例
12:国家の領域Ⅰ
地図を用いることで決定される国家の領域と現代の国際関係
13:国家の領域Ⅱ
日本の国土の範囲と周辺に存在する領土問題
14:まとめと試験
これまでの内容の復習と試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習は求めない。毎講義ごとに前回の復習を簡単に行うが、理解を深めるためにも、各自が積極的に復習をしてほしい。本授業の準備学習・復習時間は、各1時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
参考書References
地図の歴史については、織田武雄『地図の歴史 世界編・日本編』講談社現代新書などが参考となる。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回のリアクションペーパー(50%)、学期末の試験(50%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
教育現場等における地図やコンピュータの活用について、実際の事例を紹介していきたい。