経済学部Faculty of Economics
ECN218CA(経済学 / Economics 200)演習Seminar
酒井 正Tadashi SAKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K7026 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 8 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 演習(選択科目) |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 演習(選択科目) |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The objectives of this seminar are to 1) learn how to read academic papers, 2) investigate and discuss the issues mainly by relying on statistics, and 3) report properly analyzed topics. Topics this seminar covers include such as, but not limited to, labor economics.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この演習では,以下の3つを課題として掲げる.
1)専門性の高い文献を読み込む経験をする.
2)その論点と内容を整理して人にわかりやすく伝える.
3)整理された論点に基づいて議論を行う.
講読する文献のトピックとしては,労働経済学における実証分析を中心に応用経済学全般を取り上げる予定である.
データを統計的に分析する方法を学ぶことも本演習の目的である.
到達目標Goal
学生が,未知の内容に直面した際に,専門的な文献に当たり,そのことについて,学術的な研究においては何がわかっているのか(何がわかっていないのか)把握できることを到達目標とする.どのような専門文献に当たるべきかを理解し,「専門的な論文を読んだ」と言えるようになることが最終的な目標である.議論を展開する際のデータの「示し方」を習得することも副次的な到達目標として挙げる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP8」「DP9」「DP10」「DP11」に関連。国際経済学科は「DP9」「DP10」「DP11」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
与えられた文献について,各自で(もしくはグループごとに)その内容をまとめ,報告を行う.その後に全員で議論を行う.特に,データに基づいて議論することを心掛ける.後半には,グループごとにトピックを選んで分析を行うことが中心となる.
年間を通して秋のインゼミを一つの目標として活動する.
課題等に関するフィードバックは,基本的に授業内で口頭あるいは面談の形でおこないたい.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
ゼミの進め方
2:演習(1)
講義:プレゼンの仕方等
文献講読:担当学生による報告1
3:演習(2)
文献講読:担当学生による報告2
4:演習(3)
文献講読:担当学生による報告3
5:演習(4)
文献講読:担当学生による報告4
6:演習(5)
文献講読:担当学生による報告5
7:演習(6)
指定されたトピックについてディベートを行う
8:演習(7)
他のゼミと研究交流
9:演習(8)
分析テーマの選定
10:演習(9)
文献講読:担当学生による報告6
11:演習(10)
ゲスト・スピーカーによる報告等
12:演習(11)
文献講読:担当学生による報告7
13:講義(1)
文献講読が特に遅れていなければ,統計資料の扱い方等に関して講義する.
14:演習(12)
分析の進捗状況を報告
15:演習(13)
春学期学習内容の補足
16:演習(14)
分析の中間報告1
17:演習(15)
分析の中間報告2
18:演習(16)
文献講読:担当学生による報告8
19:演習(17)
文献講読:担当学生による報告9
20:演習(18)
文献講読:担当学生による報告10
21:演習(19)
文献講読:担当学生による報告11
22:演習(20)
文献講読:担当学生による報告12
23:演習(21)
分析の中間報告3
24:演習(22)
他のゼミとの研究交流
25:演習(23)
文献講読:担当学生による報告13
26:講義(2)
文献講読:担当学生による報告14
27:演習(24)
文献講読:担当学生による報告15(もしくは他のゼミとの研究交流)
28:講義(3)
文献講読が特に遅れていなければ,社会政策等に関するトピックについて講義する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本演習は,グループによる課題取組等が中心となり,毎回の準備・復習に標準で4時間程度を要するものとする.
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない.
参考書References
・加藤久和『やさしい計量経済学: プログラミングなしで身につける実証分析』(オーム社,2019年)
・中室牧子・津川友介『「原因と結果」の経済学―データから真実を見抜く思考法』(ダイヤモンド社, 2017年)
・酒井正『日本のセーフティーネット格差 労働市場の変容と社会保険』(慶應義塾大学出版会,2020年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
[平常点:70%、報告及びレポートの内容:30%]を目安として評価する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・受講者の履修履歴がまちまちであることを鑑み,経済学の基礎知識の復習も適宜行う.また,資料の探し方や分析結果の示し方といったことについても初歩的な段階から指導する.
・授業外で時間調整をすることが難しいとの意見があることから,授業内でも最低限のグループ作業をする時間を確保したい。
・時事的なトピックについても,授業内で知識補給を行うことを心がける.