経済学部Faculty of Economics
ECN200CA(経済学 / Economics 200)財政学BPublic Finance B
小林 克也Katsuya KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K6064 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Students learn the roles of public policies on the basis of Public Finance A, microeconomics, and macroeconomics. In particular, students understand the economic impact of taxation, public debt, and public investment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
財政の制度や現状(財政学Aの内容)の理解を前提として、さまざまな財政上の政策について、ミクロ・マクロ経済学の理論に基づく考え方を学びます。具体的には、課税、公債発行、公共投資増大が経済に及ぼす効果を学びます。春学期に予定した内容で扱えなかったものがある場合は、秋学期の最初で扱います。
到達目標Goal
私たちの生活に密接な税から、国全体のマクロ経済政策まで、政府が実施している様々な政策について、経済学の理論を用いて考えます。その上で政策の効果がどのようなものなのかを理解できるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP1」「DP7」「DP8」に関連。国際経済学科は「DP1」「DP7」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンラインでの開講です。毎回、Hoppii上の教材フォルダーに講義ノートと必要に応じて資料を入れておきます。受講者はこれらをダウンロードしてオンデマンドで学習を進めて下さい。質問や意見がある際は、Hoppii上の掲示板に書いて下さい。私がそれに返信する形でお答えいたします。10回程度、Hoppii上で課題を出します。採点でコメントもお返しするようにしますので、その際に復習もするようにして下さい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
財政学A の復習、マクロとミクロの視点
2:国と地方との関係
国から地方自治体への移転と規模
3:予算の策定過程
予算編成と審議過程の把握
4:租税の転嫁と帰着(1)
転嫁の現象の紹介
5:租税の転嫁と帰着(2)
需要曲線と供給曲線による分析
6:所得税と消費税
所得税と消費税の理論的比較
7:消費税のしくみ
付加価値税、日本の制度、長所と問題点
8:国民所得決定の理論(1)
有効需要の原理
9:国民所得決定の理論(2)
経済政策(公共投資拡大)の効果
10:国民所得決定の理論(3)
ビルトイン・スタビライザー、均衡予算定理
11:IS-LM 分析(1)
財市場の均衡
12:IS-LM 分析(2)
貨幣市場の均衡
13:IS-LM 分析(3)
財政政策・金融政策の効果
14:公債の経済学、まとめ
負担についてのさまざまな考え方、全体のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。経済学の考え方を用いますので、1年次必修の経済学の科目の復習と各回の授業の復習で2時間、日々の新聞での政府や財政に関する記事に目を通し、授業に関連するデータを財務省などのwebを通じて学ぶことに2時間を費やすことを標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。毎回、授業の講義ノートと必要に応じてデータ等をまとめた資料を配布します。
参考書References
受講者が授業の内容を発展的に自習する際に、以下の文献が役立ちます。
制度やデータの把握:『図説日本の財政(最新年度版)』東洋経済新報社。
財政学を通しで学ぶ:麻生良文、小黒一正、鈴木将覚(2018)『財政学15講』新世社。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内で出題された課題への解答により100%評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
掲示板へのみなさんからの質問や提出された課題の解答を通じて、みなさんの理解度を確認しながら、わかりやすい講義を心がけます。
その他の重要事項Others
受講者は学期の始めにHoppii上で必ず登録をして下さい。オンラインで授業を進めますのでPCとインターネットを使える環境を整えて下さい。また講義ノートは穴埋めや自分で作図する形ですので、印刷環境を整えて、自分で書きながら進められるようにして下さい。これらの環境を整えることが難しい場合は、大学のPCやプリンター、wifiを利用して下さい。