経済学部Faculty of Economics
MAN300CA（経営学 / Management 300）経営学Business Management
砂田 充Mitsuru SUNADA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | K6012 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course introduces students to the basic concepts of strategic management from economics perspectives. The rigorous framework of economics helps students to understand the interactions among firms in the increasingly complex business environment alongside globalization. This course will focus on, but not limited to, the topics as follows: competitor and competition, value creation, industry analysis: five-force analysis, competitive advantage, vertical boundaries of the firm: vertical integration, horizontal boundaries of the firm: diversification, globalization, competitive strategy. The course also introduces real-world examples for students’ easy understanding of each topics. Students are expected to have comprehended introductory microeconomics and game theory, while we will briefly review them within the course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
企業活動のグローバル化に伴い，企業を取り巻く経営環境が複雑化し，企業経営の現場においても自社及びライバルの経営戦略とその影響をより正しく理解することの必要性が高まっている。本講義では経営学，特に経営戦略の基礎的及び発展的な内容について，経済学的な考え方をベースに学習する。
到達目標Goal
事業戦略の基礎（外部要因・内部要因の分析），競争優位の基本戦略（コスト優位・差別化優位），企業戦略の基礎（垂直統合・多角化）に加えて経営戦略のゲーム理論的アプローチについて，経済学的な考え方をベースとしたロジックを理解する。また，そのための基礎知識となるミクロ経済分析のツールについても復習する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
パワーポイント及び板書を使って講義を行う。必要に応じてレジュメを配布する。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：イントロダクション：春学期
「経営学」と「経済学」
2：経営戦略とは
経営戦略とゼネラル・マネジメント
3：経営戦略の成立ちと種類
事業戦略と企業戦略
4：経営学のための経済学基礎
需要の特性と費用構造
5：事業戦略の考え方
価値創造とSWOTの分析
6：外部要因の分析①
業界構造分析
7：外部要因の分析②
業界構造分析の事例研究
8：外部要因の分析③
価値相関図
9：内部要因の分析
企業活動と経営資源
10：競争優位と基本戦略
競争優位のタイプと基本戦略
11：コスト優位
コスト・ドライバー
12：差別化優位
差別化ドライバー
13：競争優位の持続可能性
隔離メカニズム
14：春学期の総括
春学期の内容のおさらい
15：イントロダクション：秋学期
企業戦略と戦略的行動
16：企業戦略の考え方
企業優位とシナジー
17：垂直統合
取引費用と「Make or Buy」の意思決定
18：多角化①
多角化の内的・外的要因
19：多角化②
製品プロダクト・ポートフォリオ
20：国際化
国際企業戦略とOLIフレームワーク
21：参入
内部成長，M&A，提携
22：経営学のためのゲーム理論
戦略型ゲームと展開型ゲーム
23：寡占の企業間競争①
同質財市場
24：寡占の企業間競争②
製品差別化
25：戦略的行動①
相互依存関係と戦略的行動
26：戦略的行動③
略奪価格と柔道エコノミクス
27：戦略的行動③
設備投資における戦略的コミットメント
28：秋学期の総括
秋学期の内容のおさらい
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生は各講義前に講義資料を授業支援システムよりDLして予習（2時間程度），講義後には「学習支援システム」を使って復習（2時間程度）することが必要である。加えて，講義の中で簡単に説明をするが，ミクロ経済学の基礎について復習しておくことが望まれる。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。授業の進行に従ってレジュメを配布する。
参考書References
浅羽茂『経営戦略の経済学』（日本評論社，2004年）．
浅羽茂・牛島辰男『経営戦略をつかむ』（有斐閣，2010年）．
網倉久永・新宅純二郎『マネジメント・テキスト経営戦略入門』（日本経済新聞社，2011年）
小田切宏之『企業経済学（第2版）』（東洋経済新報社，2010年）．
丸山雅祥『経営の経済学［第3版］』（有斐閣，2017年）．
Besanko, D., D. Dranove, M. Shanley, and S. Schaefer. Economics of Strategy, 6th edition, John Wiley & Sons, 2013.
他適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験（50%）とホームワーク（50%）による。必ず，春学期・秋学期の課題を提出し，期末試験を受験してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
具体的な事例を示しながら分かりやすく講義することに努めたい。
その他の重要事項Others
受講者の理解度等を踏まえて内容を変更する場合がある。場合によっては，レポート・小テスト（授業内・外）を課すこともある。必ず，春学期・秋学期の課題の提出し，期末試験を受験してください。