経済学部Faculty of Economics
HIS100CA(史学 / History 100)世界史BWorld History B
太田 啓子Keiko OTA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5262 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Outline of the lecture:
To learn how to grasp the history of the world
Objectives of the lecture:
To learn the new perspectives for the world history, especially through the history of the things ("mono, in Japanese")
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業の概要:
高校までに学んだ「世界史」とは異なる、新たな世界の歴史の捉え方について学ぶ。
授業の目的:
春学期の「世界史A」に引き続き、新たな視点から世界史を捉え直し、その中に自分自身を位置づけることを試みる。秋学期は具体的な「モノ」に着目してテーマを設定し、そのテーマを通じて世界史を概観する。「世界史A」を履修していなくても受講可能。
到達目標Goal
1. 講義で取り上げる「モノ」を通じて世界史を概観し、自分の言葉で説明することが出来る。
2. 講義で出てきた地域、国、都市等の地理的情報についても理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
新型コロナウィルス感染症の流行状況を受けた本学からの要請により、本授業はオンラインでの開講となる(資料配信型)。
具体的には各回の講義スライドを学習支援システムにアップロードする。また、必要に応じて適宜、課題図書を提示する。
受講者は各自スライドをダウンロードし、課題図書を参照しつつ在宅での学習に取り組む。
講義においては毎回小テストを課す。受講者は講義後、学習支援システムから小テストの解答を提出する(提出は必須)。
また、講義への感想、質問があれば入力する(こちらの入力は任意)。これに対して次回の講義で教員より解説・補足説明等を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の概要と目的の説明
第2回:乳香と乳香をめぐる文化
乳香というファクターに着目し、「ヨーロッパ必需品の生産地としてのアジア」を考える。
第3回:香辛料が作る世界史
インド洋貿易で行われていた多様な商品取引の中で、なぜ香辛料が着目されたのかを考える。
第4回:ガラス器の展開
国際取引品としてのガラス器の歴史を概観し、ヨーロッパとアジアの関係について考える。
第5回:モスク建築の変遷
モスク建築の変遷の歴史を学び、建築と権力の関係について考える。
第6回:世界飲料としてのコーヒー
コーヒーの伝播の歴史を概観し、なぜコーヒーが世界飲料となり得たのかを考察する。
第7回:タバコの受容と伝播
タバコが嗜好品として世界に広がっていく経緯を概観し、なぜタバコが受容されていったのかについて考える。
第8回:砂糖と生活
砂糖の精製技術がアジアからヨーロッパ、新大陸へと広まっていった経緯について学び、砂糖が国際関係にもたらした影響について考察する。
第9回:お茶とイギリス帝国
世界飲料の1つである茶に着目し、その歴史的影響を考察する。
第10回:貨幣と交易
貨幣の発展の歴史について概観し、交易を支えるファクターとしての貨幣の機能を考える。
第11回:石油を支配する者(1)
近年誕生した石油産業と国際関係について概観し、現代のエネルギー問題を考察する(19世紀〜第二次世界大戦)。
第12回:石油を支配する者(2)
近年誕生した石油産業と国際関係について概観し、現代のエネルギー問題を考察する(第二次世界大戦〜現代)。
第13回:ワイン
世界飲料の1つであるワインに着目し、その歴史的影響を考察する。
第14回:講義のまとめと到達目標の確認
秋学期の授業を振り返り、授業のまとめと到達目標の確認を行う。試験の概要についても説明する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義ノートのまとめなどを通じて講義の復習をしておくこと。講義内で出てきた地域、国、都市などについても地図中に落とし込めるようにしておくこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
シドニー・ミンツ『甘さと権力:砂糖が語る近代史』、平凡社、1988年。
そのほか、各回の授業テーマに応じて適宜、授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題(小テスト):100%
毎回の講義後に提出を課している課題(小テスト)の提出状況で成績評価をします。
なお、コロナウィルス感染症の流行が収束し、本学の授業実施方針が変更となった場合には、学期末に教室での試験を実施する可能性があります。その場合は学習支援システムの「お知らせ」欄および講義内で告知しますので注意していてください。
*皆さんの学習の成果をできる限り正確に評価したいと思っています。突然試験になった!とあわてないように、しっかり勉強しておいてください。「絶対に試験を受けたくない!」と思う学生さんは履修しないでください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生から寄せられた講義への感想、提案を講義に反映させる。