経済学部Faculty of Economics
HIS100CA(史学 / History 100)世界史AWorld History A
太田 啓子Keiko OTA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5261 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Outline of the lecture:
To learn how to grasp the history of the world
Objectives of the lecture:
To recognize the problems of the current world history, and learn the new perspectives for it
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業の概要:
高校までに学んだ「世界史」とは異なる、新たな世界の歴史の捉え方について学ぶ。
授業の目的:
現在の「世界史」の問題点を認識した上で、世界の歴史について新しい視点を提供している先行研究に触れる。この過程を通じて世界史を学ぶことの意義を考える。
到達目標Goal
1. 現在の「世界史」が抱える問題点を具体的に指摘できる。
2. 世界の歴史について新しい視点を提供している先行研究を理解し、それを自分の言葉で説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
新型コロナウィルス感染症の流行状況を受けた本学からの要請により、本授業はオンラインでの開講となる(資料配信型)。
具体的には各回の講義スライドを学習支援システムにアップロードする。また、必要に応じて適宜、課題図書を提示する。
受講者は各自スライドをダウンロードし、課題図書を参照しつつ在宅での学習に取り組む。
講義においては毎回小テストを課す。受講者は講義後、学習支援システムから小テストの解答を提出する(提出は必須)。
また、講義への感想、質問があれば入力する(こちらの入力は任意)。これに対して次回の講義で教員より解説・補足説明等を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の概要と目的の説明
第2回:「世界史」の成立
現在の「世界史」が成立した経緯について概観する。
第3回:「世界史」の問題点
現在の「世界史」が抱える問題点について学ぶ。
第4回:新しい世界史/グローバル・ヒストリーとは何か
新しい世界観と歴史認識、グローバル・ヒストリーの特徴について学ぶ。
第5回:ヨーロッパとアジア
近世までのアジアの歴史的発展を検証し、ヨーロッパ中心の歴史観を批判した諸研究について学ぶ。
第6回:主観性を超えて:発展とは何か(1)
何に基づいて発展を比較するか、また地域間における発展のあり方の違いについて考える。
第7回:主観性を超えて:発展とは何か(2)
何に基づいて発展を比較するか、また地域間における発展のあり方の違いについて考える。
第8回:「新しい世界史」の視角
疫病、人口変動、環境など、従来の歴史研究ではほとんど分析対象とされることがなかった歴史学の新たな視角について学ぶ。
第9回:移動と交易
人・モノ・情報の移動が地域にもたらした歴史的変化、形成してきた地域間構造について考える。
第10回:モノの世界史
「モノ」に着目し、「モノ」を通じて世界史を概観した諸研究について学ぶ。
第11回:地域と世界システム
近代以前の世界システムについて考える。
第12回:世界市場をめぐる議論
世界市場の形成が、世界の発展のあり方にどのような影響を及ぼしたかを考察する。
第13回:思想のグローバル・ヒストリー
知識・思想・学問の形成・伝播が世界史に与えた影響について考える。
第14回:授業のまとめと到達目標の確認
春学期の授業を振り返り、授業のまとめと到達目標の確認を行う。試験の概要についても説明する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
高校時代に使用した世界史の教科書を事前に一読することが望ましい。また、テキスト、参考書にもあらかじめ目を通しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
水島司『グローバル・ヒストリー入門(世界史リブレット127)』、山川出版社、2010年。
参考書References
羽田正『新しい世界史へ:地球市民のための構想』、岩波書店、2011年。
水島司編『グローバル・ヒストリーの挑戦』、山川出版社、2008年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題(小テスト):100%
毎回の講義後に提出を課している課題(小テスト)の提出状況で成績評価をします。
なお、コロナウィルス感染症の流行が収束し、本学の授業実施方針が変更となった場合には、学期末に教室での試験を実施する可能性があります。その場合は学習支援システムの「お知らせ」欄および講義内で告知しますので注意していてください。
*皆さんの学習の成果をできる限り正確に評価したいと思っています。突然試験になった!とあわてないように、しっかり勉強しておいてください。「絶対に試験を受けたくない!」と思う学生さんは履修しないでください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生から寄せられた講義への感想、提案を講義に反映させる。