経済学部Faculty of Economics
PHL100CA(哲学 / Philosophy 100)哲学B(教職)Philosophy B
齋藤 範Susumu SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5180 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2014年度以前入学者は教職科目 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this lecture, students acquire the basic knowledge about philosophy, and consider philosophically about human beings and the world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
【教職】受講生が主として教職に就くことを前提とし、「人間(あるいは「私」)とは何か」という問題を中心に据えながら、哲学および思想文化の基本的な問題や概念や考え方について学ぶ。
到達目標Goal
この授業では、哲学の基本的な問題や概念について正確に理解し、現代のさまざまな哲学的課題について自ら主体的に考察し、さらにその考えを論理的かつ適切に表現する能力や態度を養うことを目標とする。具体的には、人間観や世界観を先哲に学び、それらを自分とのかかわりにおいて捉え、自ら思索しつつ形成できるようになるということである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は講義で、音声収録を行ったmp4ファイルの教材をGoogle Classroomにて視聴する「オンデマンド配信型」で実施する。Google Classroomへの案内や入室に必要な「クラスコード」は、Hoppiiのお知らせにて告知する。また、前回の授業で受講生から出た質問や考察や感想をいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行う。授業では、近代から現代までの哲学と思想文化全般について解説し、哲学が何を問題とし、またどのような概念を用いて思考を展開してきたか、講義する。近代以降の哲学は、科学を初めとする他学問や社会状況の変化とより緊密に連携・連動し、これらはそのまま現代の人間、社会、世界をめぐる諸問題として、いまなお活発に考察と議論がなされている。この授業では、これらの哲学的問題を現代を生きる自らの課題として引き受け、さらに多様化する現代哲学・現代思想に学びながら、共に考察しつつ講義する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:哲学とは
学問の紹介と中学社会・高校公民の教育における本授業の意味
2:近代哲学の課題
哲学と科学
3:大陸合理論の哲学①
デカルト
4:大陸合理論の哲学②
スピノザ、ライプニッツ
5:イギリス経験論の哲学①
ロック、バークリ
6:イギリス経験論の哲学②
ヒューム
7:ドイツ観念論の哲学①
カント
8:ドイツ観念論の哲学②
ヘーゲル
9:生の哲学
ニーチェ
10:実存主義の哲学
キルケゴール、サルトル
11:現代哲学の諸相①
精神分析と言語学
12:現代哲学の諸相②
現象学と身体論
13:現代哲学の諸相③
構造主義以降
14:復習と試験
総括として教育における哲学の意義の再考と、理解度の確認テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業でとったノートを、内容を思い返しながら整理し、併せて疑問点や自分の考えや感想も記録する。授業で配布する資料や、紹介する参考文献を自ら読み、自ら考察して理解を深める。特に「教育」という観点を常に意識しながら学習するとなおよい。これらの授業時間外学習には4時間ほど要する。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に指定しないが、必要に応じて適宜プリントを配布する。
参考書References
参考書は特に指定しないが、授業で扱う資料や参考文献については講義のなかで適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、毎回実施する小テスト(40%)と、中間ないし学期末に予定している試験またはレポート(60%)にて総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回一定量のノートをとることになるため、スライドの構成をできるだけわかりやすく簡潔にしている。ノートをとる際は、学習内容についてよく考えながら、自分自身で理解が深まるように工夫してとること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業はオンライン(オンデマンド)によるGoogle Classroomでの実施となるため、PCとインターネット環境が必要である。