経済学部Faculty of Economics
PHL100CA(哲学 / Philosophy 100)倫理学B(教職)Ethics B
齋藤 範Susumu SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5178 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2014年度以前入学者は教職科目 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this lecture, students acquire basic knowledge about ethics and learn ethics concerning various problems of modern society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
【教職】受講生が主として教職に就くことを前提とし、「生命・健康・医療・教育」に関わる問題をテーマとしながら、倫理学的思考や背景となる事実問題について学ぶ。
到達目標Goal
この授業では、倫理学が扱う諸問題や基盤となる学説や具体的な考え方について正確に理解し、広い視野のもと、現代社会における倫理的諸課題について自ら主体的に考察し、そのうえで自分の考えを論理的かつ適切に表現する能力を養うことを目標とする。具体的には、生命、環境、家族、地域社会、情報社会、文化と宗教、国際平和と人類の福祉など、人間としての生き方に直接関係の深い倫理的諸課題を、他者と共に生きる自らの課題として考察を深めるということである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は講義で、音声収録を行ったmp4ファイルの教材をGoogle Classroomにて視聴する「オンデマンド配信型」で実施する。Google Classroomへの案内や入室に必要な「クラスコード」は、Hoppiiのお知らせにて告知する。また、前回の授業で受講生から出た質問や考察や感想をいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行う。授業では、生命をめぐる倫理学の基本的な構図と主要な学説を、基礎的概念の解説を通して講義する。変化の激しい現代社会において、とりわけ生命をめぐる人生観や死生観は複雑に多様化し、人間としての在り方や生き方が日々問われている。そうしたなか、この授業では、生命、医療、技術、健康、家族、宗教、そして人生観と死生観にかかわる具体的な事例をとりあげながら、主権者として、また、良識ある公民として、めざすべき人間の生き方と生命の在り方について主体的に考察できるよう講義する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:倫理学とは
学問の紹介と中学社会・高校公民の教育における本授業の意味
2:生命倫理学の基礎①
課題と方法について
3:生命倫理学の基礎②
考察と実践について
4:死生観をめぐる倫理①
現代の生と死をめぐって
5:死生観をめぐる倫理②
脳死と臓器移植について
6:死生観をめぐる倫理③
尊厳死と安楽死について
7:医療と技術をめぐる倫理①
現代の社会と病をめぐって
8:医療と技術をめぐる倫理②
遺伝子と医療について
9:医療と技術をめぐる倫理③
家族と生殖について
10:生命と誕生と家族をめぐる倫理①
現代社会と出生をめぐって
11:生命と誕生と家族をめぐる倫理②
妊娠中絶について
12:生命と誕生と家族をめぐる倫理③
生命と人格の問題について
13:障害と福祉をめぐる生命の倫理について
障害学の展開
14:復習と試験
教育における倫理学の意味の再考と、理解度の確認テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業でとったノートを、内容を思い返しながら整理し、併せて疑問点や自分の考えや感想も記録する。また、授業で紹介する参考文献などを必要に応じて参照し、理解を深める。さらに、現代社会において具体的にどのような倫理問題がどのようなかたちで議論されているか、新聞等のメディアを通じて情報を収集し、考察する。特に「教育」に関する問題には敏感に反応すること。これらの授業時間外学習には4時間ほど要する。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に指定しない。
参考書References
参考書は特に指定しないが、授業で扱う資料や参考文献については講義のなかで適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、毎回実施する小テスト(40%)と、中間ないし学期末に予定している試験またはレポート(60%)にて総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で取り上げる具体的なテーマには、人によってはかなり重いと思われる問題(例えば病気や生殖や生死をめぐる諸問題)も含まれます。その点を十分考慮したうえで履修すること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業はオンライン(オンデマンド)によるGoogle Classroomでの実施となるため、PCとインターネット環境が必要である。