経済学部Faculty of Economics
LIT100CA(文学 / Literature 100)世界の文学AForeign Literature A
橋本 到Itaru HASHIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5151 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this course, you will discover some important French literary works from the Middle Ages to the 18th century, and how they are read along with the events of the time in which they were written. This course aims to understand, through reading, the different depths of the presented world, of descriptions of humans and of society as a whole, the relationship between history and the work, the problems that they project.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
中世から18世紀にかけてのいくつかの重要なフランス文学作品について、その周辺の事象などとともに作品がどのように読まれるか知る。作品が投げかける人間や社会をどのように描き、歴史と結びつき、何を問題として投げかけ、それに対してどのような答えをだそうとしたと考えられるか、作品の読解を通じて、作品世界の様々な奥行きを理解する。
到達目標Goal
作品に描かれる人物像、そのドラマ、描かれた、社会・歴史・文学以外の文化との関連などを感じ取り、文字に接する場合、多様なアプローチがあることを知り、かつ、自らの思索を深められるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に講義形式だが、適宜、レポートを求めるほか、理解度を確認するための小テストを行なう。文学史上核になる作品等を中心に、やや詳しく扱い、解釈を提示し、また、映像もあれば適宜使用する予定。
・授業内で行った小テストは、講評や解説も行う。
・レポートについては優れたものを紹介する
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:フランス文学(おもに小説)全般について
ガイダンス、文学の定義、文学とその周辺
第2回:フランス中世の文学
社会背景、武勲詩、宮廷風恋愛物語
第3回:フランス・ルネサンス期から17世紀の文学
ラブレーの小説(パロディーの源流)、17世紀
第4回:フランス17世紀の小説-1
ラファイエット夫人の小説(心の精緻な描写)
第5回:フランス17世紀の小説-2
映像資料
第6回:フランス17世紀を舞台にした文学
ロスタンの戯曲と17世紀、シラノ・ド・ベルジュラック
第7回:フランス18世紀の小説-1
社会背景と理性の時代、物語の読解:マノン・レスコーの物語(1)心理描写の欠如
第8回:フランス18世紀の小説-2
『マノン・レスコー』の読解(2)なぜ、マノンは魅力的なのか
第9回:フランス18世紀の小説-3
物語の読解:ルソーの人物像、『新エロイーズ』の読解
第10回:フランス18世紀の小説-4
ディドロ、人物像と作品紹介
第11回:フランス18世紀の小説-5
ラクロ『危険な関係』の紹介ならびに読解(貴族社会の終焉)
第12回:フランス18世紀の小説-6
映像資料
第13回:予備-1
未消化の内容について消化するか、もしくは映像資料などを見る。
第14回:予備-2
未消化の内容について消化するか、もしくは映像資料などを見る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の受講後、前回の資料に再度目を通す。フランス文学の作品(翻訳)を、学期中に最低1〜3冊を目安として読み、これらを併せて時間的には週あたり4時間かける。
テキスト(教科書)Textbooks
なし。資料を配布する。
参考書References
加藤民雄「フランス文学(名作と主人公)」自由国民社、篠沢秀夫「フランス文学案内」朝日出版社、東京都立大学フランス文学研究室編「フランスを知る」法政大学出版局、植田祐次編「フランス女性の世紀」世界思想社、植田祐次編「十八世紀文学フランス文学を学ぶ人のために」世界思想社、鹿島茂「悪党が行く」
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート(2回)35%
小テスト(適宜、ほぼ毎回)65%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
初年度講義につき、記載すべき事項なし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業に必要な資料は、授業の形態が、対面・オンラインのいずれであっても、授業支援システムに授業時間の定時までにアップロードするので、各自ダウンロードしてください。新型コロナウィルス感染拡大のため対面での授業が行なえないと想定し、各回の授業は、オンデマンドでの教材配付を中心に行なうが、学期中二回程度は教材視聴の関係でZoomによるリアルタイム配信を行う(5月と7月に予定)。そのため、受講に必要な末端(タブレット、パソコン、通信環境)を用意すること。また、小テストはgoogleクラスルームを利用する予定だが、これらの利用については、授業支援システムHoppiiの掲示を通じて補足的に連絡を行なう場合があるので、掲示を確実に確認できるように通信環境など各自用意してください。
その他の重要事項Others
対面で授業が行なえた場合:授業中の私語、途中退出を禁じます。