経済学部Faculty of Economics
LANe100CA(英語 / English language education 100)英語(b)English (b)
保坂 昌光Masamitsu HOSAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K2215 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | class 6 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 外国語科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Through practice the students of this course are going to learn the systematically arranged knowledge about English speech sounds and the skills and strategy for English listening. The spring semester is about how to listen and produce English speech sounds correctly, and the autumn semester is about the effective ways for listening.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
英語のリスニング(聴解)と発声・発話に特化した授業を行う。聴解と発音について基礎的な事柄から応用的な部分までを扱い、聴解・発話に関する一般的な知識と技術を習得する。便宜上教科書的に正しい(米国白人標準)発音・発話をベースとするが、非標準の事象にも触れ、世界語としての英語に対応できる能力の習得を目指す。また聞いて理解するだけでなく、同様に発話する方法の習得も目標とする。
到達目標Goal
英語のリスニングと発話に関する事象を、大学生の知見から体系的に捉え直し、明確に理解できるようにする。誤解を恐れずに言うと、TOEIC・TOEFL 対策に特化したノウハウではなく、あくまで聴解・発話一般に関わる能力の強化をめざす。英語で用いられる音声についてなんとなく知っているのではなく、明確にどのようなものか理解できる。また、自らそれを発声できるようにする。自ら発音できるのだから、他者が発音しても何と発声したのか理解できる。春学期はボトムアップ型の学習となる。それと異なり、秋学期はトップダウン型の学習となり、まず戦略を理解した上でそれをリスニングに応用できるようにする。言い換えれば、英語の発話の一般的論理展開を理解し、それに即して聴解ができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各回の授業時にプリントを配布し、それに基づいて授業を展開する。春学期は、内容的に言えば中学~高校で学習したはずの、英語の音声に関する知識を大学生の知見から体系的に理解することを中心とする。英語の音声・発音に関する知識を正確に理解すると同時に実践できるようにする。秋学期は、純粋に聞く・話すだけでなく、英語の論理展開の方法一般についての知識を習得し、その応用によって組織的な発話を理解できるようにする。英語の聴解・発話の経験値が少ないのだから、授業時には積極的に実践し、授業外でも練習することが求められる。授業各回の小テスト(各40点満点)に回答し提出する。小テスト各回の正答例ならびに注意点について次回授業時の解説を聞いて確認する。授業時に使用した音声を学習支援システム Hoppii にアップロードし、必要に応じてスクリプトも配布するので、それらを利用して発話の練習をする。次回授業の必要に応じて宿題が課され場合には期日までに提出する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:春学期イントロダクション
授業の進め方/成績評価の方法/諸注意事項等を説明する
第2回:英語の音素①
発音記号の読み方(子音編)
英語の子音を正確に発声する
第3回:英語の音素②
発音記号の読み方(母音編)
英語の母音を正確に発声する
第4回:英語の音素③
発音記号の読み方(二重母音・その他)
発音記号を見て語句を発声する
第5回:英語の音を聞き取る
まずは単語を正確に聞き取る
第6回:強勢とリズム
英語の強勢について理解する/模倣して実践する
第7回:音声変化①
二語以上の句を発音する際に消える音
第8回:音声変化②
二語以上の句を発音する際につながる音
第9回:音声変化③
二語以上の句を発音する際に変化する音
第10回:第5~9回のまとめ
英語のリズムや音声変化に惑わされず正確に聞き取る能力のチェック
第11回:フレーズ(句)の言い回しに慣れる
慣用的な表現に慣れる
第12回:イントネーションの基礎
強勢とイントネーションの違いを理解する/実践する
第13回:数字の読み方
基礎的な数字の表現を確認する
第14回:総括と期末試験
春学期の授業内容を振り返り、期末試験のかたちで授業内容の理解を確認する
第15回:秋学期イントロダクション+数字の読み方再確認
授業方法/成績評価方法/諸注意事項等の説明 + 数字の読み方を再確認する
第16回:数字に関する表現の確認
英語での数字に関する表現各種を確認する
第17回:数字を聞き取る
数字に関わる表現を聴いて正確に理解する
第18回:センス・ユニット①
意味のグループに区切る練習
第19回:センス・ユニット②
意味グループに区切って理解を積み上げる
第20回:発話の要点を聞き取る
重要な要素に注意を向ける
第21回:必要な情報を聞き取る
必要な情報に注意を向けて正確に聞き取る
第22回:会話・発話の背景を把握する
状況・場所・人間関係に注意を向けた聴解
第23回:キーワードを探る
キーワードに注意を向けて主題を把握する
第24回:第16~23回のまとめ
聴解技能基礎編のチェック
第25回:話者の意図
話者の意図と表現のズレに惑わされない
第26回:展開予測
話の展開に即して必要な情報を聞き取る
第27回:論理展開の把握
英語の論理展開を理解する
第28回:総括と期末試験
秋学期の授業内容を振り返り、期末試験のかたちで授業内容の理解を確認する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
英語の聴解・発話の経験値が絶対的に不足しているのだから、各授業回の内容を自宅で練習(実践的復習)することにより身体に憶えさせる。授業支援システムにアップロードされる音声ファイルならびに配布されるスクリプトを用いて、各回の内容が理解できているか、1時間ほど実践的に復習する。各授業回の小テストに授業時間内に回答できなかった場合には、期限内に回答を提出する。また次回授業の必要に応じ、予習としての宿題(0.5時間)が課されるので、授業時に提出する。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。プリントを配布する。授業時に使用する音声については、学習支援システム Hoppii にmp3ファイル形式でアップロードする。重点的な発話練習を求めるものについては授業時にスクリプトを配布する。なお配布するプリントを各自できちんと保管すること。
参考書References
能力向上をめざすのであれば、好みや目的に応じて市販の教材を探すとよい。特にこの一冊と推薦できるものはない。経験値を増やす方法については授業時に随時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期・秋学期の成績評価方法は下記の通り
A 各授業回の小テスト(各40点満点)の合算を百点法で換算 ― 50%
B 期末試験(100点満点) ― 50%
※ 宿題を課した場合にはAの項に合算されるようにする
総合評価=A×0.5+B×0.5
総合評価60点以上で合格とする
なお常習的な欠席や遅刻がある場合には、総合評価から減点する
・常習的な欠席や遅刻がある場合には、総合評価から減点する
・正当な理由のある欠席回分の小テストについては不利にならないよう配慮するので、可及的速やかに事情を申し出ること
・通年評価にあたり、春学期分の成績と秋学期分の成績をそれぞれ別に百点法で算出し、両者の合計を0.5倍する
★この授業について対面とオンラインが並行して開講され(もしくはオンラインのみでの開講となり)期末試験の円滑な実施が困難と判断される状況になった場合には、期末試験をレポート2回に切り替え、評価割合を見直する準備がある。その場合には、可及的速やかに授業内ならびに学習支援システム Hoppii で変更点を受講者に周知徹底する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者が思う「授業内容を理解した」と、小テストおよび期末試験の結果にズレが見られる。より確実な理解を促すため、特に小テスト実施時に適切なヒントやアドバイスを提供するよう努める。
その他の重要事項Others
★この授業について対面とオンラインが並行して開講され(もしくはオンラインのみでの開講となり)期末試験の円滑な実施が困難と判断される状況になった場合には、期末試験をレポート2回に切り替え、評価割合を見直する準備がある。その場合には、可及的速やかに授業内ならびに学習支援システム Hoppii で変更点を受講者に周知徹底する。