経済学部Faculty of Economics
LANe100CA(英語 / English language education 100)Reading and Interaction BReading and Interaction B
保坂 昌光Masamitsu HOSAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K1762 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | class 13 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 外国語科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The students of this course is going to learn the method to read logically constructed paragraphs, through constant practices to read articles for general readers in the English-speaking world. This course is not about how to translate English into Japanese but about how to grasp the information and logic of paragraphs.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
英語圏の一般読者および大学生向けの英語の文章を読む方法を学ぶ。題材には英語圏の雑誌記事を用いる(主として The Economist 誌の記事)。非英語圏の読者向けに調整して書かれた文章ではなく、英語圏の職業的文筆家が英語圏の一般読者向けに記した文章を、辞書と自身の思考によって読み取るためのノウハウを修得し、英語資料一般から情報を得るためのスキルを身につける。
到達目標Goal
英語圏の職業的文筆家が英語圏の読者向けに記した文章を読むことができる。「文章を読む」とは、日本語に訳すことができるという意味ではなく、記されているメッセージを読み取り、理解することができるという意味である。受講者は英語圏ネイティヴではないのだから、辞書と自らの思考によって「わかりにくい」部分を解読することができるようになる。目標は「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」への完全シフトである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
The Economist 誌を中心とする英語圏の雑誌記事を読む(1記事あたり600~700語前後を2回で読む)。訳読するのではなく、記事の内容を整理・理解する事を主目的として進める。受講者の疑問や難読点、英語特有の表現等についての確認のほか、英語の文章の論理展開や組立・構成についても確認し、自ら疑問点や難読点を解消する方法を習得する。読了した記事の内容を日本語で要約する(レポートとして3回提出を予定)。受講内容の理解確認のため、毎授業回の小テストに回答し提出する。小テストの正答例ならびに注意点を次回授業時の解説で確認する。レポート(要約)のより良い書き方や、うまく書けた例について第4講以外でも紹介されるので、それを参考にレポートの質を高める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:秋学期イントロダクション
授業の内容と方法の説明および注意事項、予習方法、辞書等の必要なツールに関する説明
第2回:日本の企業に関するビジネス記事を読む[前半]
日本の企業に関する記事(Golden Fleeces を予定)を読む。まず記事全体の組み立てを確認する。続いて前半部について質問を受けつつ難読点を解説しながら、内容を整理する。
第3回:日本の企業に関するビジネス記事を読む[後半]
前回(第2回)分を簡単に整理する。記事後半部について質問を受けつつ、難読点の解説と内容整理をする。全体をまとめる。要約(レポート)執筆の注意点ならびに要約の具体例を再確認する。
第4回:レポート・記事要約の書き方
レポートとして課す記事要約の書き方について詳しく解説する。前回記事を例に採ると共に、受講者が春学期に提出したレポートについても例示する。
第5回:統計に関する記事を読む[前半]
統計的分析を扱う記事(What Makes Good Music? を予定)を読む。まず記事全体の組み立てを確認する。続いて前半部について質問を受けつつ難読点を解説しながら、内容を整理する。
第6回:統計に関する記事を読む[後半]
前回(第5回)分を簡単に整理する。記事後半部について質問を受けつつ、難読点の解説と内容整理をする。全体をまとめる。日本語による記事要約を第1回レポートとして課す。
第7回:比喩表現について学ぶ
外国語の文章を読む際に、学習者にとって理解の妨げになるもののひとつとして比喩表現が想定される。これについて解説し、以降の記事理解の向上につなげる。
第8回:新技術に関するビジネス記事を読む[前半]
新技術に関するビジネス記事(自動運転技術に関する記事を予定)を読む。まず記事全体の組み立てを確認する。続いて前半部について質問を受けつつ難読点を解説しながら、内容を整理する。
第9回:新技術に関するビジネス記事を読む[後半]
前回(第8回)分を簡単に整理する。記事後半部について質問を受けつつ、難読点の解説と内容整理をする。全体をまとめる。日本語による記事要約を第2回レポートとして課す。
第10回:新技術と産業に関する経済記事を読む[前半]
新技術に関するビジネス記事(DXに関する記事を予定)を読む。まず記事全体の組み立てを確認する。続いて前半部について質問を受けつつ難読点を解説しながら、内容を整理する。
第11回:新技術と産業に関する経済記事を読む[後半]
前回(第10回)分を簡単に整理する。記事後半部について質問を受けつつ、難読点の解説と内容整理をする。全体をまとめる。日本語による記事要約を第3回レポートとして課す。
第12回:最新の経済記事を読む[前半]
2021年夏以降の経済記事(未定)を読む。まず記事全体の組み立てを確認する。続いて前半部について質問を受けつつ難読点を解説しながら、内容を整理する。
第13回:最新の経済記事を読む[後半]
前回(第12回)分を簡単に整理する。記事後半部について質問を受けつつ、難読点の解説と内容整理をする。全体をまとめる。
第14回:総括と自己評価
Reading and Interaction B の授業内容を振り返り、自身の能力向上を診断する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎授業時に扱う教材記事について、各受講者とも必ず授業前に読み、内容を整理する共にに疑問点などを洗い出しておく。予習方法の詳細については初回開講時に説明するが、辞書等を用いた英文の確認および内容整理ノート作成をあわせて最短1時間ほど行う(十分に慣れれば約1時間で済むと予測される)。各授業回の小テストに授業時間内に回答できなかった場合には、期限内に回答を提出する。読了した記事については、それぞれ全訳するのではなく、理解した内容を日本語で要約する(慣れても最短0.75時間)。指定する記事の要約を春学期中に3回提出する(提出する記事および締切については担当教員が指定する)。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。プリントを配布する。プリントは各受講者の責任できちんと保管する(再配布しない)。プリントでは The Economist 誌を中心とする英語圏の雑誌記事(1記事あたり600~700語前後)を配布する。最初のうちは部分的に修正や省略を施した記事を用いるが、最終的には記事をそのまま読むようにする。なお使用する教材記事については、今年の記事も使用するため、扱う授業回の2週間前まで配布できない。ほか文法的事項についても補足のプリントを配布する。
参考書References
大学生にふさわしいレベルの英和辞書を用意すること。辞書の詳細については初回開講時に説明する。電子辞書の使用を認めるが、携帯通信機器等の辞書機能で済ます事は認めない。
成績評価の方法と基準Grading criteria
A[50%]毎授業時の小テスト(40点満点12回分)の合算を百点法換算する
B[50%]記事の要約(100点満点3回分)の合算を百点法換算する
総合評価点=A×0.5+B×0.5
総合評価60点以上を合格とする
・常習的な消極的参加(遅刻等)に対し総合評価から減点する
・正当な理由のある欠席回分の小テストについては不利にならないよう配慮するので、可及的速やかに事情を申し出ること
★この授業について対面とオンラインが並行して開講され、円滑な対面授業運営が困難と判断される状況になった場合(もしくはオンラインのみでの開講となった場合)には、レポートの提出回数を2回に減じ、評価割合を見直する可能性がある。その場合には、可及的速やかに授業内ならびに学習支援システム Hoppii で変更点を受講者に周知徹底する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業運営方式を以前と変更するため、今年度はフィードバックがない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
小テストに回答する際にも必要となるため、授業時には電子辞書・辞書を持参すること。スマートフォンを辞書として用いる事を認めない。
その他の重要事項Others
★この授業について対面とオンラインが並行して開講され、円滑な対面授業運営が困難と判断される状況になった場合(もしくはオンラインのみでの開講となった場合)には、レポートの提出回数を2回に減じ、評価割合を見直する可能性がある。その場合には、可及的速やかに授業内ならびに学習支援システム Hoppii で変更点を受講者に周知徹底する。