教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
教育原理Principles of Education
天野 一哉
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6004 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 火・5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
The History of education, in the relationship of politics, economy, society family. Some basic concepts of education, some educational thoughts.
Active learning; group discussion about today’s educational issues
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業の概要
教育の諸問題は私たちが生きている今ここで起こっている現実であることから、書籍やネットなど閉じた媒体のみに学ぶのではなく、生身の人間、動いている世の中から発掘すべきである。そこで、授業では学生諸君と担当教員、ゲスト・スピーカーとの対話、そして教育現場へのフィールドワークから「教育とは何か」「問題点は何か」「いかに改革すべきか」などを考察してもらう。また「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の意義を学び、指導のための資質能力を身につけることを目的としている。
到達目標Goal
教育の基本的諸概念、教育に関する歴史及び思想を踏まえ、教員・同学及び専門家との対話や教育現場への取材を通して、現在の教育を知り、自分自身の“教育原理”を探究する。具体的には教員として、あるいは社会人としての知識のみならず、意識とスキルの向上を目指す。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
実践力育成のため、対話による PBL(Project Based Learning)の手法を用いて、課題設定・調査・分析・考察・発表等の方法を学ぶ。
学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」が1 つの柱となることから、グループワーク、フィールドワーク、プレゼンテー ションを用い、実践的に進めていく。従って下の【授業計画】は、あくまでもモデルケースであり、学生の理解度、対話の進捗によって柔軟に再構築していく。
リアクションペーパー等におけるコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす。 新型コロナウィイルスの感染状況による変更も含め、授業の課題 等、詳細については、「学習支援システム」を通じて告知する。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
授業の目的及び方法、「教育原理」についてディスカッション
第2回:「教育」とは何か
解説とグループ・ディスカッション
第3回:「学習」とは何か
解説とグループ・ディスカッション
第4回:「教員」「学校」とは何か
教育制度の成立
解説とグループ・ディスカッション
第5回:教育史①
世界の教育史の概観
第6回:教育史②
日本の教育史の概観
第7回:教育思想①
世界の思想の概観
第8回:教育思想②
日本の思想の概観
家庭/家族
第9回:教育の方法
学習指導要領の位置づけ、能動的な学習への参加
第10回:ゲスト①
現役教員によるキャリア教育等の学校現場報告と対話
第11回:教育評価
自己評価・ルーブリック評価・ゴールフリー評価
第12回:プレゼンテーション①
第11回までの講義を踏まえた学生によるプレゼン
第13回:プレゼンテーション②
第11回までの講義を踏まえた学生によるプレゼン
第14回:総まとめ
全授業テーマの総括と学生の省察
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
プレゼンテーション、レポートの作成にあたってはテーマに関連した学術的専門書(教育史を含む)の引用とフィールドワークを必須とするので、その選定をおこなう。方法等については授業内で説明する。その他、授業のテーマに合わせて事前に準備学習を指示する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
筒井美紀・遠藤野ゆり(2013)『教育を原理する』法政大学出版局
参考書References
天野一哉(2013)『中国はなぜ「学力世界一」になれたのか-格差社会の超エリート教育事情』中央公論新社
中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領(本分、解説、資料)、
※いずれも文部科学省HPより最新版をダウンロード可能
成績評価の方法と基準Grading criteria
教育学の基本的な諸概念を理解しているか、それを用いて、教育の諸問題について考察する力がついているかを毎回の「100字以上省察」:40%、レポート(またはプレゼンテーション):60%で評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
コミュニケーション等のスキルは、1回、2回では身につかないので、発展的要素を加えながら、各回に実践の場を設ける。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
可能であれば、スマートホン、パソコン等の通信端末。
その他の重要事項Others
春学期(教職入門)・秋学期(本講義)合わせての履修を推奨する。