教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
教職入門Introduction to teaching profession
寺崎 里水
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 月・2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, people aiming for the teaching profession will learn fundamental matters related to teaching jobs, and will decide their aptitude and will aim to raise motivation for the teaching profession.
We will examine the current situations of school education and school teachers, their careers, future issues and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、教職を将来の選択肢のひとつとして考え、教職意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について基本的な知識や考え方を理解し、教職に就くとはどういうことか、そのためにどのようなことを学び、身につけておかなければならないのかなど、自らの適性を判断して教職への意欲を高めることを目的としている。
具体的には、教職の意義及び教員の役割、教員の職務内容を主たる要素として授業を構成する。近年、日々の生活や学習に困難を抱える児童・生徒への対応、保護者や地域課題への対応など、教師が向き合う課題は多様性と複雑さを増している。教職という職業にはこれまで以上に時代や社会の変化に向き合い、生涯にわたって学び続ける自覚が求められている。また「チーム学校」への対応など、学校の内外との連携も重視されてきており、教員一人ひとりの役割を理解すると同時に、組織として諸課題に対応することも期待されている。今日の学校教育や学校教員の現状や諸課題についての概要をおさえながら、教員の仕事のありよう、生き方等について具体的な検討を行い、受講生一人ひとりの教職についての理解を深めていきたい。
到達目標Goal
教職を将来の選択肢のひとつとして考えることを前提に、以下の事柄を到達目標とする。
①教職意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について基本的な知識や考え方を理解すること。
②教職に就くとはどういうことか、そのためにどのようなことを学び、身につけておかなければならないのかが理解できること。
③授業を通して、自らの適性を判断して教職への意欲を高めること。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は対面で行います。
教職課程の入門科目として位置付けられており、指定された教科書をもとに講義を行うほか、個々人やグループでワークをしたり、課題レポートを提出したりしてもらいます。
課題提出やそのフィードバックは授業内と学習支援システムの両方を通じて行います。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:導入と教職への条件:4年間の学びのイメージ
職業を選択するということ、教職を選択するということ
第2回:教師像の構築
教師という職業世界への接近と大学における教職課程
第3回:職業としての教師へのハードル
教員免許・養成制度・教員採用
第4回:専門職としての教師の成長・育成
研修・免許更新・服務義務
第5回:教育指導の本質と意義
教育の専門家としての教師
第6回:教職の歴史的特質
教職観の変遷と今日の教員の役割
第7回:教職に関する実務①
学校という組織の運営・校務分掌
第8回:教職に関する実務②
教師としてのキャリア
第9回:教育の方法
学習指導要領の位置づけ、能動的な学習への参加
第10回:教師の職務実態①
学級経営、多様化する子どもたち
第11回:教師の職務実態②
生徒指導・進路指導
第12回:教師の課題①
子どもの貧困、学力格差、力のある学校
第13回:教師の課題②
チーム学校への対応、協働と連携
第14回:教職の方向性
変わる子どもの学び、学び続ける教師
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指定された課題をすることが予習になるように講義内容を考えています。必ず課題を終わらせ、提出したのちに、授業に参加してください。
教科書の内容すべてを授業内で扱えるわけではないので、授業で触れた章はもちろん、関連文献・資料として紹介されたものを各自で読んだり調べたりしてください。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
高妻紳二郎・植上一希・佐藤仁・伊藤亜希子・藤田由美子・寺崎里水(2017)『改訂版教職概論』協同出版
参考書References
生徒指導提要(平成22年3月、文部科学省) ※PDFでダウンロード可能
植上一希・寺崎里水(2018)『わかる・役立つ教育学入門』大月書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
基本的な知識や考え方を理解できること、4年間の教職課程の学びに主体的に取り組む意思があることを総合的に評価する。
具体的には、提出課題の内容:50%、試験:50%で評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
とくになし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用する場面があるので、インターネットに接続し、必要な資料をダウンロードしてプリントアウトしたり、重要だと感じた内容を自身でノートにまとめることが必要です。ネットに接続できる環境、パソコン、パソコンが用意できない場合はタブレット(スマホは画面が小さいので推奨しません)が必要です。
その他の重要事項Others
教職課程を履修する学生を対象に開講する科目です。