人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY600J2(心理学 / Psychology 600)論文研究指導Master's Thesis Research
長山 恵一Keiichi NAGAYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S1106 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
臨床心理学専攻 研究指導科目 |
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Outline (in English)
In this course, students will explore, present and discuss about each indepensdent clinical psychological research activity relevant for the master's thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
臨床心理学の分野に関連したテーマについて、個々の学生さんが各自の修士論文のテーマにそって専門書や論文を調べ、研究計画をたて、修士論文としてふさわしい論文を書き上げるための研究指導。
到達目標Goal
修士論文にふさわしく、適切な研究方法を用いて先行研究を踏まえ、論理的な内容と適切な形式を備えた修士論文を書くことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP3」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
修士論文を書き上げることを目標に論文指導をする授業なので、個々の学生さんのテーマや修士論文の内容や進行状況によって大きく授業の内容は異なり、基本的に個別的な指導を原則として授業を進めます。オンラインでの開講となった場合、それにともなう各回の授業計画の変更等については、学習支援システムでその都度お知らせします。
課題等のフィードバックは学習支援システムを通して行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:研究計画の概要の検討1
修士論文の研究計画の問題点や要点を検討する。
第2回:研究計画の概要の検討2
修士論文の研究計画の問題点と要点を精査する
第3回:研究計画の概要の検討3
修士論文の構想発表会に向けてのおおまかな整をする。
第4回:研究計画の概要の検討4
修士論文の構想発表会に向けての仕上げを行う。
第5回:修士論文に関連した先行研究の探索と学習1
先行研究の資料を収集する
第6回:修士論文に関連した先行研究の探索と学習2
先行研究を整理していく
第7回:修士論文に関連した先行研究の探索と学習3
先行研究からみた研究計画の妥当性を再考する
第8回:修士論文に関連した先行研究の探索と学習4
先行研究のおおまかな「まとめ」を行う
第9回:調査研究の学習
調査方法の概要を学習していく
第10回:調査研究の内容の検討1
調査方法を具体的に検討していく
第11回:調査研究の内容の検討3
調査対象の選定を議論する
第12回:調査研究の内容の検討4
調査対象を具体的に検討していく
第13回:調査研究の内容の検討5
統計処理方法について検討していく
第14回:完成した調査計画や調査表のチェック1
調査の具体方法や項目、スケジュール検討していく
第15回:完成した調査計画や調査表のチェック2
調査の具体方法や項目のチェックー夏休み中に行うデータ収集のスケジュール整理
第16回:調査したデータの処理1
収集したデータを実際に統計処理していく
第17回:調査したデータの処理2
統計処理された結果をまとめる
第18回:調査したデータの処理3
統計処理された結果を読み込む
第19回:調査したデータの処理4
統計処理されたデータの結果を検証していく
第20回:調査結果のまとめと検討1
先行研究とデータから得られた結果を比較してみる
第21回:調査結果のまとめと検討2
先行研究とデータから得られた結果をまとめ考察につなげていく
第22回:考察の検討1
考察の概要を整理する。
第23回:考察の検討2
考察の詳細を検討していく
第24回:考察の検討3
考察の内容を論理的に組み立てていく
第25回:考察の検討4
考察の内容を最終的に決定していく
第26回:論文の実際の仕上げ1
論文の「はじめに」「目的」を仕上げる。
第27回:論文の実際の仕上げ2
論文の「仮説」「先行研究」を仕上げる。
第28回:論文の実際の仕上げ3
論文の「結果」「考察」「おわりに」を仕上げる
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
次回の指導までに必要な修士論文の諸課題を準備しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
学生さん個別によって異なり、必要に応じて適宜紹介します。
参考書References
学生さん個別によって異なり、必要に応じて適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
修士論文指導にかかわる学習態度や平常点(50%)と論文作成の知識・技術の習得(50%)によって評価する。
オンラインでの開講となった場合、それにともない、成績評価の方法と基準も変更することがあります。具体的な方法や基準は、授業開始日に学習支援システムにてお知らせします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
複数の学生を同時に指導する機会をなるべく多く設けて、学生さんが相互に修士論文の作成の仕方やまとめ方を学びあい議論できるように修士論文の指導の仕方を工夫していきたい。
その他の重要事項Others
授業の展開によって、上記の授業計画は若干の変更があり得ます。
担当教員の専門分野
比較精神療法、精神医学