スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS200IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)体つくり運動指導論演習Physical Fitness Coaching (seminar)
【2018年度以降入学生対象】
小野田 桂子Keiko ONODA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | M4590 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2018年度以降入学生対象 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツコーチングコース専門科目 |
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Outline (in English)
There are two types of “Karadatukuri undou" (Physical Training Exercises): "karadahogushiundou" (body relaxation exercise) and “Tairyokuwotakameruundou" (physical fitness enhancing exercise).The former aims at awareness, coordination, and interaction, while the latter aims at knowing how to improve physical fitness.When teaching junior high and high school students, it is essential to realize the joy of exercising.This will allow students to get involved in physical education and exercise.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
履修者は体育授業において、生徒を体つくり運動に親しませることができる指導力を身に付ける。体つくり運動には「体ほぐし運動」と中学校では「体の動きを高める運動」,「実生活に生かす運動の計画」、高等学校では「体力を高める運動」の領域がある。「体ほぐし運動」は気付き・調整・交流の観点がねらいであり、「「体の動きを高める運動」,「実生活に生かす運動の計画」は体力向上の行い方を知ることがねらいである。中学生・高校生を指導する際に運動をすることの楽しさを実感させることを基本に学習する。
到達目標Goal
!)履修者が、中学校・高等学校において体つくり運動の体育授業を展開することのできる指導力、知識、態度を身に付けることができる。
2)環境と運動との関係や世界の諸問題についてを考え、指導法を工夫・改善することを習慣化する
3)安全に配慮することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基礎・基本を大切にしながら、感染拡大予防に努めたグループワークによる協働的な演習を行いアクティブラーニングによる授業展開をしていく。主体的に学習に参加し、学びを深めることができる模擬授業を中心に進める。毎授業でのリアクションペーパー提出あり。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:基本学習 ①
授業ガイダンス、体つくり運動理論、「体の動きを高める運動」コーディネーショントレーニング、柔軟1
課題1:自己の体力認識
2:基本学習 ②
模倣運動・道具を使った運動(ボール)での体ほぐし運動
3:基本学習 ③
「体の動きを高める運動」コーディネーショントレーニング・ステップ1基本
4:基本学習 ④
「体の動きを高める運動」コーディネーショントレーニング・ステップ2応用
5:基本学習 ⑤
音楽を使った体ほぐし運動、道具を使った運動(なわとび指導)、ステップ3応用発表
6:基本学習 ⑥
体ほぐし運動・道具を使った運動(輪)、「実生活に生かす運動の計画」筋力
7:指導案計画確認
グループ分け・指導計画・相談
課題2:環境と運動について
「コーディネーショントレーニングを取り入れた体ほぐし運動・柔軟向上」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
8:模擬授業(長縄・柔軟)
「道具を使った(長縄)体ほぐし運動・柔軟向上」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
9:模擬授業(表現運動・調整力)
「表現運動を取り入れた体ほぐし運動・調整力を高める」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
10:模擬授業(ボール・持久力)
「道具を使った(ボール)体ほぐし運動・持久力向上」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
11:模擬授業(音楽・瞬発力)
「音楽を使った体ほぐし運動・瞬発力を高める」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
12:模擬授業(フープ・筋力)
「フープを取り入れた体ほぐし運動・筋力向上のため、実生活に生かす運動の計画をする」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
13:「交流」を目標とする授業内容の検討
「ゲーム・鬼ごっこ」を取り入れた体ほぐし運動・筋力向上のため、実生活に生かす運動の計画をする」の指導を中心とした模擬授業を行う。終了後に生徒役が「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の知識・理解」等について何を学べたかをディスカッションする。
14:まとめ
課題:3
体つくり運動の工夫(ディスカッション)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
模擬授業の指導案づくりに際する調べ学習等本授業の準備学習・復習時間は各2時間 とする。アナロゴンを積極的にとりいれる。自らの生活に運動をとり入れ実践することを推奨する。世界の諸問題について体力や生涯スポーツとしての側面から、自身との関係を考える習慣を身につけていただきたい。
テキスト(教科書)Textbooks
①新学習指導要領に基づく中学校・高等学校向け「体つくり運動」「体育理論」リーフレットhttp://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1306082.htm
②高橋健夫他 共著:体育科教育別冊 新学習指導要領準拠 新しい体つくり運動の授業づくり、大修館書店、2009
参考書References
文部省 学校体育実技指導資料第 7 集 体つくり運動- 授業の考え方と進め方-
成績評価の方法と基準Grading criteria
【参加態度】40点
①仲間と協力し、能力を高あう授業への取り組み姿勢と指導方法習得のための積極的な「態度」を評価する。
②自己の指導に問題意識を持ち、改善しようとする「態度」を評価する。
③自己の体調管理ができ、体調不良による不参加を防ぐ「態度」を評価する。
【模擬授業点】30点
①体つくり運動の指導案作成により、「理解と知識」を評価する。
②体つくり運動の模擬授業により、指導力と実技力の「実践力」を評価する。
③動機付けについての工夫に対して「取り組む力」を評価する。
【課題レポート】30点
①毎回の振り返りレポートにおける「知識・理解」「考える力」「気づき」「独創性」「伝える力」を評価する。
②記述内容の独創性や自身の考えを後押しする文献などの引用を使い記述されているかを評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実技力の向上や履修者の体力向上にもつながる内容を取り入れる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
運動できる服装・筆記用具
その他の重要事項Others
日頃から、自身の体力向上や体調管理に努めていただきたい。水分やタオルは各自用意してください。