スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS300IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)スポーツ現場実習B Sports On-site Training B
春日井 有輝Yuki KASUGAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | M2292 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | ※2012年度以前入学生履修不可 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 ヘルスデザインコース専門科目 |
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Outline (in English)
In the sports field practice, students learn by practicing techniques for athletes necessary for activities as athletic trainers through activities at sports scenes and athletic training rooms.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本実習ではアスレティックトレーナーとして活動する際に必要な選手に対する姿勢、技術をスポーツ現場およびアスレティックトレーニングルームにおいて実際の活動を通して学び、習得する。
到達目標Goal
アスレティックトレーナーとして最低限必要なスポーツ現場における安全管理、救急処置、評価、各種エクササイズの実践および指導ができることである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
これまで各科目ごとに系統的に学んできた知識・技術を総動員し、スポーツ現場およびトレーナールームという臨床場面において、プロのアスレティックトレーナーの指導を受けながら、アスレティックトレーナー業務を実践する。スポーツ現場とアスレティックトレーニングルーム、両方の活動が必須である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
今後の進め方、アスレティックトレーニングルームの使い方、HOPS、SOAPノートの記載方法
2:緊急時対応
BSL(CPR・AED)の復習、救急処置法の確認
3:物理療法機器の使い方
各種物理療法機器の使用目的、使用方法、適応・禁忌
4:手部・手首・肘関節の評価
手部・手首・肘関節の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
5:肩関節の評価
肩関節の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
6:頸部の評価
頸部の評価(HOPS、SOAPノートの作成)、神経学的所見
7:腰部の評価
腰部の評価(HOPS、SOAPノートの作成)、神経学的所見
8:骨盤部・股関節の評価
骨盤部・股関節の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
9:股関節・大腿部の評価
股関節・大腿部の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
10:膝関節の評価
膝関節の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
11:下腿・足関節の評価
下腿・足関節の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
12:足関節・足部の評価
足関節・足部の評価(HOPS、SOAPノートの作成)
13:頭部・顔面部の評価
脳震盪・頭部/顔面外傷に対する対応
14:スポーツ現場での対応(安全対策について)
現場の安全確保、水分補給、練習・試合前の個別W-upの指導・実践
15:スポーツ現場での対応(急性外傷の対応他)
現場の安全確保、急性/慢性外傷時の対応
16:スポーツ現場での対応(特殊環境での対応)
特殊環境下(暑熱・寒冷)での対応
17:スポーツ現場での対応(現場の安全確保他)
現場の安全確保、練習後の対応(ストレッチング、各種物理療法)
18:スポーツ現場での対応(性別・年代別の対応他)
性別、障害および各種対象年代の違いによる注意点の違い
19:部位別アスレティックリハビリテーション(上肢)
上肢のアスレティックリハビリテーション
20:部位別アスレティックリハビリテーション(体幹)
体幹のアスレティックリハビリテーション
21:部位別アスレティックリハビリテーション(下肢)
下肢のアスレティックリハビリテーション
22:競技別アスレティックリハビリテーション(球技)
球技競技のアスレティックリハビリテーション
23:競技別アスレティックリハビリテーション(記録競技)
記録競技のアスレティックリハビリテーション
24:競技別アスレティックリハビリテーション(採点競技)
採点競技のアスレティックリハビリテーション
25:競技別アスレティックリハビリテーション(格闘技)
格闘技競技のアスレティックリハビリテーション
26:総合実習1(HOPS)
これまでのすべての活動を含めた総合的な実習および評価の復習を行う
27:総合実習2(現場の安全対応)
これまでのすべての活動を含めたスポーツ現場での対応の復習を行う
28:総合実習3(アスレティックリハビリテーション)
これまでのすべての活動を含めた総合的な実習およびアスレティックリハビリテーションの復習を行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
これまでにアスレティックトレーナーに必要な知識として学んできたすべての科目が必要になる。特に機能解剖学、測定・評価、コンディショニング、アスレティックリハビリテーションの知識は必須である。実習の中で常に口頭試問等が繰り返されるため、都度の復習は当然のことであるが、受講前に必ず機能解剖学の知識を定着させておくことが必須となる。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
日体協公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト3スポーツ外傷・障害の基礎知識
日体協公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト4健康管理とスポーツ医学
日体協公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト5検査・測定と評価
日体協公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト6予防とコンディショニング
日体協公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト7アスレティックリハビリテーション
日体協公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト8救急処置
参考書References
STANLEY HOPPENFELD :図解四肢と脊柱の診かた.医歯薬出版株式会社,2003
臨床スポーツ医学編集委員会:新版スポーツ外傷・障害の理学診断・理学療法ガイド.文光堂.2003
坂井建雄,松村讓兒:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系.医学書院.2011
日本トレーニング指導者協会:トレーニング指導者テキスト実技編.大修館書店.2011
小林直行,成田崇矢,泉重樹:女性アスリートのための傷害予防トレーニング.医歯薬出版.2013
成績評価の方法と基準Grading criteria
※日体協公認アスレティックトレーナー資格取得を明確に目指すものが受講する科目である。そのため受講にあたりガイダンスを行い、面接を課すことがある。
評価は実習への取り組み(60%)および現場実習報告書(レポート)(40%)とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
旧カリキュラムでは単位化されていなかった実習が新たに単位化されたものである。学生にとっては1 年を通して最も大変な実習であったという感想がほぼすべてであるが、同時に得られるものも大きかった、という感想を得ている。しかしながら、途中で脱落するものもみられるため、受講の際には選抜や面接を行うことがある。
その他の重要事項Others
※(再掲)日体協公認アスレティックトレーナーを明確に目指すものが受講する科目である。そのため受講にあたりガイダンスを行い、面接を課すことがある。