スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOM200IA(社会医学 / Society medicine 200)公衆衛生学Public Health
鬼頭 英明Hideaki KITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | M1700 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門基幹科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is for students to understand the public health based on the evidence.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義の目的は、健康問題を集団として取り扱い、科学的根拠に基づいて、その背景や課題解決の方策について理解を深めることである。
授業は、地域や国などの単位で統計的に健康問題を捉えるとともに、年齢、性や職業などの視点でも理解を深め、集団が抱える課題を追求していく。また、疾病や健康の要因について、どのように絞っていくかを、科学的な根拠に基づいて明らかにすることの重要性について理解できるようにする。様々な健康情報が飛び交う中で、適切な意思決定や行動選択がどのようになされるべきかを学ぶ。社会人として,生涯を通じた健康の保持増進のためにどう考え、実践すべきかを学ぶことである。
到達目標Goal
疾病予防のためにどのような方策が重要であるか、行政など社会が果たす役割とは何かについて理解できるようにする。さらに、生涯を通じての健康的なライフスタイル形成のためにできることは何かについて、自分自身ばかりでなく社会に対しても働きかけることができることを目指す。また、保健体育科教員として学校現場で効果的な「保健」の授業ができる基盤となる知識が獲得できるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
原則、対面による授業で進める。また、授業に際し、パワーポイント資料を配布する。授業では、課題解決型の質問による双方向の授業進行となることに留意すること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:概論
公衆衛生学の全体を見渡す
2:保健統計/その意義
保健統計が示す国民の姿から、その意義を捉える。
3:保健統計/人口統計
人口静態統計及び人口動態統計について詳述する。
4:保健統計/死因統計
死因別死亡率や悪性新生物による死亡率について概説する。
5:生命表の意義
生命表、平均寿命及び平均余命について概説する。
6:疫学概論
疫学とはどのような学問なのかについて概説する。
7:疫学の歴史
疫学的なアプローチについて過去の事例を紹介し、その意義を詳述する。
8:コホート研究
コホート研究について詳述する。
9:症例対照研究
症例対照研究の意義について詳述する。
10:健康と疾病の概念
健康及び疾病の概念、および一次予防の重要性について概説する。
11:感染症と対策
感染症の今日的課題について概説する。
12:母子保健
母子保健の重要性と課題、思春期の性に関する健康課題について概説する。
13:高齢者保健
高齢者の健康課題について概説する。
14:労働衛生
労働衛生の意義、及び題について概説する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は各2時間。授業内で示した課題に関するレポートの提出を求める。
テキスト(教科書)Textbooks
なし(授業時にパワーポイント資料等を配付する)
参考書References
国民衛生の動向2019/2020(厚生労働統計協会)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業毎のレポート50%、最終レポート50%で評価する。
ただし、欠席が多い場合には評価の対象からはずれるので留意すること。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の意見を積極的に取り入れる。