スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOM100IA(社会医学 / Society medicine 100)機能解剖学Functional Anatomy
【2017年度以前入学生対象】
泉 重樹Shigeki IZUMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | M1020 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2017年度以前入学生対象 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門基礎科目(講義科目) |
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Outline (in English)
In the functional anatomy lecture, students mainly understand the human body structure from the musculoskeletal system and learn about the basic movement of the human body.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
機能解剖学では進化の過程で人類だけが獲得した直立2足歩行を可能にする人体構造を主に筋骨格系から理解し、運動と諸機能を最大限に発揮するための諸条件である構造を学ぶ。そしてその成果から自らのパフォーマンスの向上の可能性を発見することを具体的な目標とする。
到達目標Goal
人体の骨格と関節運動の構造を3次元および3面(矢状面・前額面・水平面)で理解する。重力に抗して立つ(下肢)人の直立二足歩行運動および体重を支える役目から解放された上肢の運動をそれぞれ構造面から理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義では、人の動作の運動学的評価、スポーツ傷害の評価・原因の同定、コンディショニング、アスレティックリハビリテーションなどに最低限必要な人体の構造および機能について、理解することを目標とする。そのために運動器の骨、筋、靱帯、関節、神経支配などと身体運動を関連づけて学習することを目標とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の進め方、骨格、関節(可動域)、アライメント、運動面、運動方向
2:骨・関節・靭帯・筋・腱の構造
解剖学総論、骨・関節・靭帯・筋・腱の構造、骨格筋の神経支配1
3:上肢(肩関節)
肩甲帯、自由上肢、肩関節、肩甲上腕関節、運動、筋、血管
4:上肢(肘関節)
肘関節、運動、筋、神経、血管
5:上肢(手関節)
手関節、筋、運動、神経、血管
6:上肢(全体)
アライメント、運動、関節構造、主働筋、協働筋、トルク
7:下肢(股関節)
股関節、筋、運動
8:下肢(膝関節)
膝関節、靭帯、半月板、筋、運動
9:下肢(足関節)
距腿関節、距骨下関節、靭帯、筋、運動
10:下肢(足部・全体の復習)
足部の骨、静的・動的下肢アライメント、二関節筋、運動、神経
11:脊柱全体・頚部
脊柱、頸椎、筋、靭帯、運動
12:体幹部(胸部)
胸椎、胸郭、筋、関節、運動
13:体幹部(腰部・骨盤部)
腰椎、仙椎、骨盤、仙腸関節、筋、運動
14:運動器の解剖と機能概論
全体のまとめ、運動器の構造、骨格筋の神経支配
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第1回 特になし。
第2~14回 前回授業の課題への取り組みと復習。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。
授業資料は授業支援システムを使用する。
参考書References
日本体育協会編:公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト2 運動器の解剖と機能
中村千秋(翻訳), 竹内真希: 身体運動の機能解剖. 医道の日本社(2002/5)
工藤慎太郎: 運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学. 医学書院 (2012/5)
坂井建雄: プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系. 医学書院(2016/12)
F.H.Netter(著), 相磯貞和(翻訳): ネッター解剖学アトラス原書第6版. 南江堂(2016/8)
松村讓兒: イラスト解剖学. 中外医学社(2014/3)
広瀬統一他,アスレティックトレーニング学,文光堂(2019/12)
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験80% 平常点20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新しい用語、かつ漢字で覚えるもの多く、新しい知識を整理するのに苦労したようである。復習に力を入れ、定期的に行う小テストをバロメーターにして学習を進めてほしい。