スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
PHL100IA(哲学 / Philosophy 100)哲学Philosophy
小館 貴幸Takayuki KODATE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | M0660 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
総合教育科目 視野形成科目(必修選択) |
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Outline (in English)
It is an essential for us in living to study philosophy. Because man cannot live without thinking. In this lecture, students can learn some theories and some key concepts to resolve problems in some themes. The aim of this lecture is that students can gain a multilateral perspective and deepen own thought.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人間は考えることなしに生きることができない。したがって、私たちにとって哲学は本質的なものである。本講義では、いくつかのテーマを設定し、それらのテーマに対する複数の考え方とその枠組みを学んでいく。そのことにより、多角的な視野を獲得すると同時に、自らじっくり考える力を養うことを目的とする。
到達目標Goal
(1)哲学とは何かを説明することができる。
(2)哲学における諸説について述べることができる。
(3)基本的な概念や語句について述べることができる。
(4)諸問題について自分の考えを述べることができる。
(5)物事を多角的な視点で捉えることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は対面講義にて実施する予定で或る。基本的には講義形式で行っていくが、なるべく対話を重視し、一部グループワークも導入していく。
また、一度はフィールドワークとして、希望者による校外研修を行う予定である。
遠隔授業となった場合には、オンデマンド型(音声データつきのパワーポイント資料)で行い、講義内容確認のためのリアクションペーパーや小テストの機会を設ける。Zoomによる配信は実施しない。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:哲学とは何か
①イントロダクション
②哲学の定義
③哲学の成立ち
2:古代ギリシアの哲学(1):根源の探求
①哲学の誕生
②自然学派
③アルケー
3:古代ギリシアの哲学(2):ソフィストの登場
①アルケーからアレテーへ
②人間尺度説
③ソクラテス
4:古代ギリシアの哲学(3):徳の探求
①プラトン
②アリストテレス
5:認識論(1):大陸合理論
①デカルト
②我思う故に我あり
6:認識論(2):イギリス経験論
①ロック
②タブラ・ラサ
7:認識論(3):批判論
①カントの認識論
②コペルニクス的転回
8:共生論(1):障害との共生
①ノーマライゼーション
②障害とは何か
③自立生活運動
9:共生論(2):病との共生
フィールド・ワーク
①ハンセン病
②人間の尊厳
③差別について
10:共生論(3):共生の思想
①ヘーゲル
②弁証法
11:価値論(1):義務論
①カント
②定言命法
12:価値論(2):功利主義
①J.S.ミル
②最大多数の最大幸福
13:死生論(1):生の哲学
①生とは何か
②生への意志
③始まりの思想
14:死生論(2):死の哲学
①死とは何か
②死の人称
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習:前回の授業内容を再確認する。事前課題がある場合には、その課題に取組む。
復習:配布されたプリントを再度見直し、授業内容の振り返りを行う。課題がある場合は、その課題に取組む。
できれば、講義で紹介する哲学の本を、とくに古典や法政大学関係者の著作を一冊でも読んでみる。
本授業の準備学習・復習時間は各 2時間 を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
授業内にプリントを配布する。
参考書References
授業中に適宜紹介していく。
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(20%)、学期末レポート(20%)、課題(50%)、平常点(10%)による総合評価。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・受講生へのフィードバックの機会を十分に確保できなかったので、この点を改善していきたい。
・音声動画のアップが遅れてしまうことがあったので、このようなことのないように準備していく。
今年度から担当したので授業改善アンケートがまだ手元にないため、講義を踏まえての自らの改善点を記した。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
遠隔授業による講義となった場合には、配付資料や教材を閲覧できるような情報機器を準備し、ネットワーク環境を整備しておくこと。
その他の重要事項Others
受講希望者は、講義についてのイントロダクションを行うので、最初の講義に必ず出席してもらいたい。
全体の講義の中の一回は、フィールドワークとして、多摩全生園の見学を行う予定である。
担当教員は、介護福祉士の国家資格を持ち、終末期の患者や人工呼吸器をつけた難病患者の在宅介護の仕事に約20年間携わってきた。在宅現場での経験を踏まえて、死とその周辺の問題について、現実に基づいた意見を伝えていく。