文学部Faculty of Letters
PSY300BG(心理学 / Psychology 300)研究法Ⅰ(10)研究法Ⅰ(10)
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3717 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This class aims to develop a research study with a view to paper preparation by raising problems and solving them through reviews of previous research, experiments, surveys, and data analysis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では,自らが問題・課題を提起し,それらを先行研究のレビュー,実験・調査およびデータ分析によって解決することを通じ,論文作成を見据えた研究の実践方法を学びます。
到達目標Goal
1.目的とするデータが掲載されている論文の検索し,情報を取りまとめる(レビュー)ことができる。
2.論文に記載されている実験・調査方法,分析法が理解できる。
3.研究計画を立て,研究計画書を作成できる。
4.発表資料を作成し,聴衆が理解しやすいプレゼンテーションができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
研究課題の設定,文献のレビュー,研究仮説の設定,研究計画書の作成,実験計画,実験・調査の遂行,統計解析,レポートの作成,プレゼンテーションなどの各方法を学び,実践します。まずはグループでの作業から取り組みますが,最終的には個人ごとにテーマを設定し,研究計画諸の作成およびプレゼンテーションを行います。本授業で対象とする予定の主たる研究テーマは以下の通りです。
○身体活動・スポーツ中の感覚認知 / 心理的情報と生理的状態の対応
○体型認識と減量行動・リバウンド・身体活動量
○痩身指向に関与する性格・意識の特徴
○高齢者・有疾患者の運動・身体活動とQuality of Life / 生活満足度
また,前回の授業で実施した内容や提出された課題に対しては,授業内で全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:概要の説明
授業計画や実践内容などについて説明を受け,グループ分けを行う。
第2回:研究テーマの設定
研究遂行に関する講義を受ける。グループごとの研究テーマを設定する。
第3回:研究課題の設定
研究テーマに関する文献をレビューし,グループごとに研究課題を設定する。
第4回:研究計画の立案1
グループごとにミニ研究の計画を発表し,内容に関して論議する。
第5回:研究計画の立案2
グループごとにミニ研究の計画を発表し,内容に関して論議する。
第6回:研究計画書の作成
研究計画書の作成方法に関して講義を受ける。グループで研究計画書を作成する。
第7回:研究の実践1
グループごとに,ミニ研究に向けたデータ収集の準備・実践を行う。
第8回:研究の実践2
グループごとに,データ分析,結果のまとめ・解釈を行う。
第9回:研究成果の発表
ミニ研究の結果報告会(ミニ研究の結果をグループごとに発表する)。
第10回:論文作成法の解説
研究結果を論文にまとめる技法などの講義を受ける。
第11回:個人研究の計画
卒業論文で対象としたい研究テーマについて文献をまとめ,課題を明らかにする。
第12回:個人研究の発表1
卒業論文で対象としたい研究テーマについて,研究計画を発表する。
第13回:個人研究の発表2
卒業論文で対象としたい研究テーマについて,研究計画を発表する。
第14回:個人研究の計画
卒業論文の研究計画について討論し,まとめる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ほとんどの回で文献の検索やレビュー(まとめ),プレゼンテーションの準備,研究計画書の作成などの課題を課します。それに従って必ず資料等の作成,発表準備をしてきてください。各授業における準備および復習等の時間は,それぞれ2時間を標準とします。
また,個人研究,グループ研究共に,授業以外に時間を設けて実験・調査,発表準備などの作業を行う必要があります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。必要に応じて適宜資料の配付,書籍・文献の紹介をします。
参考書References
浦上昌則,脇田貴文.心理学・社会科学研究のための 調査系論文の読み方.東京図書.
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は,1)実験・調査・発表の内容:50%,2)最終的な個人研究の研究計画書の内容:20%,3)授業への参画状況(出席・発言など):30%,で行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度はすべてオンラインでの授業でしたが,どうしても学生同士の交流が希薄になってしまい,グループでの活動が困難な状況でした。
卒業論文の作成やゼミ内での活動において重要な学生間のコミュニケーションが不十分な状況となってしまいました,また,各種実験機器に関しての説明も実施できませんでしたので,2021年度は対面による様々な活動を充実させて行きたいと考えています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各種原稿・レポートに対してコメントをつけて返却した場合,タブレットやスマートフォンではそのコメントを確認できないという意見がありました。
そのため,自宅または学内でパソコンを使用して原稿やレポートを確認できるように準備・使用環境の確認をしておいてください。
その他の重要事項Others
運営方針や初期の活動を行うグループ分けをしますので,受講者は初回の授業に必ず出席してください。
万が一、希望者が定員を超過した場合は,GPAおよび「演習Ⅱ事前調査票」の記述内容の具体性に基づいて受講者を選抜します。