文学部Faculty of Letters
GEO200BF(地理学 / Geography 200)世界地誌(1)世界地誌(1)
狩野 真規Masanori KANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3443 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course deals with the geographical characteristics of the Oceania area.
By the end of the course, students should be able to do the following:
1.Obtain basic knowledge about the regional geography of the Oceania area.
2.Understand the relationship between Japan and the Oceania area from the viewpoint of the geography.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この地域の成り立ちや日本との関係性ならびに近年の状況を踏まえつつ、オセアニアの地域的特徴について注目していく。それらを通じて、オセアニア地域の概観や地域の特色について理解する内容とする。
到達目標Goal
オセアニア地域における地理的特色を理解するとともに、分布図の見方やその説明のための表現方法などの獲得も目指す。具体的な到達目標としては、オセアニア地誌についてそれらを説明するのに必要なキーワードを交えた説明ができることや、対象地域に関する分布図やグラフから特徴を見出し、その説明ができることなどを目安とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
シラバス執筆段階では、教室での対面で講義を実施する予定である。基本的には講義冒頭で予習課題に即した小テストを実施し、その内容に関連した話題を配布資料(講義冒頭での配布のみで、Hoppii等での配布はしない)を使いつつ講義形式で進めることとなる。講義の中では小テストの解答なども確認していくので、得点状況は講義内容から個々に判断できる形となる。場合によっては次回に全体に向けてその内容に関するフィードバックもする。講義終盤で次回のための予習課題を提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オセアニアの概要
オセアニア地域の範囲を確認しつつ、その概要を紹介する。
第2回:オセアニアの歴史
人類の進出とその歴史からオセアニア地域の形成を考える。
第3回:オーストラリアの自然環境
オーストラリア大陸の自然環境とその成り立ちについて考える。
第4回:オーストラリアの農業・その1
オーストラリアの農業、特に小麦生産について注目していく。
第5回:オーストラリアの農業・その2
オーストラリアの農業、特に牛肉などについて注目していく。
第6回:オーストラリアの農業・その3+鉱物資源
オーストラリアのコメ生産と鉱物資源の事態に迫る。
第7回:オーストラリアの工業
自動車産業を中心にその実態を考えていく。
第8回:ニュージーランドの自然環境・その1
ニュージーランドの自然とその成り立ちについて考える。
第9回:ニュージーランドの自然環境・その2
日本と比較しながらその自然環境を考える。
第10回:ニュージーランドの産業
ニュージーランドの農業などを見つめていく。
第11回:ニュージーランドの氷河
かかる地域における氷河の動きとその要因についてみていく。
第12回:洋上国家の成り立ち・その1
小さな島における歴史からその成り立ちについて考える。
第13回:洋上国家の成り立ち・その2
小さな島における経済からその問題点を探る。
第14回:オセアニアとは?
これまでの内容に関して振り返りをしていく。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、次回のための予習課題を提示するので、それに取り組むことが必須となる。Webでデータを確認したりするだけではなく、できるだけ文献を手に取って確認するようなことが必要になるとイメージしてもらいたい。それから、オセアニア地域についてまとめられた文献などを日常的に手に取って読んでおくことが理想である。また、高校で地理を履修していなかった場合はできるだけ高等学校の地理Bの教科書を全体的に読んで、その内容を把握することが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
現段階では特に指定はしない。
参考書References
由井浜省吾編(1991)世界地誌ゼミナールⅧ 新訂 オセアニア 大明堂 や 菊地俊夫・小田宏信 編(2014)世界地誌シリーズ7 東南アジア・オセアニア 朝倉書店 などがあげられる。これらについては目を通しておくとよいが、その他については適宜授業時に紹介する予定である。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回に実施する課題(小テスト・50%)と期末に実施するテスト(50%)の合計で評価する予定である。特にテストについては、講義内容に即したものとし、重要キーワードを押さえた形での内容理解をしているか、図表などからの読み取りができるかがカギとなる。欠席については評価から減点するので、講義への出席は重要である。公欠については所定の手続きをしている場合には考慮するので、必要な手続きをしっかり行うことを求める。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
これまで、毎回冒頭に実施する小テストについては、やや難しいとの意見があった。一方で、緊張感を保つことが出来たという意見もあった。講義以外の学習時間の確保の意味でも毎回の小テスト実施に関する取り組みについては踏襲していきたいと考えている。また、講義内の資料については、講義出席者と自己都合欠席者を同じ扱いにすることについての疑問の声があることを受け、Hoppiiなどへの公開はしない予定である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
状況が変わった時に備えて、授業支援システム(Hoppii)を利用できるようにしておくこと。特にオンライン講義に切り替わった際には、インターネットへの常時接続ができることが必要である。大学からの支援などが利用できることもあるので、各自で環境整備に努めていただきたい。
その他の重要事項Others
毎回小テストに関連する課題を提示するので、欠席した場合は各自で対応するように。基本的には次回向け課題の提示は講義内に限定し、Hoppiiなどを通じての資料配布はしない。特に初回講義での詳細説明を聞いていない場合は、注意すること。また、情勢の変化によっては試験の実施ができない場合も起こり得るので、その際には代替措置に切り替える可能性もある。