文学部Faculty of Letters
HIS100BE(史学 / History 100)日本史概説Ⅳ日本史概説Ⅳ
長井 純市Junichi NAGAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3104 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course has two main points. The first point is to get a basic knowledge on the Japanese history through several topics of the modern Japanese history, for instance, politics, economy, diplomacy, military, culture, or life style. The second one is to get a basic information on the current academic trends in the study of Japanese history.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
・授業の概要:日本近現代史を手がかりとする日本史及び日本史研究に関する概説である。毎回、日本近現代史における政治・経済・外交・軍事・文化・生活に関わるトピックを取り上げ、その概要を説明すると共に、その周辺事情についても日本史全体の流れをふまえた解説を行う。
・目的:受講生は日本史、とりわけ日本近現代史に関する基礎的な知識を得ると共に、日本史研究、とりわけ日本近現代史研究の現状に関する基礎的な情報を得る。
到達目標Goal
到達目標:1)日本史、あるいは日本近現代史を通観して概略的に説明することができるようになること。2)その上で、人々が歴史を叙述したり、また歴史研究を行ったりしてきたことの意味について、自分自身の捉え方を持つこと。3)過去・現在・未来と自分との関わりを考える手がかりを得ること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・進め方:講義形式である。
・方法:受講生の能動的な学習を促し、また双方向的な授業運営に努め、受講生の授業後のコメントや疑問などを適宜授業内で取り上げ、受講生との質疑応答を取り入れる。教室での対面授業を行うが、新型コロナウィルス感染問題への対応策として教室での対面授業をZOOMを利用して同時配信する方式を併用することもある。リアクションペーパーにおける受講生の疑問や質問、コメントなどには、次回の授業冒頭あるいは学習支援システムにおいて対応する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
授業全体の概要説明。
第2回:日本近現代史概観
国会の歴史にかかわるビデオの紹介とその解説。
第3回:ペリー来航とその残像
日本の近代化を前近代及び現代日本との関わりから解説する。
第4回:明治六年政変
日本の近現代における国政指導解説。
第5回:殖産興業
日本の近代産業出発点の解説。
第6回:文明開化
日本の近代化初期における文明開化とそれに対する批判の解説。
第7回:近代政治思想の発達
日本の近代化を進めた政治思想に関するビデオの紹介とその解説。
第8回:日清戦争
日清戦争の種々相の解説。
第9回:日露戦争
日露戦争の種々相の解説。
第10回:大正政変
日本の近代化における政党政治の種々相の解説。
第11回:オレンジ作戦
米国の対日戦争構想をめぐる種々相解説。
第12回:女性運動
日本の近代化における女性の地位向上に関するビデオの紹介とその解説。
第13回:戦後概念について
日本近代史における戦後という表現の種々相解説。
第14回:まとめ
授業の総括と質疑応答。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・準備学習:授業前に、学習支援システムにアップロードされる授業プリントをダウンロードし読んでおくこと。また、授業テーマに関する記事や参考書を読んでおくこと。
・復習:授業プリントを、授業後に読み直すこと。また、学習支援システムの「授業内掲示板」サイトに授業後に記される毎回の授業の要点や補足説明などを読むこと。
・授業の中で紹介された参考文献を読むこと。
・授業内容に関する質問や疑問があれば学習支援システムの「一般ディスカッション」サイトに投稿すること。
・本授業の準備・復習時間として、各2時間以上を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
刊本としてのテキストは使用しない。毎回、授業内容をまとめたプリント(授業プリント)を学習支援システムの「授業内掲示板」サイトに添付ファイルでアップロードする。受講生各自、授業前にダウンロードすること。
参考書References
『日本近代の歴史』(吉川弘文館)全6巻
『現代日本政治史』(吉川弘文館)全5巻
アジア歴史資料センターや独立行政法人国立公文書館、国立国会図書館のウェブサイトにおける日本史関連解説コラム
成績評価の方法と基準Grading criteria
・平常点40%、試験60%(本科目の到達目標に沿った設題とする。参照可)。
・特別の事情がなく、授業への参加度が不良と判断された場合には、あるいは試験を受験しない場合には、不合格の評価とする。
・教室での試験実施が、新型コロナウィルス感染問題により、できない場合には、試験をリポート(設題方針は、上記の通り)に切り替えることもある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
日本史、あるいは日本近現代史に関する基礎的な知識の不足を感じている受講生もいることから、受講生の各授業テーマの前提となる基礎的な知識の理解度や授業で紹介した知識の定着度を試す質疑応答を効果的に利用する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・学習支援システムを利用することのできるIT機器。
・ZOOM授業を受講することができるIT機器。
その他の重要事項Others
・やむを得ない事情により授業を欠席する場合(介護体験実習、教育実習など)には、その事情を証明する文書を提出すること。
・新型コロナウィルス感染防止策として教室での対面授業を行わない場合には、授業内容を変更することがある。
・授業に関連する連絡は、学習支援システムの「お知らせ」サイトや「授業内掲示板」サイトを利用して行うので、頻繁に閲覧し、見落とさないようにすること。
・担当教員宛の直接連絡にはメールを利用すること。そのメールアドレスは、学習支援システムに掲示する。