文学部Faculty of Letters
LIN100BD(言語学 / Linguistics 100)英語音声学B英語音声学B
川﨑 貴子Takako KAWASAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2918 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course further explores English and Japanese phonetics and phonology.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「英語音声学A」にて扱う音声学の基礎知識を前提として、英語、および日本語の音韻現象を学びます。主に音声変化に重点を置き、英語の子音・母音が、環境によってどのように変化するのかを学びます。また、後半では英語の強勢について、そして強勢の有無による音声変化について学びます。
到達目標Goal
この授業では、「英語音声学A」で学んだ内容を発展させ、英語、および日本語の音声についてより発展的な内容を学び、英語・日本語の音韻変化、プロソディーについての知識を得ること。また、学んだ知識を応用し、日本語、および英語のデータを分析し、その中に規則性を見いだし、記述できるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
前半は主に音声変化に重点を置き、英語の子音・母音が、環境によってどのように変化するのかを学びます。後半では、英語の強勢について、そして強勢の有無による音声変化について学びます。授業中に提示する問題を受講者に解いてもらうことにより、理解を深めながら学んでもらう方式をとります。
授業で提出されたリアクションペーパーなどにおけるコメント・質問へは、そのうちのいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックを行い、議論に活かします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:音声学の基礎(1)
日・英の子音・母音
第2回:音声学の基礎(2)
音節構造・モーラなど
第3回:音声規則(1)
音素・音声変化の記述
第4回:音声規則(2)
英語の音声変化—気音化
第5回:音声規則 (3)
英語の音声変化—flapping
第6回:モーラと母音
Minimal word と英語の母音
第7回:日本語のプロソディー
モーラとアクセント
第8回:英語のプロソディー (1)
英語の音節タイプとストレス
第9回:英語のプロソディー (2)
英語のストレスルール
第10回:借用語と音韻変化
借用過程における変化
第11回:日本語のアクセント
アクセントと意味変化
第12回:外来語とアクセント
外来語アクセント規則
第13回:ESLデータ分析
日本語話者による英語発話エラー分析
第14回:まとめ
音声規則、モーラ、プロソディーに関する練習問題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
●授業内容の復習をすることがとても重要です。
●また、「英語音声学A」 の知識を前提とした内容になりますので、必ず「英語音声学A」の復習を復習し、確認しつつ授業に臨んでください。
●授業内では宿題が出されます。宿題も含めて試験範囲となります。
●宿題の回答を頭の中で考えるだけではなく、書いてまとめることが求められます。
テキスト(教科書)Textbooks
授業で適宜ハンドアウトを配布する予定です。なお、ハンドアウトは学習支援システムにて配布いたします。
参考書References
Carr, Philip 2012. English Phonetics and Phonology: An Introduction, Second Edition. Wiley-Blackwell.
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末試験 ...100%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
一昨年よりの気付きになりますが、英語音声学Aの基礎知識のもとに発展的な内容を行う授業であるため、楽しめる学生と、難しく感じた学生がいたようですが、諦めず努力した方が多かったようです。授業内での理解の確認に加え、復習の機会をより多く設けるよう心がけたいと思います。
その他の重要事項Others
この授業の内容は「英語音声学A]で学ぶ内容を発展させたものとなります。「英語音声学A」と連続履修して下さい。