文学部Faculty of Letters
LIT300BC(文学 / Literature 300)日本文芸研究特講(12)詩歌B日本文芸研究特講(12)詩歌B
四元 康祐Yasuhiro YOTSUMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2696 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Expose oneself to poetic expressions and sensitivities by writing, reading, translating, discussing varieties of poems. Gain insight as to the function and nature of the poetic language, and the role of poetic imagination in the human intelligence.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
詩を書いてみる、読んでみる、考えてみる。
コトバの魔術としての詩、ココロの発露としての詩。物語る詩、歌う詩、祈る詩。目の詩、耳の詩。詩のさまざな在り方に親しむことによって、詩とは何か、そして詩を書く唯一の動物としての人間の知性とはどのようなものなのか、頭だけでなく、五感を使って洞察する。春期は詩の原理と構造を中心に、秋期は原型的な詩人像を巡って講義と演習を行います。
到達目標Goal
「詩」と呼ばれる人類特有の営みの、時代や文化ごとに移り変わる多様性に触れるとともに、深層的な象徴言語としてのその普遍性について学び、自分自身の意識の根底に組み込まれた詩的想像力の働きを自覚する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本は教室での対面授業ですが、最初の三回の授業(9/17, 9/24,10/1)はコロナ対策のためオンライン(ズームのライブ)となりました。詳しくはhoppieの「お知らせ」をご参照ください。
講義と演習を交互に繰り返してゆく予定です。
リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロ
講師と受講生の自己紹介。この授業の目的、進め方、期待するものなどの相互確認。
第2回:講義1:放浪と越境の詩人たち
ダンテ『神曲』、紀貫之『土佐日記』、伊藤比呂美『河原荒草』などを例に、詩における放浪と越境の意味を問う。
第3回:演習1:詩を書いてみる
与えられたテーマ・手法に則して予め書いてきた詩を発表し合い、相互に観賞・批評、推敲する。
第4回:講義2:部族の声としての詩人たち
ウォルト・ホイットマン、アレン・ギンズバーグ、シェ―マス・ヒーニーなどを例に、共同体の代弁者としての詩人像を探る。
第5回:休講
休講
第6回:講義3:愛と孤独の女性詩人たち
和泉式部、エミリー・ディキンソン、石垣りんらを例に、女性詩人の系譜を追う。
第7回:演習2:詩を書いてみる
与えられたテーマ・手法に則して予め書いてきた詩を発表し合い、相互に観賞・批評、推敲する。
第8回:講義4:言語を疑う詩人たち
ゲーテ『ファウスト』と谷川俊太郎『詩人の墓』を例に、詩における言語と現実との関係を探る。
第9回:演習3:国際詩祭をプロデュースする
実際の国際詩祭の記録を参考に、もしも自分たちがプロデュースするなら、どんな詩祭を実現したいか、企画立案する。
第10回:講義5:自由と抵抗の詩人たち
金子光晴、マイケル・パーマー、現代のミャンマーの詩人たちを例に、詩における自由と抵抗の在り方について考察する。
第11回:演習4:詩を書いてみる
与えられたテーマ・手法に則して予め書いてきた詩を発表し合い、相互に観賞・批評、推敲する。
第12回:休講
休講
第13回:講義6:笑う詩人たち
ジョン・ダン、ウィリアム・ブレイク、サイモン・アーミテッジ、平田俊子らを例に、詩におけるユーモアの働きを探る。
第14回:まとめ
後期の授業のまとめと質疑応答、意見交換。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「詩を書いてみる」演習(第3回、7回、11回)の授業には、予め課題の詩や文章を書いてくる。
それ以外の授業では、その回に学んだことの感想や質問を簡潔にまとめて提出する。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし。必要なテキストは、授業の都度配布します。
参考書References
四元康祐著『詩人たちよ!』思潮社 2015年
四元康祐著『ホモサピエンス詩集 四元康祐翻訳集現代詩篇』澪標 2020年
あくまでも参考です。授業のために読んでおく必要はありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート 80%
平常点 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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