文学部Faculty of Letters
LIN300BC(言語学 / Linguistics 300)ゼミナール16Bゼミナール16B
尾谷 昌則Masanori ODANI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2646 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
We will study how to analyze the language grammatically.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
若者ことばを客観的に見つめ直し、文法的に分析する。
到達目標Goal
(1)言語分析に必要な言語学の基礎概念やコーパス使用法を習得する。 (2)ある問題について、論理的かつ言語学的に考えることができるようになる。 (3)グループ・ワークやサブゼミを通じ、他者と協働しながら課題を達成しようとする姿勢を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
▼数多くの事例について皆で考えながら授業を進める。問題提起となる研究発表は、2年生はグループ発表中心で、3年生は個人発表中心で行う。
▼必要に応じて、ZOOMを用いたオンライン授業を行う。その場合は、学習支援システムの「お知らせ」でURLや事前課題などを連絡する。チャット機能を利用した双方向授業になるため、通信環境を整えておくこと。
▼フィードバックは可能な限り授業内で行うこととし、レポートなどの提出物についても授業内で講評を行う。ただし、必要に応じてメールでも行う。
▼ゼミはディスカッションをすることが目的でもあるため、リアクションペーパーなどは用いない。質問があれば、その場ですること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:3年生(学生A,B,C)による個人研究発表
学生の研究発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する。
第2回:3年生(学生D,E,F)による個人研究発表
学生の研究発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第3回:3年生(学生G,H,I)による個人研究発表
学生の研究発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第4回:グループ発表1(先行研究)
2年生のグループ発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第5回:課題論文1(若者ことばの論文)
若者言葉の意味・文法の拡張について研究した論文を読み、その問題点について討議する
第6回:コーパス実習(BCCWJ)
BCCWJ などオンラインコーパスの使用法について学ぶ
第7回:グループ発表2(先行研究の問題点)
2年生のグループ発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第8回:課題論文2(文法化の論文)
若者言葉を文法化の観点から研究した論文を読んで、その問題点を討議する
第9回:コーパス実習(KWIC検索)
KWIC コンコーダンサなどの使用法を学ぶ
第10回:グループ発表3(調査結果の提示)
2年生のグループ発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第11回:3年生(学生A,B,C)による個人研究発表
学生の研究発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第12回:3年生(学生D,E,F)による個人研究発表
学生の研究発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する
第13回:3年生(学生G,H,I)による個人研究発表
学生の研究発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する。
第14回:グループ発表4(代案の提示)
2年生のグループ発表を聞き、その問題点と、より良い研究にするためには何が必要かを討議する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
グループ発表に備え、各グループで毎週1回サブゼミを実施すること。また、各回の議論内容・決定事項・反省点などは、ポートフォリオ代りとなるフェイスブック・グループに書き込むこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。
参考書References
『認知言語学研究の方法― 内省・コーパス・実験』(辻幸夫監修、ひつじ書房)
『日本語教育のためのコーパス調査入門』(李在鎬・石川慎一郎・砂川有里子
著、くろしお出版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表40%、質疑応答30%、課題30%
半期で3回欠席した者は即刻単位不認定。遅刻2回で欠席1回とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生同士の交流が少ないということだったので、意識的にその時間をとることにした。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
グループワークではノートPC必須。発表ではパワーポイント(Googleクラウドでも可)。文字列検索ソフトとしてKWIC Finder、形態素解析ソフトとしてKH Coder。両ソフトをインストールするために、個人でノートPCを所有することが望ましい。また、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の検索ができるように、「中納言」(国立国語研究所提供)の利用者登録もしておくこと。