文学部Faculty of Letters
LIT300BC(文学 / Literature 300)ゼミナール6Aゼミナール6A
小林 ふみ子Fumiko KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2625 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Studying early modern(Tokugawa period) literature from various genres, especially stories by Saikaku and Kyoden .
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
このゼミでは、近世文学について学びます。
韻文・散文・演劇、雅・俗、和・漢と多岐にわたる近世文学の中でも、春学期は江戸時代後期の歌舞伎の名作四星鶴屋南北作『東海道四谷怪談』を読みます。
(このテーマは新3年生の話し合いで決めたものです)
到達目標Goal
(1)辞書を引きて語釈をつけたり、その他の資料を調べたりしながら作品を精読する方法を身につける。
(2)研究成果を他者に伝える力、それについて議論する力を養う。
(3)作品論執筆に挑戦し、どのように作品を論じたらよいかについて知る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
作品概要や研究法を全体で学んだあと、5チームに分かれて分担を決め、担当する幕の概要と見どころについて研究する。
各チームの発表ののち、それについてディスカッションします。
それを受けて各チームでは研究を深めて補足の発表をします。
教員は発表準備への個別の助言、発表時の助言、最終レポートにはコメントをつけて返却します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス①
目標・進め方の確認・作品選定・各種役割の決定
第2回:ガイダンス②
発表のしかた・発表順の決定、作品について、作者について
第3回:準備①
チーム内で分担した本文の内容を紹介し合い、梗概を把握する
第4回:準備②
チームごとに担当する幕の見どころを話し合う。
第5回:準備③
チームごとに話し合いをふまえて発表の大枠を決定する。
第6回:発表①
序幕
第7回:発表②
二幕目
第8回:発表③
三幕目
第9回:発表④
四幕目
第10回:発表⑤
大詰め
第11回:補足①
序幕・二幕目のチームがその後の研究の進展を発表する
第12回:補足②
三幕目・四幕目のチームがその後の研究の進展を発表する
第13回:補足③
まとめ
大詰のチームがその後の研究の進展を発表する
作品全体について考える
第14回:ふりかえり
春学期をふりかえり、秋学期のすすめ方や作品を考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自分のチームの担当箇所以外も、毎週事前にテキストを読んできましょう。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
岩波文庫 河竹繁俊校訂『東海道四谷怪談』(岩波書店 1956)
*新本で1,000円くらい、古本はアマゾンなら100円以下。図書館から借りてもいいので手元に用意しましょう。
参考書References
郡司正勝校訂『新潮古典集成45 東海道四谷怪談』(新潮社、1981)
岩波文庫本との本文の違いとその理由にも注意しましょう!
成績評価の方法と基準Grading criteria
担当日の発表(35%)、各期末のレポート(4000字程度・35%)、発言その他のゼミへの貢献度(30%)で総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生間での意見交換が活発にできるように話し合いでは小グループ→全体という流れを継続します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムで資料共有を行うのでパソコンが使えるように用意しましょう。タブレットでも差し支えありませんが、卒論までにはキーボードやワードに習熟するようにしてください。
その他の重要事項Others
ゼミは学生が主体で運営するものです。毎回の出席はみんなでもりあげるため、当然の前提です。積極的な参加を期待しています。
ゼミの発表準備、研究発表によって、必要な情報を収集し、その要点を把握し、それらを批判的に検討して発信する力、それを論理的な文章にまとめあげる力をやしなうことは将来の就業力育成にもつながります。またゼミ運営自体が他人と協働する経験です。
意識的に、こうした社会で求められる力を養っていきましょう。