文学部Faculty of Letters
PHL300BB(哲学 / Philosophy 300)哲学特講(7)-2哲学特講(7)-2
大森 一三Ichizo OMORI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2225 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course will help you to understand Historical and Philosophical aspects of Education. After taking this course you will be able to deepen the understandings about Philosophy of Education and its feature. This course will be taught in Japanese.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業のテーマは「西洋教育哲学史」です。本授業では、古代から現代に至るまでの西洋教育思想、教育哲学を中心に学び、教育哲学の固有の課題と特徴を学び、考察してゆきます。
教育哲学がこれまでどのような問題を扱い、解決を与えようとしてきたのか、さらに、現在の教育哲学がどのような課題を抱えているのかを理解し、広い視野を持って思考できるようになることが本授業の到達目標です
到達目標Goal
教育哲学の歴史と、教育に関する固有の哲学的課題を理解し、説明できるようになること。
今日の教育が抱える諸問題について理解し、それらの諸問題に対し、哲学的観点から自分の言葉で考察することができるようになること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式とディスカッションを組み合わせて行います。また、授業内でレポートを作成していただき、翌週の授業ではそのレポートの紹介を通じて、全体へのフィードバックを行いながら議論を進めてゆきます。
講義の内容は、教育哲学・教育思想が西洋哲学の起源である古代ギリシャからどのように生まれたのかを確認し、その後、ヨーロッパで「教育学」が確立してゆく18世紀に至るまで、時系列で諸教育思想の歴史と影響関係を考察してゆきます。19世紀以降に関しては、トピックに応じて考察を進めてゆきます。また、関連する現代的な問題や現代の社会についても主体的に考察してゆきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
教育哲学とは何か。公民教育、歴史教育の観点から
第2回:諸文明における教育思想の起源と比較
教育思想の特徴と制限
第3回:西洋教育思想の起源
古代ギリシャにおける教育思想
第4回:ローマ・教父哲学での教育思想
ヘレニズムから教父哲学における教育思想の考察
第5回:ルネサンスの教育思想
ルネサンス期の教育思想の考察
第6回:宗教改革と教育
宗教改革期からコメニウスの教育思想の考察
第7回:18世紀の教育思想
教育思想における「子供の発見」について
第8回:「教育学」の萌芽(1)
18世紀ドイツの哲学と「教育学」について
第9回:「教育学」の萌芽(2)
公教育-国家による教育について
第10回:ヘルバルト派とロマン主義
ヘルバルト派教育学と日本への影響、およびロマン主義の教育思想について
第11回:英米系の教育思想
ロックからデューイに至るまでの教育思想につい
第12回:教育学と心理学(1)
ディルタイとディルタイ派の教育学
第13回:教育学と心理学(2)
発達心理学とケア倫理学と教育学の関係について
第14回:世界市民主義的教育」とは何か
教育哲学における「世界市民主義」について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で紹介した内容について復習しておいてください。
また、事前に検討しておくべき事柄がある場合は、その授業前に示しますので、予習をしておいてください。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
担当教員が作成した資料を適宜、授業内で配布します
参考書References
特になし
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内レポート(40%)、期末レポート(40%)に加え、授業中の参加の度合い、ディスカッションでの発言(20%)などで総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ディスカッションの際には全体ディスカッションとグループディスカッションを適宜組み合わせておこないます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用してレポート提出をおこないます。したがって、学習支援システムを使用できるパソコンやタブレット、スマホの準備・持参をお願いします。なお、授業内に持参することができない場合でも、後日に入力・作成することができるようにします。