スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
SOM500I1(社会医学 / Society medicine 500)学校保健学特論Advanced Lectures in School Health
鬼頭 英明Hideaki KITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S6060 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリー | 展開科目(ヘルスプロモーション科目群) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The purpose of this course is for students to deepen the understanding of school health, and make proposals to find solutions to challenge.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義の目的は、学校保健の理解を深め、子どもの健康課題解決の方策を提案できる能力を身に付けることである。
学校保健の領域を構成する保健管理、保健教育について基本的な知識を身に付けるとともに、課題解決のために考えられる方策について議論を深めながら理解を深め、実践力が身に付けられるようにする。
到達目標Goal
学校保健の全体構造及び児童生徒の健康に係る課題の理解を通して、その重要性が認識できるようにするとともに教員等が果たす役割について身に付け、学校保健に関する実践力を身に付けることができるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP5」「DP6」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
「学校保健の歴史」、「学校保健の領域構造」、「関連する法律」を基礎とし、学校保健に関わる人的配置が「保健主事」「養護教諭」「学校三師」であること、その上で「学校保健活動」が実施されていること、さらには学校保健の中核となる領域は「保健教育」と「保健管理」であり、児童生徒の現代的な健康課題に対応するためには、その理解と効果的な教育や管理が必要であることについて、全体を通じて有機的なつながりを意識しながら進めていく。実態や実践事例を題材とし、ディスカッションを通じて理解を深める。原則、対面授業とし、課題解決型の授業振興とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:学校保健の概要
学校保健の概要について保健教育、保健管理の各視点から解説。
2回:学校保健の歴史
学校保健が歩んできたこれまでの歴史的経緯について解説。
3回:学校保健の領域構造
学校保健の領域を構成する、保健教育、保健管理、組織活動についてそれぞれの意義を解説。
4回:関連する法律
-学校保健安全法を中心として-
学校保健の法的根拠となる学校保健安全法を中心に内容について詳説。
5回:保健主事と養護教諭
学校保健の中心的役割を担う保健主事及び養護教諭についてその職務内容を解説。
6回:学校三師とは
学校保健を側面から支援する学校医、学校歯科医、学校薬剤師についてその役割を解説。
7回:学校保健活動
学校保健活動とは何か、学校と家庭や地域をつなぐ連携の在り方について解説。
8回:保健教育
保健教育を構成する保健学習、保健指導について解説。
9回:児童生徒の健康に関する現代的課題と対応
-喫煙、飲酒-
児童生徒の現代的な健康課題について喫煙、飲酒を中心に取り上げ解説。
10回:児童生徒の健康に関する現代的課題と対応
-薬物乱用、性の逸脱行動-
児童生徒の現代的な健康課題について薬物乱用、性の逸脱行動を中心に取り上げ解説。
11回:保健管理の概要
保健管理の概要について解説。
12回:健康診断
保健管理のうち、対人管理として重要な健康診断の内容について解説。
13回:学校環境衛生総論
保健管理のうち、対物管理として学校環境衛生を取り上げ解説。
14回:学校環境衛生各論
学校環境衛生基準を題材とし、教室環境、飲料水、プール等、学校環境衛生について各論として取り上げ解説。実験演習を実施。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
児童生徒や学生に関わる健康課題、問題行動について関心をもち、マスメディアが発信する情報や文部科学省から発信される情報を収集し、問題点や動向について認識を深めることにより、問題意識を高めておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義内容に応じた資料を作成し配布
参考書References
改訂8版学校保健マニュアル(南山堂)、学校保健実務必携(第一法規)
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート課題100%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業時において理解が困難な点や改善点は学生との双方向の意見交換を実施することにより理解の徹底を図る
その他の重要事項Others
特になし