現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JB(心理学 / Psychology 300)教育心理学特講Special Lecture on Educational Psychology
安齊 順子Jyunko ANZAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N1313 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Educational Psychology
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
これまで教育心理学という科目で教えられてきたジャンルの中で、認知心理学的分野に臨床心理学的視点も併せて詳しく学ぶ。基本的な知識と、現代の子供をめぐる社会における問題への対応策や発達障害などの問題について併せて習得することを目的とする。学生は授業を通じて教育心理学の知識に加え子どもの問題を心理学的に理解するための展望を学ぶ。
到達目標Goal
学生がこれまで習得した心理学知識と融合した形で、学校での諸問題への対応策をイメージすることや対応ができるようになることを目標とする。
加えて、過去の心理学、教育心理学の理論を習得し、幅広い知識を獲得することを目標とする。学生は現代の学校でスクールカウンセリング等現実に行われている対処法や方法を学ぶ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストとパソコンを利用した講義、課題によってはグループ学習の形式も取り入れる(例、アンガーマネジメント実習)。リアクションペーパーは毎回提出する。課題に対しては、授業内やHoppii等を活用してフィードバックを行う予定にしています。春学期の少なくとも前半はオンラインでの開講となる可能性があるが、大学の方針に準ずる。それにともなう各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示する。本授業の開始日は大学に指示された該当の曜日とし、この日までに具体的なオンライン授業の方法などを、学習支援システムで提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:教育心理学とは、歴史
教育心理学という科目の成り立ち
2:発達段階と発達課題
心理学における発達概念を学ぶ
3:学習と動機づけ
学習と動機づけについて学ぶ
4:幼児期,児童期,青年期の心理的問題(幼児・児童期)
幼児期、児童期の心理的問題について学ぶ
5:幼児期,児童期,青年期の心理的問題(青年期)
青年期の心理的問題について学ぶ
6:学級の心理学、集団とは何か
具体的には、いじめなどについて学ぶ
7:脳の発達と心
子どもの脳と心について学ぶ
8:パーソナリティの理解
人格理解とその歴史について学ぶ
9:パーソナリティの理解2
心理検査、知能検査について詳しく学ぶ
10:学校におけるカウンセリング、不登校
諸問題のうち不登校について学ぶ
11:学校で使えるカウンセリングの技法
様々な技法について学ぶ
12:学校で使える技法
アンガーマネジメント教育などのグループワーク
13:スクールカウンセラーの理解と活用
学校に配置されているスクールカウンセラーの仕事内容や活用を学ぶ
14:心理教育的援助サービス
発達障害について学ぶ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前の学習 新聞などで子供や学校に関する記事を読むこと。ほかの参考書も用いて学習すること。「教育相談」「心理学」「臨床心理学」「心理学辞典」など他の科目のテキストも参考に学ぶこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
「使える」教育心理学 服部環他著 北樹出版
参考書References
「やさしい教育心理学」有斐閣アルマ 鎌原 雅彦他著
「教師のたまごのための教育相談」北樹出版 会沢信彦・安斎順子編著
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験を行う(70%)。授業態度やリアクションペーパーなどの授業への反応も評価に含めることがある(30%)。春学期の少なくとも前半がオンラインでの開講となったことにともない、成績評価の方法と基準も変更する。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回感想をとり次回の参考にする。昨年の感想から、学ぶ学生に知識のばらつきが見られるため、リアクションペーパーで反応を確認し、理解が深まっていない点については、次回の授業で取り入れる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
教員はスクールカウンセラーの経験があるため、その体験を説明する。臨床心理士の資格を持っているため、その資格について説明する場合がある。