現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
MAN300JB(経営学 / Management 300)協同組合論Cooperative Association Study
阿高 あやAya ATAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N1218 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
In this lecture we will learn the basic principles of cooperatives, historical development and today's functions, as well as the role in community and international issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、協同組合の基本原理、歴史的発展と今日の機能、さらに地域社会や国際的な諸問題における役割について学ぶ。
到達目標Goal
協同組合についてその目的と機能を理解した上で、協同組合とどのように接していくかを主体的に考える力を身に付けることを目的とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は講義形式であるが、適宜、受講生との口頭でのコミュニケーションを求める。授業内での質問に対する回答や、毎回の授業後のリアクションペーパーにおいて、自分なりの授業の受け止めと実生活・実社会との関連付けが表明されるようなコメントが本講義の理解に直結する。対面講義の際には毎週、リアクションペーパーに朱書きでフィードバックを行なっているが、オンライン講義の際には授業終了10分前を質問時間とし、Zoomにて個別のフィードバックを行なったりメールで回答をしたりする予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:協同すること・協同組合の定義・価値・原則について
協同と共同・協働の違いや自助・共助・公助/協同組合の原則について学ぶ
第2回:公共私セクターと社会的連帯経済について
それぞれの目的や資本や運営主体の相違について把握する
第3回:資本主義の台頭とロバート・オウエンについて
イギリスの協同組合の台頭について学ぶ
第4回:フランス・ドイツ(ライファイゼン)について
フランスやドイツの協同組合の興りについて学ぶ
第5回:日本の村落における共同体組織について
結・講・手間替えなど日本型共同体組織を学ぶ
第6回:賀川豊彦について
賀川豊彦の理念とその影響について学ぶ
第7回:農業協同組合について
日本のJAグループの総合事業性(営農・経済・信用・共済・厚生など)について学ぶ
第8回:生活協同組合について
日本の生協の事業と活動について学ぶ
第9回:漁業と漁業協同組合について
日本の漁業の現状と漁業協同組合の役割について学ぶ
第10回:林業と森林組合について
日本の林業の現状と森林組合の役割について学ぶ
第11回:労働者協同組合について
ワーカーズコープについて学ぶ
第12回:協同組合間の協同について
協同組合間協同の事例と効果について学ぶ
第13回:協同組合とSDGsの相関
国連「持続可能な開発目標(SDGs)」と協同組合との相関を学ぶ。
第14回:協同組合の今日的課題
これまで学んだことをもとに、協同組合の進むべき途を考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
地域社会の中に見られる協同に関心を持ち、授業を通じて得た知識とともに世相を読み解こうとする姿勢を保ち、自らの考えを授業内で発言する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
「1時間でよくわかるSDGsと協同組合」日本協同組合連携機構編、家の光協会、2019年、660円
参考書References
必要に応じ、適宜、紹介・配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点として毎回のリアクションペーパー(60%)で、期末レポート(40%)。リアクションペーパーでは「協同組合についてその目的と機能を理解」度をはかり、期末レポートでは、「協同組合とどのように接していくかを主体的に考える力を身に付け」られるかをはかる。期末レポートは毎年、自分の住まいや地元などの一つの種類の協同組合について調査を行い、3,000〜4,000字程度で、①協同組合の概要(立地、規模、沿革など)、②目的・理念、③事業内容、④地域の持続可能性との関連などについて報告をして頂く。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
視聴覚教材を多用する。
その他の重要事項Others
対話を重要視する講義です。