現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
SOW200JB（社会福祉学 / Social Welfare 200）ボランタリーアクションVoluntary Action
長濵 洋二Yoji NAGAHAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | N1054 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 専門基幹科目 |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) | |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
This class will be provided by the online communication tool, "ZOOM", throughout the semester.
"Voluntary Action” provides students with opportunities to: (1) learn about definition, historical background, types, and current situations of voluntary actions, (2) analyze local and social problems to to be solved while identifying local resources to cope with those problems, and (3) make a “My Voluntary Action Plan”, specifying an area of interest of local and social problems, action plans, expected outcome, etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業は全回にわたり、リアルタイムでZOOMを活用した『オンデマンド授業』とする。前後の移動時間を含め、授業に集中して参加できるような場所の確保を行うこと。
社会の課題解決や価値の創造に関する基本的な知識を習得するとともに、ボランタリーアクションを実践するための計画書『Myボラ』を策定し発表する。ボランタリーアクションとは、地域や社会の課題を自分ごととして捉え、課題解決や新しい価値の創造に向けて自発的・主体的に起こしていくアクションであり、地域で活動する団体やNPO等でのボランティアにとどまらず、寄付、情報発信、自らの消費行動の見直し、自主イベントの開催、社会起業（団体設立）など多岐にわたる。
※『Myボラ』：取り組む社会課題の実態、自己分析、具体的なアクション、期待される成果などを盛り込んだ計画書
到達目標Goal
（１）個人で実践できる身近なものから組織として取り組む規模の大きなものまで、様々なボランタリーアクションがあることを理解する
（２）地域や社会にどのような課題があるかを知るとともに、それらの解決に向けて活用できる資源や方法があることを認識できる
（３）地域や社会の課題解決に向けた自発的・主体的なアクションプランが策定できる
（４）ボランタリーアクションを実践するにあたり、自分が大事にしている価値観や行動原理、コミュニケーションの特徴などを明らかになる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
（福祉コミュニティ学科）ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
（臨床心理学科）ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は全回にわたり、リアルタイムでZOOMを活用した『オンデマンド授業』とする。前後の移動時間を含め、授業に集中して参加できるような場所の確保を行うこと。
講師による一方向の講義形式ではなく、授業の大半を学生同士のディスカッション、プレゼンテーション、グループワークなどを中心としたワークショップ形式で行う。また、学びを深めるために毎回簡単な課題レポートを提出する。
課題レポートの記述内容は、授業最後もしくは次回授業の冒頭で全体に共有する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション
講義内容（ボランタリーアクションとは何か？）、到達目標、成績評価などの説明と質疑応答などを行う
第2回：『Myボラ』策定に向けた自己分析
どのような分野や方法でボランタリーアクションを実践していくか整理するための自己分析ワークを行う
第3回：コミュニケーション
自分のコミュニケーションの特徴を把握するとともに、他者との対話や関係性づくりについて学ぶ
第4回：ファシリテーション
グループの対話を促進するためのファシリテーション技術について学ぶ
第5回：SDGsと社会課題
SDGs（持続可能な開発目標）の17の目標の詳細や取組事例を通じて、社会課題の分野や種類を理解する
第6回：社会課題の実態を把握する
社会や地域の課題の実態を把握するために必要な調査/リサーチの手法について学ぶ
第7回：外部ゲストによる講演と対話①
具体的な実践事例をつうじて、様々な分野におけるボランタリーアクションを学ぶ
第8回：NPO・市民活動とボランティア
NPOや市民活動が登場した歴史的背景や、ボランタリーアクションの1つであるボランティアについて学ぶ
第9回：寄付をする
ボランタリーアクションの1つである寄付について学ぶ
第10回：情報発信する
ボランタリーアクションの1つである情報発信について学ぶ
第11回：一歩踏み込んで行動を起こす
ボランタリーアクションには多様な形態があることを学ぶ
第12回：ボランタリーアクションの整理
『Myボラ』の策定に向けて、これまでの授業の学びを整理する
第13回：外部ゲストによる講演と対話②
具体的な実践事例をつうじて、様々な分野におけるボランタリーアクションを学ぶ
第14回：『Myボラ』最終発表
グループに分かれて『Myボラ』の相互発表と評価を行う
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とする。
・インターネットでの情報収集や学生同士の情報交換、ボランティア活動の実践、地域で活動する団体やNPO等が主催する勉強会・イベントへの参加など、授業以外の時間を有効に使いながら理解を深めるとともに、『Myボラ』策定に向けた自分の関心領域を整理しておく。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは特に指定しない。
授業の都度、「授業支援システム」をつうじて事前に資料を提供する。
※必要に応じて、授業当日に自分で印刷したものを用意しておく
参考書References
『学生のためのボランティア論』 岡本栄一著（大阪ボランティア協会 : 2006)
『テキスト市民活動論〜ボランティア・NPOの実践から学ぶ』大阪ボランティア協会編（大阪ボランティア協会: 2011)
『NPOのためのマーケティング講座』長浜洋二著（学芸出版社：2014）
成績評価の方法と基準Grading criteria
・期末レポート（『Myボラ』）の提出（40％）
・毎回の授業内課題レポートの提出（40%）
・平常点（授業への主体的参加など）（20％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・講師による一方向の講義ではなく、学生同士がディスカッションしたり、意見やアイデアを共有できるようにする
・テストによる知識習得ではなく、毎回の課題レポート作成をつうじて、自らの考えやアイデアを深め、整理することに主眼を置く
・座学による講義だけでなく、個人ワークやディスカッションによる体感的な学びを取り入れる
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
『Myボラ』の作成提出は、Microsoft PowerPointにて行う。
その他の重要事項Others
オフィスアワーは設けていないため、授業時やメール等で相談・連絡が可能。
大学の行動制限方針がレベル１の場合でも，この授業は原則としてオンラインで行う。