現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PRI100JB(情報学基礎 / Principles of informatics 100)データの収集と分析ⅡData collection and analysis Ⅱ
澤岡 詩野Shino SAWAOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N0322 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 総合教育科目 情報・調査系科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
In Data Collection and Analysis II, we will continue to learn "Analysis of data according to theme" . In addition, in the lecture we will learn the method of "effective presentation".
The presentation is dialogue with the listener. Even if it looks flashy and cool, it has no meaning unless it is transmitted to the other party. In the lecture, we aim to master how to show according to the listener.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
自分の想いや考えを数値という根拠を示しつつプレゼンテーションできる能力は,まちづくりなどのフィールドワークやインターン,就職してからも求められるチカラといえます.
データの収集と分析Ⅱでは,Ⅰで学んできた「テーマ・仮説に応じたデータの分析」方法を継続して学ぶと共に,「効果的なプレゼンテーション」の方法を学ぶことを目的とします.
なお,プレゼンテーションは聴く人との対話であり,派手でかっこよく見えても相手に伝わっていなければ意味がありません.聴く人に応じた見せ方を体得することを目指します.
到達目標Goal
Ⅰに引き続き,あなたの抱えるテーマ・仮説に応じた基本的な分析方法の習得を目指します.
同時に,それらを聴く人の年齢や立場により「いかにシンプルに伝えるか?」をテーマに,効果的なプレゼンテーションの方法を学びます.
講義では毎回,小グループで各回に設定したテーマについてのグループディスカッションを行います.このことで,客観的に物事を考える視点,チームでプレゼンテーションを組み立てる力が得られることが期待されます.
「データの収集と分析Ⅱ」はⅠで学んだ内容をベースに実習を行いますので,「データの収集と分析Ⅰ」は必ず履修してください.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
「データでみる県勢2020」(人口・産業・教育・電子機器の普及状況など,多様な視点から都道府県の力を現したデータ)を用い,仮説に基づいた分析方法を体得します.
同時に,パワーポイントを使い,対象に応じて効果的にプレゼンテーションする方法を実習します.
また,各授業の最初には「今日の気になる数字」と題し,最近の社会を騒がすデータを紹介し,データの集め方や見せ方の問題点をお話しします.
課題に対しては、授業内やHoppii等を活用してフィードバックを行う予定にしています.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第一回目:ガイダンス
授業の意図,進め方について説明.受講者が講義で取り組みたい内容についても意見交換.
第二回目:「共感」を呼ぶとは?
そもそもの「共感」を呼ぶ方法を考える.
第三回目:「仮説」を考えてみよう!
「仮説」をたてる意味と考え方を学ぶ.
第四回目:「相関係数」を使って仮説を分析してみよう!
変数間の関係性を分析する「相関係数」の考え方を学ぶ.
第五回目:正しく相関係数を読み取るための方法を学んでみよう!
自分で仮説をたて,変数間の関係性を検証する.
第六回目:「クロス集計」を使って仮説を分析してみよう!
「クロス集計」の考え方を学ぶ.
第七回目:数字と数字の関係を「ビジュアル」で現してみよう
相関係数をビジュアル「散布図」で現す方法を学ぶ.
第八回目:パワーポイントで発表するために必要な「準備」とは?
「パワーポイント」を作成する前に必要な準備メモの作り方を学ぶ.
第九回目:パワーポイント作成のための「基礎」
スライドの構成から文字の大きさ,色の使い方などの基礎を学ぶ.
第十回目:「共感」を呼ぶパワーポイントの作り方
パワーポイントを「バージョンアップ」する方法を学ぶ.
第十一回目:「子どもの貧困」を分析してみよう!
県勢2020のデータを用い,子どもの貧困に関する仮説を考え,分析する
第十二回目:分析結果をパワーポイントにまとめてみよう!
分析結果を発信するためのパワーポイントを作成しつつ,相手を意識した作成方法を学ぶ.
第十三回目:改めて「共感」をよぶプレゼンテーションを考えよう!
「共感」をよぶプレゼンテーションのポイントを学ぶ.
第十四回目:「プレゼンテーション」してみよう!
実際に発表し,質疑応答を行う.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
宿題は出しませんが,毎回の課題を授業内に完成させるための下調べと復習に各2時間程度の時間を確保してください.
併せて,プレゼンテーションしたい相手にとっての「わかりやすさ」を知るために,通学途中やバイトなどで出会う多様な人に関心をもち,様々な場を体験するようにしてください.これにより,伝えたい相手の理解力,心に刺さるキーワード,おかれている立場を想像する力が養われます.
テキスト(教科書)Textbooks
授業中に資料を配布します.
参考書References
必要に応じて,適時,紹介します.
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への出席(50%),授業内で出される課題(30%),最終のプレゼンテーション(20%)で総合的に評価します.
授業で自分の頭で考え,その結果を課題という形で提出することが必須の科目です.
なお,データの収集と分析Ⅰと連動した内容になりますので,Ⅱのみを受講する際は事前に講師に相談して下さい.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
何が学びたいのかを受講者のみなさんと意見交換し,授業のなかに加えていきたいと考えています.リクエストをお待ちしています!
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
実習室のパソコンを使いますので,特に準備の必要な機器はありません.普段使っているパソコンを使用したい場合は相談してください.
その他の重要事項Others
データの収集と分析Ⅰで学んだ内容を基本に実習を進めていきますので,Ⅰと併せて履修してください.