現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
BLS100JB(生物科学 / Biological science 100)生命の科学ⅠLife Science 1
鞠子 茂Shigeru MARIKO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N0156 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 総合教育科目 視野形成科目(自然・スポーツ系) |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course aims to develop an understanding of what life is at the genetic level. Based on the life sciences, the students also learn about pros and cons of biotechnology and origins of humanity and diseases.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では生命科学に関する様々な話題を設定し、ヒトとの関連性を確認しながら授業を展開していく。学生は人間が生物の一員であることを再認識することで、現代社会における多種多様な問題を解決していくための規範の一つを学ぶ。
到達目標Goal
ゲノムや新たな遺伝子発現に関する知識を得た上で、バイオテクノロジーによる生命操作や生殖補助医療の是非について考えるための遺伝子または科学リテラシーを身に着けることができる。また、病の一部は生物進化の産物であることを学び、病との向き合い方について新しい視点を獲得できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
パワポを使った講義を行う。事前に学習支援システムで配布資料をダウンロードし,予習をしたうえで授業に臨む。理解度確認のために課題を課し,解答を提出させる。次回の授業で提示された解答例をみて各自理解度をチェックする。理解度の高低により授業テーマの順序や内容は多少変更することがある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンスと生命の特性について講義
授業の進め方と生命の共通性と多様性について講義する
第2回:生命の誕生物語
宇宙生物学が描く生命誕生誌の紹介
第3回:なぜ生命はそうなっているのか
エネルギーが生命の誕生と進化に制約を与えてきたことを論じる
第4回:遺伝子・DNA・ゲノムの違いを学ぼう
遺伝子リテラシーとセントラルドグマを講義する
第5回:全能なる受精卵と多能なるiPS細胞
エピジェネティクスという遺伝子発現を調節する仕組みを学ぶ
第6回:生命操作技術の光と闇
バイオテクノロジーの功罪を検証する
第7回:ウィルスは究極の寄生性微生物である
ウィルスの誕生と生物との進化的な関わりについて学ぶ
第8回:人獣共通感染症と人類の戦いを科学する
未曽有の災害であるコロナウィルス感染症について講義する
第9回:免疫という生体防御機構
免疫のメカニズムについて学ぶ
第10回:メタボと倹約表現型仮説
ヒトがメタボになる仕組みを学ぶ
第11回:魚にもうつ病がある
うつ病の進化的起源について解説する
第12回:性が存在するわけ
ヒトの基本形は女であることを学ぶ
第13回:生殖補助医療という人為選択がもたらすもの
体外受精などの生殖補助医療における生物学的な問題点について論じる
第14回:生物に流れる時間と全体のまとめ
生物が時間という物理量を感じ取り方について考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業支援システムで配布される資料を事前にダウンロードし,あらかじめ予習しておくこと。また,授業で出された課題を行う。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
「これが生物学だ」(E.マイア著(八杉貞雄・松田学翻訳) シュプリンガー・フェアラーク東京 1999年),「人間のための 一般生物学」(武村政春著 裳華房 2007年),「人体600万年史(上・下):科学が明かす進化・健康・疾病」(ダニエル・E・ リーバーマン著(塩原通緒翻訳) 早川書房 2015)
成績評価の方法と基準Grading criteria
〔配分〕期末試験(80%),平常点(20%)
〔評価基準〕期末試験では,3~4題の小問からなる大問を10問程度作成し,出題する。平常点は課題提出率と回答内容から総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできない