デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST200NC(土木工学 / Civil engineering 200)CAD実習(2019年度以降入学生)CAD実習(2019年度以降入学生)
金城 正紀Masanori KINJOH
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B3710 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
Utilize CAD software to understand the basics of drafting, how to read drawings, and learn how to draft.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
CADソフトと関連する3Dソフトを活用し、合理的な設計手法と多様な表現方法を学ぶ。我が国では、都市デザインのためのCADハウツー本は見当たらず、建築デザイン(主に住宅設計)に対応した書籍が多く、そのため表現も限定されている。そこで本授業では、プロダクト・建築・都市といった異なるスケールのデザイン演習課題を通して、2D・3Dの幅広い表現手法とソフトの互換性を学ぶ。また、レイアウトデザインに加えて、VR・AR(通称XR)など最先端のプレゼンテーションを学ぶ。これから急速に普及するDX(デジタルトランスフォーメーション)に対して関心を持ってもらう授業でもある。
到達目標Goal
短時間で2Dのデザイン草案を描き、3D・XRなどのシミュレーションを経て、2Dへフィードバック修正できるスキルを身につける。加えて、GISなどの外部データや、BIM/CIMなどのメタデータを横断的に活用できる。レイアウトデザインを通して、解りやすいコンセプトメイキングができる。他のデザイン系演習授業において、これらのスキルを応用できる。
使用PCソフト:
VectorWorks(2019以降,貸与PCのみ対応)、AutoCAD、InfraWorks、Revit、Civil3D、Blender、RealityConverter(Mac)
使用スマートフォンアプリ:
RealityComposer(iOS)、ARViewer(Android)
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- (A)歴史・文化・自然の理解・尊重:
- (B)技術者倫理:
- (C)工学基礎学力:40%
- (D)専門基礎学力:40%
- (E)専門知識の活用・応用能力:20%
- (F)総合デザイン能力:
- (G)コミュニケーション能力:
- (H)継続的学習能力:
- (I)業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
課題はすべて初回に出題し、提出方法やオンデマンド映像の格納場所などが記載された「学習の手引き」に沿って各々の課題を進める。オンデマンド映像で予習・復習を行い、個々のペースで課題を進め、授業は補足解説とエスキースの時間に充てる。課題の進捗を見ながら提出期限を設け、エスキースの過程も評価として考慮する。授業時間とは別に、オフィスアワー(オンライン)も検討している。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:CAD/DX概論
【予習】CAD基本操作を学ぶ(オンデマンド) 【授業】パッケージ展開図の作図補足。DX概論を通して拡張子の種類・役割・互換性を学ぶ。 【課題】パッケージ展開図の復習(オンデマンド)、レポート課題(魅力的な都市デザインと断面図の収集・分析)
2:CAD/DX概論
【予習】CAD基本操作を学ぶ(オンデマンド) 【授業】パッケージ展開図の作図補足。DX概論を通して拡張子の種類・役割・互換性を学ぶ。 【課題】パッケージ展開図の復習(オンデマンド)、レポート課題(魅力的な都市デザインと断面図の収集・分析)
3:街区設計/建築設計
【予習】街区設計の基礎(オンデマンド) 【授業】街区設計の補足。作品事例の分解・修正作業を通して操作の応用とデザイン手法を学ぶ。 【課題】街区設計のブラッシュアップと建築設計の基礎(オンデマンド)
4:街区設計/建築設計
【予習】街区設計の基礎(オンデマンド) 【授業】街区設計の補足。作品事例の分解・修正作業を通して操作の応用とデザイン手法を学ぶ。 【課題】街区設計のブラッシュアップと建築設計の基礎(オンデマンド)
5:3D基礎/都市の断面図
【予習】椅子の3Dデザイン(オンデマンド) 【授業】作品事例の分解・修正作業を通して魅力的な断面図の描き方を学ぶ。3Dで空間のスケール感を確認する。 【課題】建築と街区の3D化(オンデマンド)
6:3D基礎/都市の断面図
【予習】椅子の3Dデザイン(オンデマンド) 【授業】作品事例の分解・修正作業を通して魅力的な断面図の描き方を学ぶ。3Dで空間のスケール感を確認する。 【課題】建築と街区の3D化(オンデマンド)
7:都市空間3DとXR
【予習】都市の断面図(オンデマンド) 【授業】3Dの互換性とXRへの出力方法、3Dソフト「Blender」の基本操作を学ぶ。 【任意課題】3Dワークショップ(共同設計可)を出題
8:都市空間3DとXR
【予習】都市の断面図(オンデマンド) 【授業】3Dの互換性とXRへの出力方法、3Dソフト「Blender」の基本操作を学ぶ。 【任意課題】3Dワークショップ(共同設計可)を出題
9:GIS/BIM/CIMの活用
【予習】土木構築物の3D(オンデマンド) 【授業】BIM(Revit)の基本操作。CAD・GIS・BIM・CIMの互換性を学ぶ。 【課題】土木構築物3Dの街区への埋込み
10:GIS/BIM/CIMの活用
【予習】土木構築物の3D(オンデマンド) 【授業】BIM(Revit)の基本操作。CAD・GIS・BIM・CIMの互換性を学ぶ。 【課題】土木構築物3Dの街区への埋込み
11:シミュレーションとプレゼンテーション
【予習】レイアウトデザイン(オンデマンド) 【授業】レイアウト手法とコンセプト構築の関係を学ぶ。パースの見せ方やXR共有の方法を学ぶ。 【課題】プレゼンテーションボード作成
12:シミュレーションとプレゼンテーション
【予習】レイアウトデザイン(オンデマンド) 【授業】レイアウト手法とコンセプト構築の関係を学ぶ。パースの見せ方やXR共有の方法を学ぶ。 【課題】プレゼンテーションボード作成
13:講評会/議論
【授業】できるだけ受講者全員の講評を行う予定である。最後に5-10年後のDXと働き方について議論する。
14:講評会/議論
【授業】できるだけ受講者全員の講評を行う予定である。最後に5-10年後のDXと働き方について議論する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オンデマンド映像での予習・復習が可能である。プラットフォームやクラウド等を活用して作品を共有しながらエスキースを行う。
テキスト(教科書)Textbooks
オリジナル教材と学習の手引きを配布する。
参考書References
鳥谷部 真『徹底解説 VECTORWORKS 2017-2018 基本編(2次元作図) 』エクスナレッジ
一般社団法人Civilユーザ会 『土木技術者のためのRevit入門 』日経BP
芳賀百合 『これからCIMをはじめる人のためのAutoCAD Civil 3D入門 』エクスナレッジ
(以上の購入は不必要)
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間提出物(30%)、最終成果物(70%)。欠席4回以上は単位取得を認めない(評価D)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
個々のペースでスキルアップできる演習授業であるという意見から、今年度においてもオンデマンド映像を活用した学習を行う。授業時間以外におけるエスキースが行えるように、Googleドライブなどの共有スペースを充実させる予定である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
「VectorWorks 2019」(バージョン注意)がインストールされた貸与PCとマウス、スマートフォン(XR用)を準備すること。特にマウスが無い場合は課題提出が困難である。ただし、サブスクリプションやオープンソースのソフトを活用する際は、貸与PCである必要はない。PCとは別にiPadなどのタブレットがあると便利である。
その他の重要事項Others
海賊版ソフト等の違法利用や、借用データのコピー提出は認めない。教員のほうでこれらの違反をチェックできる機能を備えている。またGoogleドライブに格納されているオンデマンド映像の閲覧は、法政大学アカウント以外からのアクセスは認めない。利用制限を設けているため、初回授業前に告知するアドレスから申請を行い、教員の認証を得ること。