デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE300NB(建築学 / Architecture and building engineering 300)設備デザイン基礎Basic Equipment Design
出口 清孝Deguchi KIYOTAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2434 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2,金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | 建築:建築士 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 展開科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 建築 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course will offer knowledge of basic systems of building equipment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
適切な建築設備を計画することは,居住者の快適性や健康性を確保する上でも,省エネルギーを考慮することでも重要なことである。つまり,建築設備の計画は人間の快適性と地球環境への配慮とも併せて学習することである。建築設備の内容は,給排水衛生設備・換気設備・空気調和設備・電気設備の多岐にわたり,与えられた条件に応じて適切な設備システム・機器を選定することができるようになることを目標として授業中に演習を行う。
到達目標Goal
1)建築設備が居住者の快適性・健康性に果たす役割を理解する。
2)電気,空気調和,給排水の各設備分野の果たす役割を理解する。
3)建築設備が住宅のエネルギー消費量に大きく関係していることを理解する。
4)住宅の設備図面を一通り読み書きできるようにする。
5)与えられた条件に応じて適切な設備システム・設備機器の選定ができるようにする。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:◎
- 文化性:
- 倫理観:
- 建築の公理:○
- 芸術性:
- 教養力:○
- 表現力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には「遠隔」で行いますが,必要な場合は対面での演習も検討します。
一般的な二階建ての住宅をサンプルとして設備図を描く演習を行う。設備図面等の関連資料は授業開始時に配布するので遅刻しないこと。また、講義中の演習が非常に重要なので体調不良等のやむを得ない場合を除いて欠席や遅刻をしないよう注意すること。
毎回の終了時,教員あるいはTAに演習の進行状況をチェックしてもらうこと。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:ガイダンス
設備設計に用いる意匠図の書き方と設備設計図の関係
2回:環境設備の基礎(1)
環境設備の種類とその特徴の理解
3回:環境設備の基礎(2)
設備図面の位置付けと役割
4回:給排水衛生設備の基礎(1)-給水
給水設備の記号、給水方式、給水計画
5回:給排水衛生設備の基礎(2)-給湯
給湯設備の記号、給湯熱源器の原理、給湯熱源器の容量設計
6回:給排水衛生設備の基礎(3)-排水・ガス設備
排水設備の記号、排水方式、排水計画,ガス設備の記号およびガス機器と配管
7回:換気設備の基礎(1)
換気設備の記号、換気の意義とその方法、換気経路
8回:換気設備の基礎(2)
機械換気システム、換気回数、換気量の計算
9回:暖冷房設備の基礎(1)
熱移動の形態、温熱環境、温冷感、空気調和設備
10回:暖冷房設備の基礎(2)
暖冷房設備の記号、床暖房の方式
11回:電気設備の基礎(1)
電気設備の種類と記号、引き込み電力量
12回:電気設備の基礎(2)
配置配線計画、分岐回路計画
13回:設備計画演習
電気設備、給排水設備、空調設備設計のコンセプト立案
14回:総復習とプレゼンテーション
これまでの学習事項の総復習を行い,各自の設備設計についてプレゼンテーションを行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本講義では身近な住宅設備を題材にしているため,予め自宅の設備やなじみのある建物の設備を調査するなど,積極的な予習を期待する。
テキスト以外に必要な使用機器類(例えば電気照明設備計画では使用する照明機器類)のカタログや仕様などの情報を主体的に入手するなどの準備が必要である。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『建築家のための住宅設備設計ノート』知久昭夫(鹿島出版会)
参考書References
『図解建築設備』武田仁(森北出版)
『建築設備第二版』大塚雅之他(市ヶ谷出版)
「住まいの屋内配線設計入門」遠藤雄次(オーム社)
「考え方・進め方 建築設備設計」柿沼整三他(オーム社)
「建築設備設計図の描きかた」出和生他(彰国社)
「設備から考える住宅の設計」真鍋恒博他(彰国社)
「建築設備デザイン 設計図の基礎と実際」高槻眞佐子他(技術書院)
「だれにもわかる空調・衛生設備図面の見方・かき方」戸崎重弘他(オーム社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
時限中に図面演習を行い,毎回提出する。毎回の演習(30~50%)とプレゼンテーション(50~70%)により、総合的に判断する。時限中の演習を行い,課題を持ち帰りを原則として行わないので,欠席と遅刻の合計回数が5回になった者の評価は行わない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
紙図面製作のみでなく,PCを用いた表現をも取り入れる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートPCを持参すると設計に用いる機器類の情報を得るのには便利である。