デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE100NB(建築学 / Architecture and building engineering 100)図形の技術YGraphic Science
冨田 和弘Kazuhiro TOMITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2125 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | 建築:建築士 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 導入科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 建築 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
While using a personal computer, In this course, we will learn how to conceptualize and express architecture using graphics and images. This is an "combination on-demand class". On-demand explanations and assignments will be presented, and critiques and supplementary explanations will be given in-person classes or online classes.Class schedule and access information will be posted on hoppii (learning support system).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
パソコンを使いながら,図形や画像を用いて建築を構想し表現する方法を学びます。この授業は「オンデマンド併用型」です。学習内容の説明と課題の提示をオンデマンドで,課題の講評と補足説明を対面授業またはオンライン授業で行います。授業のスケジュールとアクセス方法はhoppii(学習支援システム)でお知らせします。
到達目標Goal
【目的】私たちは3次元の形態(建築)を2次元の図形(図面)として見ています。この授業では,コンピュータを用いて3次元の形態を構成し,2次元の図形として表現します。コンピュータ上に3次元形態を構成し,それを画像・アニメーション・図面などとして表現する図形処理と画像処理の技術の習得が目標です。
授業では,CG(Computer Graphics),BIM(Building Information Modeling),CAD(Computer Aided Design)などを学びます。近年では,手描きによる製図に代わってコンピュータを用いた図の製作が一般的になっています。しかし,手描きであるかCG/BIM/CADであるかは手法の違いに過ぎません。自分のスタイルに合った手法を見つければいいのですが,学習としては両者を習得する必要があります。そのため,この授業は「デザインスタジオ1(建築)」と連動しています。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:
- 文化性:
- 倫理観:
- 建築の公理:
- 芸術性:
- 教養力:◎
- 表現力:○
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回の授業で演習に取り組んでもらうことが基本です。オンデマンドで解説を行い,その後に演習に取り組んでもらいます。教員の他に,TA(Teaching Assistant=教育補助員)も指導を担当します。TAはみなさんの先輩にあたる大学院生です。TAにも積極的に指導を受けてください。
解説をよく理解するように努め,疑問点があれば hoppii(学習支援システム)で質問してください。質問への回答は,教員の他,TAも対応します。演習はまずはTAにチェックを受け,間違いがあれば修正をしてください。そして,指定された時間内に完成するようにしてください。作品の製作においてはスピードも重要です。繰り返し練習をすれば,より早いスピードで製作が進められるようになるはずです。
毎回の演習の評価は hoppii(学習支援システム)または IAE サーバーに記録します。随時,hoppii および IAE サーバーを参照し,学習の進捗状況を確認してください。
授業では,SketchUp,Gimp,Revit などのソフトウェアを使用します。SketchUp(Trimble社)は手軽に立体を操作できるCGアプリケーションです。Gimp は高度な画像処理ができるオープンソフト(フリーウェア)です。Revit(AutoDesk社)は実務でもよく使われている BIM アプリケーションです。その他のCAD,画像処理,動画編集などのソフトウェアについても解説します。
授業においては,コンピュータによる立体表現の概念と基本的な操作を学びますが,コンピュータの操作を修得するためには自分で工夫をしながら使っていくことが必須です。しかし,コンピュータの修得を学習の目標としてはいけません。CG,BIM,CADは手段(方法)であって目的ではありえないからです。「コンピュータに使われる」のではなく,「コンピュータを使う」ことが重要です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:●課題1(オンデマンド):スケッチアップ/建築のカタチ
【オンデマンド教材(1)】教科書[1〜4章]
2:課題1の講評と解説
CGによるカタチの表現
3:●課題2(オンデマンド):住空間のモデリング
【オンデマンド教材(2)】教科書[5〜6章]
4:課題2の講評と解説
建築の構成の理解と内部空間の表現
5:●課題3(オンデマンド):Revitでつくる箱形建築
【オンデマンド教材(3)】教科書[8章前半]
6:課題3の講評と解説
図面の作成を意識したモデリング。
7:●課題4(オンデマンド):Revitによる図面の作成(箱形建築)
【オンデマンド教材(4)】教科書[8章後半]
8:課題4の講評と解説
3Dの建築形態と2Dの図面表現との関係の理解
9:●課題5(オンデマンド):画像処理による透視図と図面の表現
【オンデマンド教材(5)】
10:課題5の講評と解説
透視図の原理の理解。背景との合成
11:●課題6:動画によるプレゼンテーション/期末課題の提示
【オンデマンド教材(6)】
12:課題5の講評と解説/期末課題の補足説明
コンピュータを用いた建築形態の構成とプレゼンテーション
13:●期末課題講評会(1)
クラス内講評会
14:●期末課題講評会(2)
総合講評会
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
課題への取り組み,指定教材の予習と復習。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
「建築のカタチ/3Dモデリングで学ぶ建築の構成と図面表現」(安藤直見・石井翔大・浅古陽介・種田元晴著,丸善,2020年)
参考書References
(1) 学習支援システム(hoppii):https://hoppii.hosei.ac.jp/
(2) IAEサーバー:https://iae.hosei.ac.jp/
(3) Edu2020 ユーザー支援 WEBサイト:https://kedu2020.k.hosei.ac.jp/
(4) スケッチアップ(Trimble社)オフィシャルサイト:http://sketchup.com/ja/
(5) Autodesk 社 オフィシャルサイト:http://www.autodesk.co.jp/
(6) GIMP/GNU Image Manipulation Program:https://www.gimp.org/
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題1〜4(40%),課題5(20%),課題6(10%),期末課題(30%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
積極的に質問をしてください。学生のみなさん同士が教え合うことも重要です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報教室のパソコンを使用する他,大学が貸与するノートパソコンも使用します。
その他の重要事項Others
3年次以降開講科目である「デジタルスタジオ」(秋学期,選択授業)を履修するためには,この授業の十分な履修が必要です。
「デジタルスタジオ」の受講はこの「図形の技術」の履修を前提としています。「図形の技術」を履修しないで「デジタルスタジオ」を履修する場合,補習を課すことがあります。
演習の評価基準
10点:特に優れた表現を伴う作品
9点:優れた表現を伴う作品
8点:学習水準を十分に満足するもの
7点:軽微な間違いや修正するべき点を含むもの
6点:重大な間違いや修正するべき点を含むもの
5点以下:未完成など
0点:未提出(遅刻提出は認めないので未提出として扱います)
8点が学習目標の達成の基準であり,9~10点は特別な創意工夫に対する評価です。