デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
MAT100NB(数学 / Mathematics 100)数理演習2Practice of Mathimatics 2
川久保 俊Shun KAWAKUBO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B1155 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 基盤科目 理工系 自然科学分野 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 建築 |
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Outline (in English)
Linear algebra is an essential fundamental subject in engineering as well as calculus. In this course, students acquire basic mathematical skills necessary to master specialized subjects through linear algebra. In this course, students do not develop a pure theory of mathematical concepts but learn how to calculate through practice from the viewpoint of application.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
線形代数は微積分と並んで工学において必須の基礎学問である。そこで本講義では、線形代数の学習を通して専門科目の修得に必要な数学的な基礎力を養う。本講義では数学的概念について純粋に理論を展開するのではなく、応用という観点にたって演習を通して計算方法等を会得する。
到達目標Goal
・線形代数学の基礎を習得する
・徹底的な演習を通して線形代数の演算方法を習得する
・線形代数の基礎知識の習得が建築物の構造解析や環境分析等に役立つことを理解する
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:
- 文化性:
- 倫理観:
- 建築の公理:○
- 芸術性:
- 教養力:◎
- 表現力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
線形代数の演習を通して、デザイン工学部の学生として必要な数学的な基礎力を身につける。「数学2」で学習した事項を復習しつつ、一層理解度を深めるために演習問題を課す。講義内容や課題に対する質問はHoppiiの掲示板等で回答する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
講義の設置目的、到達目標、諸注意
2:ベクトルの演習(1)
n次元ベクトル、幾何ベクトル、内積、正規化等に関する演習
3:ベクトルの演習(2)
ベクトルと空間座標における直線と平面等に関する演習
4:行列の演習(1)
行列の基本的演算(行列の和、差、積)等に関する演習
5:行列の演習(2)
転置行列、単位行列、対角行列、正則行列等に課する演習
6:基本変形と階数に関する演習(1)
行列の基本変形、連立方程式、逆行列等に関する演習
7:基本変形と階数に関する演習(2)
階数の算出。一次独立と一次従属の判定等に関する演習
8:行列式の演習(1)
順列と置換、行列式等に関する演習
9:行列式の演習(2)
余因子展開、クラメルの公式等に関する演習
10:ベクトル空間に関する演習(1)
ベクトル空間の基礎、基底と次元等に関する演習
11:ベクトル空間に関する演習(2)
線形写像(単射、全射、全単射等)に関する演習
12:ベクトル空間に関する演習(3)
線形写像(表現行列等)に関する演習
13:固有値と行列の対角化に関する演習(1)
固有値と固有ベクトル等に関する演習
14:固有値と行列の対角化に関する演習(2)
行列の対角化、正規直交基底等に関する演習
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本講義はAB期の数学2の理解を強化し、応用力を身につけることが目的であるため、講義参加にあたってAB期で学習した内容をその都度復習してくることが望ましい。また、講義では時間の関係上、限られた数の問題しか解くことができないため、授業外の時間に各自参考書の問題を自主的に解いて線形代数学の理解を深めること。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
1)『理工系ための線形代数』長坂建二、駒木悠二(裳華房)
2)『線形代数入門』中岡稔、服部晶夫(紀伊国屋書店)
成績評価の方法と基準Grading criteria
演習(100%)の結果より判断するため、未提出課題がないように注意すること。未提出課題の合計回数が5回に達した場合は成績評価を実施しない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
一限に設定されている授業時間をどうにかできないかという意見が例年よせられる。この点に関しては昨年より、コロナ禍による遠隔講義形式へ移行したことに伴っていつでも自由な時間に課題に取り組めるようにしている。