人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies

初級者を対象とし、より高度なレベルでの使いこなしをしていくための基本となる部分を重視して講義・演習を行う。
大学生として必要な情報リテラシ及び、多くの授業の中で必要となるレポート作成のためのWord/Excel、ゼミ発表等で必要となるPowerpointの基本スキル習得をめざす。

・情報セキュリティの基本を学び、安全なコンピュータ・ネットワークの利用ができる。
・各種情報の収集と調査にインターネットを活用できる。
・文書作成技法を学び、図表を活用したレポートの作成ができる。
・表計算、グラフ作成、集計技法を学び、基礎的な数値分析ができる。
・基礎的なプレゼンテーションデータ作成ができる。

ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連

日本語 / Japanese

講義と実習で授業を進める。
インターネット活用、文書作成、表計算、プレゼンソフトを主な内容とし、講義／実習後まとめのレポート作成を行っていく。
講義とあわせ、実習でスキルを身につけていく。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。

なし / No

なし / No

※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。

第1回：ガイダンスと情報セキュリティ基礎

1.ガイダンス
講義の概要／評価について／実習環境の解説／学内の環境について／スキルレベルの確認
2.情報セキュリティの基礎
情報セキュリティの基礎とパスワード

第2回：Windowsの基本操作とネットワークの活用1

1.Windowsの基本操作
ファイル操作、キーボード操作
2.インターネット
インターネットの歴史と仕組み

第3回：ネットワークの活用2

1.電子メール
Gmailの活用演習
2.オンラインストレージ
Googleドライブの活用演習

第4回：ネットワークの活用3

1.情報検索
インターネットを利用した基本的な情報の検索と活用演習
2.Googleの各種サービス活用
Googleトレンド、Googleフォーム等応用的なGoogleサービスの活用

第5回：文書作成演習-入力・編集とファイル操作

1.Word基礎演習
画面構成、入力・編集操作
2.基本的な文書作成と保存演習
ページ設定、保存、エクスポート

第6回：文書作成演習-図表の活用

1.書式設定演習
書式設定、印刷設定
2.図表の活用演習
各種図表などの取り込み、グラフィカルな文書の作成

第7回：文書作成演習-長文の編集・書式

1.ヘッダとフッタ、インデント、各種入力支援機能
2.長文作成支援機能演習
レイアウトと目次、表紙作成1.Powrpoint基礎演習
画面構成、入力・編集操作
2.資料作成の基礎
プレゼン資料のまとめ方

第8回：プレゼン資料作成の基本演習

1.Powrpoint基礎演習
画面構成、入力・編集操作
2.資料作成の基礎
プレゼン資料のまとめ方

第9回：プレゼン資料作成の応用演習

1.スライドの効果演習
スライド切り替え/アニメーション効果
2.Powerpoint活用演習
配付資料の作成

第10回：表計算演習-基本的な概念と書式

1.Excelの基礎演習
セルへのデータ入力と編集
2.書式と表作成演習
書式設定と表の作成および編集・印刷

第11回：表計算演習-数式と参照、基本的な関数

1.数式と参照演習
基本的な四則演算と参照
2.参照と基本関数演習
絶対参照と合計/平均等の基本的な関数

第12回：表計算演習-さまざまな関数

1.基本関数演習
アンケート処理等で使用頻度の高い関数
2.応用関数演習
条件に応じて処理を分岐させる論理関数

第13回：表計算演習-さまざまな関数と書式の応用

1.文字列操作演習
文字列操作関数、文字列の扱い
2.書式の応用
条件付き書式と入力規則

第14回：表計算演習-グラフの作成とデータベース

1.グラフ作成演習
一般的なグラフの作成
2.データベース機能基礎演習
Excelにおけるデータの扱い、データベースの概念

毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
ネットワークの活用やセキュリティに対する意識、入力操作等は日常的に活用していないと身につきにくい。実習の内容が確実に自分のものになるように練習を繰り返すこと。
講義／実習内容については復習を行うこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。

教科書は使用しない。講義時に参考資料をデータの形で配布する。

必要に応じて参考書とwebサイトを紹介する。

授業内で作成するインターネット活用(20%)、文書作成(30%)、プレゼン(20%)、表計算(30%)のレポート課題により成績評価を行う。
インターネット活用についてはメール、検索、セキュリティ、オンラインストレージの活用について十分かどうかを確認する。
文書作成については指定された様式でWordの機能を活用できているかどうか、レポートのテーマの選定と考察内容を確認する。
プレゼンについては基本的なスライドショーの作成ができるかどうかを確認する。
表計算については表作成、グラフ作成、関数について理解し、活用できているかどうかを確認する。

受講生のコンピュータ利用状況、知識レベルの把握のためのアンケート調査を初回に行う。

情報実習室を使用する。
日常的に使用できるパソコン・ネットワーク環境があることが望ましい。OSやアプリケーションのバージョン等は必ずしも実習室環境と同じである必要はない。
資料配付・課題提出は授業支援システムを通じて行う。

初回講義時にユーザID、パスワードが利用できるようにしておくこと。
この授業では情報実習室を使用するため、受講者数に制限を設けています。受講申し込みについては履修の手引きを参照ください。

本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。