連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society
POL600Q1-402(政治学 / Politics 600)論文指導ⅡThesis advice II
伊丹 謙太郎Kentaro ITAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9914 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 専門科目(協同組合プログラム) |
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Outline (in English)
This course aims to give guidance on writing a thesis. Each student learn how to set up his/her thesis, identify theoretical framework, collect data and write a thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
連帯社会インスティテュートの修士課程2年目の院生を対象に修士論文を各自の設定した研究テーマに即してどのように取りまとめていけばいいかを指導するものである。
到達目標Goal
修士課程1年目の成果を踏まえて,(1)それぞれが関心を持ち熱意を持って取り組める研究テーマを確定すること,(2)その研究テーマを追求できる適切な理論的枠組みや方法を確定し習熟すること,(3)論文の構成の仕方を理解し,それを実際に適用できること,(4)必要な資料を収集し先行研究をフォローした時の技法や留意点を理解し,それを実際に適用すること,を目標として取り組む。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連、特に「DP3」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・各院生の学習・研究の進捗状況に応じて進めていく。以下の授業計画はあくまで目安であるが,1年間に何を身に着ければいいかをあらかじめ知っておくために活用してほしい。
・この授業は、Zoomを使用し、オンライン授業形式で行う。ZoomのID・パスコード等については、初回授業までに学習支援システム(Hoppii)に掲載する。
・最終授業で、これまでの講義内容のまとめや復習だけでなく、課題に対する講評や解説も行う。
※COVID-19の情勢次第で、Zoomから通常授業に戻すことがあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:本格執筆に向けて
夏休みにおける進展を踏まえて,論文提出までのスケジュールを確認する。
第2回:主要先行研究の検討
テーマとの関連で先行研究をどのように整理するか報告してもらい,指導を行う。
第3回:主要資料の検討
論文にとって重要な意義を有する資料の内容を報告してもらい,指導を行う。
第4回:論文の目次
論文の理論的枠組みを踏まえて,目次を作成してもらい,研究テーマに関する認識を整理する。
第5回:第1稿の報告と検討
院生に第1稿を報告してもらい,検討する。
第6回:第1稿の報告と検討
院生に第1稿を報告してもらい,検討する。
第7回:第1稿の吟味
第1稿を題材に総括的に吟味する。
第8回:第1稿の改善(1)
文献資料の読み込みや調査データの解釈をさらに深める。
第9回:第1稿の改善(2)
文献資料の読み込みや調査データの解釈をさらに深める。
第10回:第1稿の改善(3)
全体の構成や基本的な理論的枠組みの一貫性に留意して指導を行う。
第11回:第1稿の改善(4)
全体の構成や基本的な理論的枠組みの一貫性に留意して指導を行う。
第12回:第2稿の改善(1)
論文の内容について指導を行う。
第13回:第2稿の改善(2)
論文の内容について指導を行う。
第14回:進捗状況の確認
最終回に当たり,提出までの作業の確認と事務的な諸注意。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「授業の到達目標」で記した4つの項目に沿って,具体的に行っておくべき作業を指示する。特に,締め切り間際に慌てるのではなく,10月に第1稿が完成しているように進めてもらいたい。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
各院生の関心や到達度に応じて,その都度指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
提出された論文につき、テーマ設定の適切さ、データ収集の十分さ、論理展開の正しさをそれぞれ40 %、30 %、30 %の比率で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
社会人学生ということもあり、なかなかまとまって研究をする機会を学生自身が作りにくい。時間管理の面でも十分な支援ができるよう心がける。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
Zoom受講に必要な機器・環境(PCおよびネット接続)
担当教員の専門分野等
<専攻>
協同組合論、公共哲学
<研究テーマ>
協同組合思想、協同組合運動史、デジタル経済と協同主義、
非営利組織連携論、賀川豊彦研究